恐山では恐山大祭と恐山秋詣りの折に「イタコ」と呼ばれる人たちが集う。そしてそのイタコに「口寄せ」を頼む人たちもまた大勢集う。周りの風景から感じるのはさながら地獄絵図。いや死者の声を聴こうとする人々の煩悩渦巻く光景といえるかもしれない。写真はその恐山地獄。
恐山では恐山大祭と恐山秋詣りの折に「イタコ」と呼ばれる人たちが集う。そしてそのイタコに「口寄せ」を頼む人たちもまた大勢集う。周りの風景から感じるのはさながら地獄絵図。いや死者の声を聴こうとする人々の煩悩渦巻く光景といえるかもしれない。写真はその恐山地獄。
ようやく涼しくなった街を撮る気になった。筆者は暑さ、寒さに極端に弱い。
夏の終わりのある日。ふらっと電車に乗った。鞍馬へ行く叡電(えいでん)。貴船口という駅が途中にあった。清流が流れていて京都の奥座敷とでもいうべき小料理屋が軒を連ねている。夏なら素麺流し。電車はとことこともみじのトンネルを抜けて天狗と牛若丸で有名な鞍馬まで。 叡電
90年代初めの頃、筆者はチェルノブイリ原発を訪れたことがある。その時撮ったキーフの風景を紹介したい。テレビなど報道で見る限り灰燼となり果てた街に心が痛む。
倉敷は好きな街だと感じる人は多い。私もその一人。
1960年代・東京
北海道・平取町に源義経がいたという伝説がある。日高の西部、沙流川の中流に位置し、四季折々の美しい風景に恵まれた自然豊かな町。貴重なアイヌ文化を伝える二風谷アイヌ文化博物館などの施設も多くある。
その平取に衣川で敗れた義経が実は難を逃れて北海道から樺太に渡り、最後はモンゴルでジンギスカンになった・・・・・と言われている。そして平取には義経神社が存在する。地図は参考 続きを読む ONCE UPON A TIME 《日本の風景》File No.017
日本を正面から撮った記憶はあまりない。コロナ禍の中、フィルムを整理していて出てきた写真を何点かづつ紹介したい。
筆者は時折真面目な旅をする。一度はインドの山奥に某氏に案内してもらったことがあった。四輪駆動車で道なき道、橋無き川を渡り二日がかりで小さな村に着いた。 その村の女性は「胸を隠さない」ことで有名だとか‥‥。写真を撮ってきた。その村の入口に怪しげなモノが立っていたので同じく紹介したい。悪霊が村に入るのを防ぐ守り神だとか…。 そう、まるで鳥居のような。
22日に続く。 続きを読む 秋の夜長に聞く話《鳥居(とりい)003》片山通夫