「取材手帖」カテゴリーアーカイブ

モノローグ《真冬の渡岸寺観音堂(向源寺)》片山通夫

どうがんじかんのんどう(こうげんじ)と読む。断じて「とがんじ」ではない。滋賀県湖北の高月町にある。この寺の十一面観音は、日本全国に七体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる。確かに美しい。案内してもらった方に「色っぽい」と感想を述べたら苦笑された。妖艶なのだ。筆者の心の歪みだと思うが・・・。観音像の写真はインターネットから借用。

現代時評plus《特攻隊員と自爆隊員》片山通夫(写真も)

いささか古い記事だが1月4日、共同通信がイスラマバードからのニュースとして次のように伝えた。
《「タリバン、自爆攻撃部隊編成へ 国軍内に、過激派対策」か
この記事を読んで私は「先の戦争(いやな表現だ)」での特攻隊員を描いた映画「ホタル」を思い出した。この映画は当時日本の植民地だった朝鮮半島の若者が特攻隊員として帰ってこなかったところから物語は始まる。ここで映画のストーリーを書くことは出来ないが、朝鮮の若者が「決して望んで」特攻隊に志願したわけではないことを強く感じた。

参考:ホタル⇒ウイキペディア  続きを読む 現代時評plus《特攻隊員と自爆隊員》片山通夫(写真も)

2022年片山通夫カレンダー 「道の風景」

今年も残すところ今月一月になりました。今年もコロナで明け暮れました。来年は収束することを願っております。恒例の来年のカレンダーを明日から紹介します。また来春には「Once Upon a Time 」というタイトルで1960年代から撮りためて厳選した150~200点の写真集を発行いたします。時期や価格は現在のところ未定ですが、ぜひお求めいただければ幸いです。

よいお年をお迎えください。

ONCE UPON A TIME 《日本の風景》File No.017

アイヌが手に入れた蝦夷錦の入手ルート

北海道・平取町に源義経がいたという伝説がある。日高の西部、沙流川の中流に位置し、四季折々の美しい風景に恵まれた自然豊かな町。貴重なアイヌ文化を伝える二風谷アイヌ文化博物館などの施設も多くある。
その平取に衣川で敗れた義経が実は難を逃れて北海道から樺太に渡り、最後はモンゴルでジンギスカンになった・・・・・と言われている。そして平取には義経神社が存在する。地図は参考 続きを読む ONCE UPON A TIME 《日本の風景》File No.017