【609 Studio】email newsletter 2024年10月29日 #1179 

【609 Studio】email newsletter 2024年10月29日 #1179
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世界の話題、LAPIZ編集長のコラムなど多彩な話題満載!
なおLapizOnlineは609studioと統合いたしました。
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
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◆ 現代時評《国民の選択》片山通夫
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27日、2週間の選挙運動を終えた衆議院選挙の投開票が行われた。国民の選択は
自民公明両党に厳しい制裁を与えた。両党を足しても過半数に届かないという。
結果として自公両党にNOを突きつけたわけである。諸々の結果に対する論評は各紙や各局などが書いている、もしくは今後石破政権の向かおうとする方向を見ると、政権にとっては「いばらの道」だ。それは過半数を割ったというだけのことではない。

「禊(みそぎ)」と言う言葉がある。本来は「神道において、罪や穢れを水で洗
い清める宗教儀礼や行為」を指す。もともとは日本神話に出てくる「イザナミが
黄泉の国(よみのくに)へ行ってしまったので、夫であるイザナギが黄泉の国へ
会いに出かけたが時すでに遅くイザナミは見るも無残な姿になってしまっていた。
それを見たイザナギは黄泉の国から逃げ帰り、汚れた体を清めるための禊を行っ
た」という神話に出ている言葉である。

その禊を今回のように裏金問題で党を出ざるを得なかった候補者が選挙に勝利、
つまり当選したからと言って「禊は済んだ」とばかりに、大手を振って返り咲く
のは、少しどころか、おおいに違うと感じる。今回の場合、そもそも、共産党機
関紙「しんぶん赤旗」のスクープから始まった。そのうえ選挙期間中に自民党の
公認から漏れた候補者が所属していた党支部に2000万円もの資金を提供していた
ことが明るみに出た。国民にとっては「懲りない連中だな」としか思えない。裏
金が発覚してからの党の処分は甘かった。そのうえでの2000万円だ。

党の候補者は「有難迷惑」などと述べているが、その使途などに関しては明確で
はない。つまりこの問題が発覚した岸田政権時代から一貫して「甘い処分」に徹
してきた。それゆえ選挙に勝ったと言っても決して「禊」にはなりそうにない。

それが国民の今回の選挙の選択だと思う。
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◇現代時評plus《報道関係者への攻撃》片山通夫
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《イスラエル軍、報道関係者狙い空爆か レバノン情報相「戦争犯罪」》
AFPが10月25日に伝えた。
この空爆で3人の記者が亡くなったという。レバノンのジヤード・マカーリー(Z
iad Makary)情報相が言うように「意図的」だとすれば許しがたい。病院や学校
などを標的にするのと同様の戦争藩税だと思う。報道関係者を意図的に殺戮する
のは、明白な言論封殺であり、この場合封殺どころか「虐殺」だと言える。

思えば、旧約聖書の時代からナチスドイツに至るまで、抑圧、虐殺されるまでの
ユダヤ人の身の上に起こった出来事に「同情し支援してきた」大方の人々(無論
筆者も含む)の期待を裏切った暴挙だと言える。

我々はシオニズム(Zionism ) の結果、古代ローマ軍からパレスチナの地を追わ
れて以来、世界各地に離散・放浪していたユダヤ民族が、母国・パレスチナの地
への帰還をめざして起こした民族国家建設のための運動を見て1948年にようやく
米英などの国の支援の下パレスチナの地にイスラエル国家(ユダヤ人国家)を建
設したことを国家とhして認定した。

しかしいま、容赦ないイスラエルによるパレスチナ人殺戮や今回のジャーナリス
トたち18人が夜間に休憩するタイミングを狙って攻撃したことは許しがたい。イ
スラエルに都合の悪い報道がなされていた可能性がある。

ジャーナリストは黙ってはいないだろう。
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【出版案内】

新版 日本の島事典 単行本 2022/12/2
長嶋俊介 (著), 渡辺幸重 (著)

27年ぶりの改訂新版。収録島数、国内最多!日本の全容を総合知で集約した歴史
的大著?国土地理院地図情報をベースに有人島、人工島、無人島など約15,000島に加え、岩礁なども丹念に調べ上げ、島の現在を特定。
国境水域における国際関係が複雑化するなか、島国である日本の成り立ちと現状
を知ることのできる比類なき事典。 https://x.gd/i2TJY

