「取材手帖」カテゴリーアーカイブ

モノローグ《フェイクニュース》&路傍の風景

フェイクニュースという言葉がある。ネットの世界ではこのフェイクニュースがはびこっているので、注意する必要がある。特に安倍政権をはじめ政治家、与野党、マスコミなどの言動には十分注意する必要がある。

例えば安倍首相が4月13日に開かれた自民党役員会で、新型コロナウイルスへの対策について、「休業に対して補償を行っている国は世界に例がなく、わが国の支援は世界で最も手厚い」と語った件。

木津川の流橋

マスコミはそのまま垂れ流した。首相も官邸も自民党もそしてマスコミもそのままスルーしたと記憶している。これは真っ赤な嘘である。つまりフェイクなのだ。それを批判なしにそのまま垂れ流すマスコミもマスコミだが、イケシャーシャーと話す首相の見識を疑う。

モノローグ《金正恩で大騒ぎ》&路傍の風景

近所の神社で

昨日からCNNが蒔いた種だろうけど、北朝鮮の金正恩氏の動向が大きな話題になっている。「北朝鮮の金正恩氏、手術を受け重篤の情報」というニュースだ。

しかし今朝になってかなり沈静化してきている感がする。大きくは韓国の大統領府が否定したことによる。いずれにしても情報の少ない国だ・・・・。もっとも最近の安倍政権も大同小異なのかもしれない。466億ものお金を使って買ったマスクの出来に問題があるのにどこから買ったのかはっきりできないようだから。都合の悪いことは隠ぺいする体質はかの国並みだ。


 

モノローグ・路傍の風景《アベノマスク

朝日新聞社が売っていたマスクとアベノマスクの比較 画像はインターネットより

大変な金持ちなんだ。もちろん安倍首相。評判の悪いマスクを466億円もかけて全世帯に郵送するってえことだ。残念ながらまだ筆者のところには届いていないので、どんなものかはわからないが、評判は悪い。けど無料で郵送されてくるならいいんでないかい?
なに?!無料でもない?国の税金・・・466億円。おまけにどこで作ったのかもわかんない?
利権のにおいぷんぷんだな。

言っちゃ悪いがその程度のことしか思いつかない首相なんて「そのマスクとともにどっかに消えろ!466億円は弁償して。」

「アベノマスク」より「福井のマスク」に称賛の声 全世帯に100枚買える全国初の取り組み

モノローグ《昭恵夫人》&路傍の風景

奈良・柳生の里 家老小山田主鈴の旧屋敷。

安倍昭恵夫人が大分へ出かけたと大騒ぎだ。週刊文春が記事にしていて判明した。節操がないと非難ごうごう。しかし考え方によっては、安倍を引きずり下ろす彼女なりの努力かも。安倍信仰に固まっている連中は離婚しろとかまびすしい。

モノローグ・路傍の風景《厚顔無恥》

京都宇治茶の和束で

日本の政治家という生き物になるには、こうも厚顔無恥でなければなれないのかなと情けなくなる。あの世界は全く我々の住んでいる世界と違う世界だ。国の財産を思うままに使い、ついこの前言ってたことを撤回するでもなくすり替えてあたかも前から言ってたように話し、挙句の果てには・・・・。

こんなこと,これ以上書きたくないねえ。

モノローグ《驚きの台湾》&路傍の風景

 台湾の新型コロナウイルスに対する戦いはすごいの一言だ。かなり強引かなと思うこともあったが、ここ何日かの現状を見ると驚くばかりだ。プロ野球も再開するようだし、世界中で不足しているマスクを自動販売機で売るらしい。また観光も制限付きだが再開したようだ。おまけに大国中国の妨害にもめげずにWHOと互角以上に戦っている。世界を味方につけて。

モノローグ《オタオタ》&路傍の風景

 昨日17日だったか、全国に緊急事態宣言を出しなおしたというニュース。この政府、何かやることがすべてずれている。簡単に言うと海外からの入国を制限しているくせに国内では・・・。当然移動は制限されてしかるべき。感染予防の観点からは…。
こんな時代、世界の国々のリーダーとの実力の差を見せつけられるのは、一市民としてかなり辛いものがある。ニュージーランド、ドイツ、台湾それに先ごろ総選挙で圧勝した韓国。彼らに比して、森羅万象を引き受けたはずのわが首相の体たらく…。

