晋三氏の憂鬱 《見捨てられた!》片山通夫

愛媛側の来訪 事前伝達 15年3月 官邸側が文科省にこんな見出しの記事が東京新聞に載った。
⇒学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部開設を巡り、愛媛県今治市の幹部ら一行が柳瀬唯夫首相秘書官(当時)に面会する直前の二〇一五年三月、首相官邸側から文部科学省に「愛媛県や今治市、加計学園の関係者が近く首相官邸を訪問する」と伝えていたことが十一日、文科省関係者への取材で分かった。 晋三氏はますます憂鬱になってきている。
官僚がペラペラ話しだした。
先に上げた記事がいい例だ。
晋三氏は叫びたくなった!
「一体どうなっているんだ」
おまけに最近は自民党の幹事長も官房長官もなんだかよそよそしい。
6月に辞任」だとか永田町ではすでにささやかれているのも、新聞を見て知った。
あれだけ親しいマスコミの仲間もだんだん書き様が厳しくなってきた。朝日新聞や東京新聞などは仕方がないにしても・・・。

晋三氏は自らの行動の範囲が狭まって来たように思えてならない。
ロシアの外相は平壌へ行くというし、今月末には南北首脳会議が行われるし、来月には米朝首脳会談だって?!

「ドナルド」や「ウラジミール」だなんてカッコよく言ってみたって、みんなボクのことを見捨てちゃった。

晋三氏は東京の夜空を虚ろな目で眺めた。