出版社 三交社 (2022/12/2)
単行本 1600ページ
ISBN-10 4815540551
ISBN-13 978-4815540555
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◇◇世界のニュース◇◇ 順不同
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【東アジア】

*ロ下院、北朝鮮「戦略条約」批准 ウクライナ侵攻で軍事協力強化
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102400918&g=int

*中国軍が台湾封鎖なら軍は「応急作戦」段階に=国防部長
(台北中央社)
中国人民解放軍が14日に台湾を取り囲む形で実施した軍事演習「連合利剣2024B」に関し、顧立雄(こりつゆう)国防部長(国防相)は23日の立法院(国会)外交・国防委員会で、中国共産党が台湾に対して国際法上の封鎖行為を実施した場合、国軍は「応急作戦段階」に入ると述べた。
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202410230004

*中国軍事演習/台湾周辺に中国の軍用機153機 1日当たりで過去最多 軍事演習
影響
https://japan.focustaiwan.tw/cross-strait/202410150001

*ロシア、北朝鮮との新同盟条約を批准…「合法的に見せかけた悪行」の道開か
れた
https://japanese.joins.com/JArticle/325384

*1人当たりGDP「韓国3万6132ドル・日本3万2859ドル」…今年も韓国が日本を上
回る IMF報告書
https://x.gd/6hXuN

*台湾の先住民集落で5年に1度の祭り 伝承に課題も関係者ら努力
https://japan.focustaiwan.tw/culture/202410240004

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◇◇地方紙から(順不同)◇◇

毎週地方紙の記事を何本か紹介するコーナーです。

*琉球新報
「オリンピックに出るので会社休みます」 嶺井家300人が大集合!96歳からベ
ビーまで 奥武島で五輪開催 【どローカルリポート】沖縄
: パリから遠く約1万キロ離れた南城市玉城の奥武島で13日、五輪の熱気をほ
うふつさせるスポーツ大会が開かれた。4年に一度、五輪の年に開催される「嶺
井藤八・ウシ記念オリンピック」。出場選手たちは故藤八さん、ウシさんの子孫たち嶺井一族総勢310人。最高齢は2人の三女のシゲさん96歳、最年
少は6世代目で「やしゃごの子(来孫)」にあたる0歳児だ。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-3575722.html

*琉球新報
客は数人、でもヤンバルクイナはいっぱい やんばる国立公園内にある愛
される売店
https://www.youtube.com/watch?v=GBEjsZTTl6I

*中日新聞
「同じ名前だから家族の絆が強くなるとか、違うから弱くなるとかはない」と
進まぬ選択的夫婦別姓の国会議論に夫妻の決断は…
https://www.chunichi.co.jp/article/976596?ref=top_mainnews_pc_list

*紀伊民放
昔ながらの風景再現 和歌山県田辺市で5年ぶり「わら塚」登場
https://www.agara.co.jp/article/425091

*佐賀新聞
わが家のエコ自慢コンテスト 最優秀賞に3人 環境配慮の取り組み「見える化」
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1344017

*高知新聞plus
外国人の防災意識向上へ 地元住民と避難訓練 土佐市宇佐町
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/797594

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【出版案内】

「光太 虹の国に行く」  いのしゅうじ(本名・井上脩身) 著
中学1年生の光太が同級生のケイ子とともに、1万匹のタマムシが引く飛行機
に乗って虹の国に行き、虹の国の子どもたちと冒険をする物語。
詳しくは https://x.gd/x39ud

文芸社 刊 ISBN:978-4-286-24684-0
定価:1,320円 (本体 1,200円)
判型:四六上
ページ数:164
発刊日:2023/11/15
ジャンル:童話
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【出版案内】

片山通夫写真集 ”ONCE UPON a TIME”

アマゾンでも電子雑誌として販売中!  https://onl.bz/EVvmBhx

60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集。1960年
代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ベイルート
の重信房子、ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟とな
ったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして
時代を映す日本の折々の風景をモノクロームで描いた作品集。オンデマンド印刷。

全286頁。モノクローム写真239点を収録。
発行 publishing house Lapiz
本体価格 5000円(税込)+送料(430円)

