連載コラム・日本の島できごと事典 その131《俊寛僧都》渡辺幸重

硫黄島にある俊寛僧都像

平清盛一族が政権を担っていた平安時代末期の1177(治承元)年に平氏打倒を謀議したとして首謀者が処罰されました。これを「鹿ヶ谷(ししがだに)事件」または「鹿ヶ谷の陰謀」と言います。首謀者の俊寛、藤原成経(なりつね)、平康頼は「薩摩国鬼界ヶ島」に流されました。 続きを読む 連載コラム・日本の島できごと事典 その131《俊寛僧都》渡辺幸重