「現代時評」カテゴリーアーカイブ

【609 Studio】email newsletter> 2020年9月8日 No.966 抜粋

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◇◇時代をみる《「恐怖のアベ政治(軍事大国化)」の検証と非戦の道へ》渡辺幸重
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読者の皆様へ

<渡辺幸重(わたなべゆきしげ):ジャーナリスト」としてやり残したことが多いようなニュアンスですが安保法制や解釈改憲、日米軍
事同盟強化、兵器爆買い、南西諸島自衛隊配備などいつ戦争になってもおかしくない状況は完成しつつあります。この機会に『ちきゅう座』に以下の記事を書かせてもらいました。
ご意見を下記までいただければ幸いです。
メールアドレス  info*609studio.com
*を@に変えてください。

初出 『ちきゅう座』

「恐怖のアベ政治(軍事大国化)」の検証と非戦の道への模索を ~ジャーナリズムの役割について考える~


◎『ちきゅう座』(http://chikyuza.net/)
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【609 Studio】email newsletter> 2020年9月1日 No.965(抜粋)

◇◇現代時評《安倍辞任》:山梨良平

突然を装って安倍首相が辞任した。麻生や甘利がこのところ妙な動きをしていた。例えば自民党の甘利明税制調査会長は8月16日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルス対応のため、連続勤務となっている安倍晋三首相の疲労蓄積を心配した。「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」と述べた。甘利氏は首相側近。12日に1時間近く2人で会談している。
また麻生太郎は「あなたも147日間休まず働いてみたことあります?」 と安倍首相をかばった。 続きを読む 【609 Studio】email newsletter> 2020年9月1日 No.965(抜粋)

現代時評plus《金の匂いに群がるというより食い物にする輩たち》山梨良平

既視感がこの数年いつも筆者の頭というか感情に付きまとっていた。モリカケに始まって、いや実はもっと以前からそうだったのだろうが、「悪徳御用商人と悪代官」と云うコンビが我が国の政界を徘徊しているという構図である。 続きを読む 現代時評plus《金の匂いに群がるというより食い物にする輩たち》山梨良平

現代時評plus《ネットデモというツール》片山通夫

 「検察庁法案 今国会断念 定年延長反発受け 秋以降の成立目指す」2020/5/19 東京新聞電子版)

こんな見出しが躍った。記事には

「政治を動かす声」は、改正案が実質審議入りした八日夜に三十代女性がツイッターに投稿した「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグ(検索目印)付きの書き込み。コロナ対策に集中すべき時に法案を通そうとする政府・与党に批判の声が多く集まり、会員制交流サイト(SNS)を使った「ネット・デモ」の様相となった。 続きを読む 現代時評plus《ネットデモというツール》片山通夫

現代時評《森羅万象を担当する男》山梨良平

もう一年以上前になるので、少し新聞のアーカイブを調べてみたら動画がYouTubeに残っていた
「あの、総理大臣でございますから、森羅万象すべて、担当しておりますので」
酒の上の戯言ではない。YouTubeに残っている動画は参議院予算委員会での発言だ。議事録にも残っているはずだが、これは調べていない。 続きを読む 現代時評《森羅万象を担当する男》山梨良平

現代時評《何をかいわんや?》片山通夫

凍ったロープ

いや もう7年になるという。彼はその間、選挙で勝ち続けてきた。その原因は勿論ある。国民は「政治に無関心」だったり「寛容の精神」で彼を許したりしてきた。選挙に行かない国民、突出する首相夫人の言動に驚くだけ、つまり国民は彼ら夫婦の言動をほとんど見過ごしてきた。国会で野党が糾弾しようにも、マスコミを懐柔してきた安倍首相には一切答えなかった。何しろ、日本特派員協会や日本記者クラブでの会見などは、7年の間一切出席したことがなかったといわれている。 続きを読む 現代時評《何をかいわんや?》片山通夫