お問合せ・ご注文はメールで。
michiokatayama*gmail.com  *→@に変えてください。

お名前、電話番号、郵送先など連絡先をお忘れなく。
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◇編集長から:片山通夫
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他国の地上部隊が戦闘地域に入るということは、この戦争の別の局面を迎えたと
いうことだ。一方中国も台湾を攻撃するチャンスを狙っている可能性がある。北
朝鮮はロシアの支援のもと、対米政策で韓国や日本を攻撃する姿勢を崩してはい
ない。
そろそろ我が国も「戦争の準備」をするのでなく、「戦争の回避」をするための
外交力をつけることが必要ではないか。如何にアメリカの支援をもってしても中
国・ロシアそれに北朝鮮と言う「核戦力」を相手には戦えまい。食料自給率の低
すぎる我が国の国土が戦場になると考えると・・・。
戦争を回避する努力を各国に積極的に働きかける努力をして、第三次世界大戦は
「日本が未然に防いだ」と歴史に残したいものだ。

来週は11月、霜月である。冬の訪れを感じる頃である。
直接的には霜がおりてくる頃のことを指すらしい。

霜月の 朔(ついたち)何か ありさうで  佐藤鬼房

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【609 Studio】email newsletter

発行日  2024年10月29日 #1179
FB  https://www.facebook.com/michio.katayama.5
配信 まぐまぐ配信システム ID:00000522369
contac mk*609studio,com *→@
website http://www.609studio.com/
投稿   http://www3.ezbbs.net/06/609studio/
購読 解除 https://www.mag2.com/m/0000052236

◇禁・無断転載◇
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【609 Studio】email newsletter 2024年10月22日 #1178 

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◆ 現代時評《八王子市民は良識を!》片山通夫
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「高市氏、裏金候補を精力的に支援」とは2024年10月19日07時27分配信の
時事通信だ。あの高市氏が八王子で、壺と裏金でだんまりを決め込んだ萩
生田光一候補(東京24区)。自民党の公認を得られずに無所属で立候補
している。「こんなすばらしい政治家を押し上げなくてどうするのか」と
べた褒めだと時事通信は伝えた。

筆者などその様を伝える記事を読んで憐れとしか感じない。聞けばこの選
挙区には立憲の公認候補である有田芳生氏を立てた。立憲にしても根性が
入っていると筆者は感じている。そして高市氏が応援している萩生田候補
は、果たして高市氏の応援を良しとしているのだろうか?彼女のような高
慢で右翼的な考えの人が街頭で応援してくれるのはありがたいと思ってい
るのだろうか?

裏金事件で説明責任を果たさず、旧統一教会シンパである「すばらしい政
治家」と持ち上げる高市氏の親権がわからん。八王子市民を舐めた話だと
思える。これでもし萩生田氏が当選したら、八王子市民の良識を疑う。

しかし高市氏の応援効果なのか、街頭演説の聴衆は多いという報道。一体
この国はどうなっているんだろうか。社会主義の国のように「コネと賄
賂」がしみついた国民なのだろうか。
八王子市民は良識を!
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【出版案内】

新版 日本の島事典 単行本 2022/12/2
長嶋俊介 (著), 渡辺幸重 (著)

27年ぶりの改訂新版。収録島数、国内最多!日本の全容を総合知で集約した歴史
的大著?国土地理院地図情報をベースに有人島、人工島、無人島など約15,000島
に加え、岩礁なども丹念に調べ上げ、島の現在を特定。
国境水域における国際関係が複雑化するなか、島国である日本の成り立ちと現状
を知ることのできる比類なき事典。 https://x.gd/i2TJY

出版社 三交社 (2022/12/2)
単行本 1600ページ
ISBN-10 4815540551
ISBN-13 978-4815540555
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◇◇世界のニュース◇◇ 順不同
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【北朝鮮】

*北朝鮮兵1万人 ロシア極東に派遣され訓練中=ウクライナ紙
:【ベルリン聯合ニュース】ウクライナの英字紙キーウ・ポストは16日
(現地時間)、北朝鮮軍の兵士1万人がウクライナ侵攻を続けるロシアに
派遣され、極東地域で訓練中だと報じた。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241017000700882

*[深層NEWS]北朝鮮のウクライナ派兵「1人450万円で売り、外
貨獲得も」…廣瀬陽子・慶大教授
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101801019&g=pol

*金正恩氏 ソウルの地図広げ「主権侵害なら物理力使用」と威嚇
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241018000200882?section=nk/index