写真は恭仁京国分寺跡

モノローグ《無題》&路傍の風景

 筆者も御多分に漏れず、例のウイルス禍で自宅軟禁を余儀なくされている。メタボとアル中になりそうな毎日を過ごしている。口の悪い友人などは、メタボもどきが何を言うと一笑に付すが、かく言う友人も全く同じ憂き目にあっているはずだ。決して奴はそうは言わないが…。
そしてメタボが怖いので、少し散歩をすることにした。家人は早速万歩計なるものを手に入れてきた。もう引くに引けない状況に自らを追い込んでゆく。そして時折だが写真をアップしてゆくつもりだ。

いったいいつまでこの騒ぎは続くのやら…。

取材手帖《童仙房余話》片山通夫

《童仙房の古老が童仙房に伝わる話を語る・その2》

オコナイという行事がある。滋賀県の湖北地方や滋賀県一帯、京都・南山城村や笠置町、木津などにもその行事は残っている。そして童仙房の隣の集落にもそれは残っているようだ。一般にオコナイとは五穀豊穣を願って主に西日本の各地で年頭に行われる伝統行事である。 近畿地方を中心に中部地方から中国地方にかけて伝承されており、特に滋賀県の湖北地方と甲賀市で盛んである。要するに農業を営む集落の民が神様や仏様に五穀豊穣を祈る行事で、年頭に行われることが多い。 続きを読む 取材手帖《童仙房余話》片山通夫

取材手帳《童仙房余話》片山通夫

《童仙房の古老が童仙房に伝わる話を語る》

どこの国にも伝説がある。もちろん童仙房にも昔から伝わっている話がいくつかあるようだ。参考:童仙房開拓始末記など

明治の開拓時期まではあまりにも山奥で誰も手を出さない、つまりどこにも所属しない丁度地図でいうと白地図の状態だったという。面白いことに誰もが手を出さないということは、租税がかからなかったということに気が付いたが、周りの3つの藩が互いにせめぎあってけん制してその境界を守って平和が保たれたということだった。 続きを読む 取材手帳《童仙房余話》片山通夫

取材手帖《童仙房余話》片山通夫

《童仙房という地名》

まずその地名に関して古文書・大河原の里由来記に記録があるので紹介したい。

道千坊鷲巣山法道寺愛染明王、人王30代敏達天皇の14年商都元興寺落慶の時、山城の国井手に住む者参会して恵智上人(原書には荘人)より仏法伝授を受け大伽藍建立を志して其地を尋ねて諸所を巡遊す。大河原の里に来りて、一夜弓矢御殿に泊る。不思議にや戌亥の方に金光を認め翌日西北の高台に登りたるに俄に天より紫雲棚引き16才許りの童子現れて、
「汝徳行なり我に釈天より天降りたるものなり。其地に伽藍を創立し給え。」と言い直ちに消えたり。即ち此の地に大伽藍を営む堂千房を設けたる故、土千房と呼びたり。桓武天皇の御宇延暦10年より20年まで藤原是公郷岩岸照門刑部太郎等度々往けり。此地土房に天地門とて大門あり。其門付近に早瀬女という女あり。其早瀬を刑部太郎が契約して一男を挙げたりする。其の一男を太郎照元と言う。女あり。其早瀬を土千房検微遺使となしたり。人皇52代嵯峨天皇弘仁元年早良太子の霊鬼是公郷連枝太郎照元の住めるを憎み村内へ崇りありける故一村の氏神として六所現いつきまつりたり。第一早良子、第二伴与親王、第三藤原夫人、第四刈田丸、第五橘花逸、第六火雷神、其御尊、六神あがめ奉りたり。承和10亥年極月7日村民集合して岩岸照門刑部太郎の子孫の住めるを悪み極月7日の朝土千房へ火を放ち大伽藍坊舎とも全く焼み払いたり、金堂納有の千体仏のみ大河原茶場へ持戻りたり。(元禄2年3月3日写す、中村博霞とあり)

現今童仙房を古書によると「堂千房」と記し又「堂千坊」と書き「土千坊」「童千坊」「傍千坊」「道千坊」「道宣坊」等様々なるが、区域内の地名及び付近にある稚滝、三太夫池等々より想いて、以上の古文の内容を思い合すれば自ら肯首されるものがある。尚千体仏は隣区野殿(往寺茶場と称 えしか)福常寺本尊として現存する。(参考資料・南山城村村し続く)

取材手帖《童仙房余話》片山通夫

《初めに》

童仙房・・・。聞きなれない言葉だと思う。「どうせんぼう」と読む。筆者も古い友人から最近になって聞いた。なんでもだいぶ以前にその友人が入院した折に同室だかで知り合ったかなりユニークな人物がその童仙房なる地域の出身だということだった。 続きを読む 取材手帖《童仙房余話》片山通夫