現代時評《憲法と靖国参拝》山梨良平

いささか長いが重要な資料なので最初に転載しておくので、読んでいただきたい。

靖国神社本殿(資料、GFDL/CC-by-sa-2.0-fr)  https://bit.ly/2YBvthM

2006728日】

「昭和天皇の靖国神社参拝に関するメモ」発見、波紋広がる

昭和天皇(1983年、資料) 続きを読む 現代時評《憲法と靖国参拝》山梨良平

現代時評《嘘で固めたコロナ戦線》片山通夫

昔、そう、日本が無謀な戦争をやっていた頃、敵から攻撃を受けて逃げるさまを転進と称していた。
例えば「(前略)昨年八月以降引続き、上陸せる優勢なる敵軍を同島の一角に圧迫し激戦敢闘、克く敵戦力を撃砕しつつありしが、其の目的を達成せるに依り、二月上旬同島を撤し、他に転進せしめられたり。(後略) 」と1943年2月、ガダルカナル島の戦い(ケ号作戦)における「敗退」を大本営発表で「転進」と表現した。大本営発表(2月9日19時)である。 続きを読む 現代時評《嘘で固めたコロナ戦線》片山通夫

現代時評《政治と新型コロナウイルス》山梨良平

国際政治もややこしい。最近台湾とWHOのさや当てが激しい。筆者が思うに、もとをただせば中国が台湾の自分の国のひとつの省としか見ていないということから始まったように思える。「原則論」である。あれだけ広い面積を持ちながらである。圧倒的な経済力で国連加盟国を味方につけ、ついにはWHOからも締め出した。 続きを読む 現代時評《政治と新型コロナウイルス》山梨良平

現代時評《台湾の話》片山通夫

コロナウイルスのおかげでどこへも行かずに自宅で一日過ごしていると、色んなことを考える。天気のいい日などは時には車で人の少ないところへ出かけるが、雨が降っている日などは、今まで読めなかった本や資料の整理とかして過ごすことが多い。もちろん朝から晩までというわけではない。ぼーっとして過ごす場合も多い。(メタボになりそうって言ったら友人が何をいまさらッて!?) 続きを読む 現代時評《台湾の話》片山通夫

現代時評《子ども文化への視点なき一斉休校》Lapiz編集長 井上脩身

新型コロナウイルスの感染拡大にともなって安倍晋三首相は2月27日、全国の小中高校、特別支援学校に対し3月2日から春休みまでの休校を要請。子どもたちは春休みが終わるまでの1カ月余り、家に閉じこもる状態になっている。「感染収束のためにはやむを得ない」との声がある一方で、共働き夫婦から「仕事を休まねばならず、収入が減る」と悲鳴が上がる。こうした「感染収束」か「生活維持」かの議論のなかで欠けているのは子ども文化への視点である。「今はそれどころでない」と、国中が自粛ムードに包まれているが、子ども文化への支えをなくすと、子どもの心は荒廃する。 続きを読む 現代時評《子ども文化への視点なき一斉休校》Lapiz編集長 井上脩身

現代時評《消費税減税ショック》山梨良平

れいわ新撰組の主張に消費税5%へという主張がある。国民の目から見れば野党は共産党を除きこの主張に目をそらせていた。立憲民主党なども歯牙にもかけなかったように思える。ところがここにきて、コロナウイルス問題で、国民生活を保護するためという名目で、自民党からも、財務省を管轄する財務大臣の口からも消費税の減額が話題に上ってきた。 続きを読む 現代時評《消費税減税ショック》山梨良平

現代時評《こんな日本に誰がした?》山梨良平

コロナウイルスは世界中で蔓延している。ようやくWHOも容易ならざる事態だと認めた。我が国も必死に防疫に腐心しているように見える。見えるのだがあまり実効は上がっていない。むしろ外野がうるさいのかどうか知らないが、例えば希望者に検査すら十分にできないという。ネット雀は「患者の実数がばれるのがまずいから」とささやくかと思えば、「そんなことをすれば医療崩壊」だと騒ぐ。 続きを読む 現代時評《こんな日本に誰がした?》山梨良平