*北朝鮮が金日成氏由来の元号の使用中止 正恩氏偶像化を強化か
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241017002000882?section=nk/index

*韓国軍映像の無断使用 金与正氏が居直り「何の問題があるのか」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241018000800882?section=nk/index

*【解説】 ドローン、脅し、爆発……朝鮮半島で緊張が高まっているわけ  https://www.bbc.com/japanese/articles/cn8je71x9e5o

【地震ニュース】

南カリフォルニアで相次ぐ揺れ、大地震は来るのか(1/2) – CNN.co.jp
米カリフォルニア州南部で中規模の地震が相次ぎ、専門家が大地震への備
えを呼びかけている。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35225042.html

トルコ東部で地震、建物に被害 シリアでも揺れ
トルコ東部マラティヤ県で16日、マグニチュード(M)5.9の地震が
発生し、一部の建物が被害を受けたと、同国の災害緊急事態対策庁(AF
AD)が発表した。
https://x.gd/loYHw

シリア
続く内戦、2023年の大地震の影響、長引く避難生活──シリア北西部に暮
らす人々の医療・人道状況は厳しさを増しています。一方で、時間と共に
人道援助に向け …
https://x.gd/9QA5Q

【地震と豪雨】
能登半島ダブルパンチの深刻さ 現地調査した専門家が検証「今後警戒すべき点」
:地震で大きな被害があった奥能登地域が、豪雨という再びの災害に見舞
われた。 気象庁によると能登地方では9月21日、22日10時までの48時間雨
量が輪島市で498.5mm …

【日本語で読む中東メディア】
アラブ紙記事
◆レバノン:ヒズボラとイスラエルの地上衝突激化 al-Quds al-Arabi紙
2024-10-15 翻訳者:深澤佳那子
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58875

◆パレスチナ:アマゾンの女性マネージャー、歴史的地図が書かれたネッ
クレスを身に着け炎上 al-Quds al-Arabi紙 2024-10-15 翻訳者:森川明
穂 http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58879

◆ヨルダン:ヨルダンの人々はイランのイスラエル攻撃に喜びを示す
al-Quds al-Arabi紙 2024-10-01 翻訳者:瀬川遥加
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58802

◆ガザ:ハマースのヤフヤー・スィンワール指導者が死亡か
al-Quds al-Arabi紙 2024-10-17 翻訳者:大森耀太
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58890

◆イスラエル:レバノン南部への地上攻撃開始(1) al-Quds al-Arabi紙 2024-09-30 翻訳者:森川明穂
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58782

◆イスラエル:レバノン南部への地上攻撃開始(2) al-Quds al-Arabi紙 2024-09-30 翻訳者:森川明穂
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58783

◆イスラエル:レバノン南部への地上攻撃開始(3) al-Quds al-Arabi紙 2024-09-30 翻訳者:森川明穂
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58784

◆イスラエル:レバノン南部への地上攻撃開始(4) al-Quds al-Arabi紙 2024-09-30 翻訳者:森川明穂
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58785

◆イスラエル:レバノン南部への地上攻撃開始(5) al-Quds al-Arabi紙 2024-09-30 翻訳者:森川明穂
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58891
◆イスラエル:レバノン南部への地上攻撃開始(6) al-Quds al-Arabi紙 2024-09-30 翻訳者:森川明穂
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58892

◆サウジアラビア:サウジアラビアで初のトルコドラマのリメイク版が無料配信 Al-Nahar紙 2024-10-11 翻訳者:清久功介
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=58856
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◇◇地方紙から(順不同)◇◇

毎週地方紙の記事・話題を何本か紹介するコーナーです。

*新潟日報
雪国新潟で気象観測100年超、森林総合研究所十日町試験地が林業遺産
に!「記録原簿」「地下道」県内初認定
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/491081

*河北新報
「地元同意」は誰の同意なのか<女川再稼働を問う(上)東北大大学院文学
研究科准教授・青木聡子氏>
https://kahoku.news/articles/20241018khn000028.html

*四国新聞
完全データでおくる「香川のうどん屋検索サイト」!
https://www.shikoku-np.co.jp/udon/

*宮崎日日新聞
延岡「天下一薪能」選出 県文化賞・文化功労部門
https://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_80785.html

