「樺太夢幻」005

白浦という集落があった。
樺太の最も狭い(南北に短い)部分にこの集落はあった。
そして白浦はオホーツク海に面していた。ここから西へ行くと久春内という日本海側に面した街に出るバスが通っていた。そんな白浦には今も翩翻と白浦神社の鳥居が山の中腹に残っている。