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【出版案内】

「光太 虹の国に行く」  いのしゅうじ(本名・井上脩身) 著
中学1年生の光太が同級生のケイ子とともに、1万匹のタマムシが引く飛行機に乗って虹の国に行き、虹の国の子どもたちと冒険をする物語。
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文芸社 刊 ISBN:978-4-286-24684-0
定価:1,320円 (本体 1,200円)
判型:四六上
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発刊日:2023/11/15
ジャンル:童話
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片山通夫写真集 ”ONCE UPON a TIME”
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60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集。1960年代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ベイルートの重信房子、ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟となったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして時代を映す日本の折々の風景をモノクロームで描いた作品集。オンデマンド印刷。

全286頁。モノクローム写真239点を収録。
発行 publishing house Lapiz
本体価格 5000円(税込)+送料(430円)

お問合せ・ご注文はメールで。

お名前、電話番号、郵送先など連絡先をお忘れなく。

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◇編集長から:片山通夫
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ガザでは毎日子供の犠牲者が40人、ウクライナ戦へ北朝鮮がロシア派兵、一説では1万人。中国が台湾封鎖状況の軍事演習、南アジア波高し。

中東が全面戦争に近づいた1週間 イスラエルとヒズボラの紛争(BBC)
一方北朝鮮がロシアに加担してウクライナで参戦。大元のモスクワとピョンヤンを叩くため朝鮮戦争(1950年6月勃発)の再来が世界大戦のきっかけになるかと危惧する。

ようやく秋が本格的になってきたと思ったら、北海道では初雪の予想。
エル・ニーニャが活躍するとか。
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【609 Studio】今週のメールマガジン・2024年10月15日 #1177 

【609 Studio】email newsletter 2024年10月15日 #1177
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また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
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◆ 現代時評《ノーベル平和賞とアジア版NATO》井上脩身
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日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に今年のノーベル平和賞が授与されることになった。ノーベル賞委員会が11日、発表したもので、国内外から称賛と歓喜の声がわきあがった。東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議出席のためラオスに滞在中の石破茂首相は記者会見で「意義深い」と述べた。留守役の林芳正官房長官が「(被団協に)敬意を表する」と、喜びを浮かべて語っていただけに、石破首相の素っ気ない言葉が気になった。石破首相は、本心では困ったことだ、とおもっていたのではないか。私はそんな疑念を抱いた。

石破首相には、私には小さな思い出がある。20年余り前、鳥取の書家の祝賀会に招かれて指定された席についたところ、隣席は防衛長長官として初入閣した石破氏だった。石破氏は所用でまだ会場には到着しておらず、石破夫人が座っていた。新聞社に勤めていた私の初任地は鳥取。知事は石破氏の父、二朗氏だった。知事が田中角栄首相にくどかれて参院選に立候補するかどうかが県民の最大の関心事だった、という意味の昔話を夫人にしていたとき、石破氏が到着した。
席について石破氏に名刺を差し出すと、石破氏は私の顔をじろっとにらんだ。大きなギョロ目の奥から刺し込むような視線を感じ、私はいすくまった。鳥取大付属小学校の児童だった石破氏を遠くから見た覚えがある。そんな話でもしようか、と思っていたが、石破氏は私にひと言も声をかけず、会話の糸口はなかった。というより、次々に挨拶にやってくる支持者の応対に追われる石破氏の眼中に私はなかった。
私は祝宴の席で、政治家と隣り合ったことは何度かある。ほとんどの政治家は初対面の私に愛想をよくした。それが普通の日本人の社交というものであろう。私は石破氏に、「つきあいにくいなあ」という印象をもった。と同時に、支持者には顔をくしゃくしゃにして笑顔をふりまく愛嬌ある態度とのギャップに驚いた。そして、この人はあいまいなことを嫌うタイプなのだと思ったのだった。

私は石破氏の政治姿勢に、あいまい嫌いがあるように思う。とりわけ防衛政策にそれが顕著に表れている。
わが国の憲法は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」(第9条2項)と定めている。このため、「自衛隊は国内法では軍隊でない」というのが政府の立場だ。日本の軍事力が世界第7位とされているにもかかわらずだ。憲法改正を政治生命としていた安倍晋三氏も「憲法に自衛隊の存在を明記する」と表明したが、石破首相は、自衛隊の実質が軍隊であるのに軍隊でないとされるあいまいさが我慢ならないようだ。かつて「防衛省」を「国防省」に変えるべきだと主張していたことがあり、「憲法9条2項を削除して、軍隊保持を認めるべきだ」との憲法改正論をぶちあげる。
では、軍隊はどのような形で日本を防衛するのか。安倍氏は日米同盟を基軸として集団的自衛権の行使容認を閣議決定したが、石破首相はさらに進めて「アジア版NATO」をうたいあげた。アジア諸国間で条約機構を設け、集団安全保障体制を築きあげようというのであろう。
アジア版NATO構想は中国を念頭に置いた発想であることはまぎれもない。アジアの小さな国々も、束になってにらみを利かせば、戦争の抑止力になるとの考えであろうか。だが、中国の後ろに北朝鮮があり、その向こうにロシアがある。
核をちらつかせて威嚇する相手をにらみつけるには核武装が要る、というわけであろう。石破首相は総裁選で、アメリカの核兵器を日本で運用する「核共有」に前向きな姿勢を示し、アメリカシンクタンクのホームページには「アジア版NATOに核の共有や持ち込みを検討すべき」と寄稿した。

被団協のノーベル平和賞受賞ニュースが、石破氏のASEANの会議直後であったことは、現代史の不思議な皮肉であろう。ASEANの会議で石破氏はアジア版NATOについては何ら語らず封印したが、これらの地域はまさにアジア版NATO対象区域なのだ。
被団協受賞理由は「核兵器の使用は道徳的容認できないという国際規範の確立に多大な貢献をした」ことである。石破首相が記者会見で「長年、核兵器の廃絶に向けて取り組んでこられた団体に授与されることは、極めて意義深いことだ」と述べた。その言葉に、唯一の被爆国の首相としての感慨はひとかけらもない。
真に世界が平和になるためには、核兵器の廃絶しかない。だからこそ、今回のノーベル平和賞を、国をあげて喜び、これを機に核廃絶に向けて世界にいっそう強く働きかけていかねばならないのだ。だが、その前に「軍事オタク」の新首相に、核廃絶の意義を納得させねばならないという難題が待ち構えているのである。

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【出版案内】

新版 日本の島事典 単行本 2022/12/2
長嶋俊介 (著), 渡辺幸重 (著)

27年ぶりの改訂新版。収録島数、国内最多!日本の全容を総合知で集約した歴史
的大著?国土地理院地図情報をベースに有人島、人工島、無人島など約15,000島
に加え、岩礁なども丹念に調べ上げ、島の現在を特定。
国境水域における国際関係が複雑化するなか、島国である日本の成り立ちと現状
を知ることのできる比類なき事典。 https://x.gd/i2TJY

出版社 三交社 (2022/12/2)
単行本 1600ページ
ISBN-10 4815540551
ISBN-13 978-4815540555
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◇◇ええ話や◇◇ 順不同
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*ネパールの18歳、世界の高峰14座登頂に成功 史上最年少
https://www.cnn.co.jp/world/35224849.html

*「アジア女性初のノーベル文学賞」韓江氏の受賞に日本でも祝賀と関心
https://japanese.joins.com/JArticle/324810

*世界で最も長く拘置された死刑囚、袴田巌さんに再審無罪判決 検察は控訴し
ない方針
https://www.bbc.com/japanese/articles/czeglyr5xjeo

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◇◇地方紙から(順不同)◇◇

毎週地方紙の記事を何本か紹介するコーナーです。

*東京新聞
マイナ保険証 解除の方法は?要注意なのは? 10月28日から対応開始 返納と
の違いも【Q&Aで解説】 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359612

*山陰中央新報(明装:同紙コラム名)
明窓・小さな農地の担い手
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/660907

*信濃毎日
【独自】人口減が止まる 台風19号で甚大な被害受けた長野市長沼 転居がほぼ
なくなり、地価下落で転入者増える
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024101001098

*新潟日報
[衆議院選挙2024・新潟]自民党公認漏れの泉田裕彦氏「排除された」 改めて
新潟4区への立候補を表明
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/490049

*秋田魁新報
12日から「さきがけヒストリー展」 秋田魁新報150年の歩み振り返る
https://www.sakigake.jp/news/article/20241011AK0003/

*河北日報
慎重さが裏目 反発生む<退任の深層 今江楽天1年限り(上)不協和音>
https://kahoku.news/articles/20241010khn000078.html
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【出版案内】

「光太 虹の国に行く」  いのしゅうじ(本名・井上脩身) 著

中学1年生の光太が同級生のケイ子とともに、1万匹のタマムシが引く飛行機
に乗って虹の国に行き、虹の国の子どもたちと冒険をする物語。
詳しくは https://x.gd/x39ud

文芸社 刊 ISBN:978-4-286-24684-0
定価:1,320円 (本体 1,200円)
判型:四六上
ページ数:164
発刊日:2023/11/15
ジャンル:童話
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【出版案内】

片山通夫写真集 ”ONCE UPON a TIME”はアマゾンでも電子雑誌として販売中!
https://onl.bz/EVvmBhx

60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集。1960年
代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ベイルート
の重信房子、ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟とな
ったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして
時代を映す日本の折々の風景をモノクロームで描いた作品集。オンデマンド印刷。

全286頁。モノクローム写真239点を収録。発行 publishing house Lapiz

本体価格 5000円(税込)+送料(370円)

お問合せ・ご注文はメールで。

お名前、電話番号、郵送先など連絡先をお忘れなく。

mk*609studio.com  *→@に変えてください。
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◇編集長から:片山通夫
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ようやく秋らしい気候になってきたようです。しかしこれはこれで「季節の変わり目」などといって、体調が思わしくなくなったりと思うようには行かないようで、ご自愛ください。

イスラエルのパレスチナ、レバノンそしてイランへの攻撃が激しくなってきた。
これは石油をめぐる戦争ではなく(勿論根底にはあるかもしれないが)イデオロ
ギーの問題であり、古代からのゆうに4000年以上の歴史、言い換えるとシオニズ
ムの問題だと思う。蛇足だと思うが解説しておくとシオニズムとは「古代ローマ
軍にパレスチナを追われて以来、世界各地に離散していたユダヤ民族が、母国・
イスラエルの地への帰還をめざして起こした民族国家建設のための運動」をいう

ここ一年のイスラエルのパレスチナ人への攻撃は度を越している。第三次大戦を引き起こしてイスラエルの地からユダヤ人以外を追い出す勢いだ。
まるで旧約聖書の2番目の書にかかれている『出エジプト記』であり、モーセ五書のひとつであるユダヤ人の恨みを今晴らそうとするようだ。

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【609 Studio】email newsletter
発行日               2024年10月15日 #1176
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609studioメールマガジン #1175

【609 Studio】email newsletter 2024年10月8日 #1175   
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世界の話題、LAPIZ編集長のコラムなど多彩な話題満載!
なおLapizOnlineは609studioと統合いたしました。
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
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◆ 現代時評《国民の生命と財産を守る政治》片山通夫
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自民党の石破氏が石破内閣を発足させたとニュースを見ながら、イスラエルが地上部隊をレバノン南部に侵攻させたというニュースも。石破氏にとってはとんでもないスタートだ。 “609studioメールマガジン #1175” の続きを読む

現代時評《国民の生命と財産を守る政治》片山通夫

10/4所信表明中の石破首相

【609studio】自民党の石破氏が石破内閣を発足させたとニュースを見ながら、イスラエルが地上部隊をレバノン南部に侵攻させたというニュースも。石破氏にとってはとんでもないスタートだ。何しろ我が国は「米国の植民地」だと言われていて、故安部首相がまだ宣誓もしていないトランプ氏にわざわざ尻尾を振りに行った程の仲らしいから。
おまけに石破氏は総裁選挙前から「日米地位協定」の改訂を公言していた。つまりアメリカとハードな交渉をする気満々だった。 “現代時評《国民の生命と財産を守る政治》片山通夫” の続きを読む

609studioメールマガジン #1174

【609 Studio】email newsletter 2024年10月1日 #1174
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◆現代時評《プーチンの夢は帝政ロシア?》片山通夫
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現代時評《プーチンの夢は帝政ロシア?》片山通夫

プーチンのソ連型ロシア

もう何年も前のことになる。筆者はヨーロッパへ向かうアエロフロート航空に羽田から乗った。アエロフロートはソ連の国策会社だった。当時はガチガチのソ連で、空港の係官も「笑顔を見せたら罰せられる」ような雰囲気だった。むろんアエロフロートの乗組員も笑顔は全く見せないし、早口のロシア語でアナウンスするだけだった。はっきり言って恐ろしかった。 “609studioメールマガジン #1174” の続きを読む