【609 Studio】email newsletter 号外 【もう何でもありの日本】

フォト・ジャーナリスト片山通夫のメールマガジンは現代時評、ロシア・サハリンの話題、編集長のコラムなど多彩な話題満載! 購読無料!
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【地震/噴火 頻発】

青森・八甲田山で火山性地震「この二日間で計127回」
https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/1/31501.html

チリでM6.8の地震 津波のおそれなし
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190930/k10012104541000.html

【南北朝鮮】

北漁船、水産庁船と衝突=沈没、乗組員60人救助-能登半島沖EEZ・海保
http:// https://sp.m.jiji.com/article/show/2279255

サハリンに強制動員された韓国人の遺骨14柱、故国に戻る
https://ux.nu/862uu

京都・ウトロ地区に韓国語版案内書を寄贈 女優ソン・ヘギョさんら
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20191009001800882

朝鮮人慰安婦と日本人慰安婦のしっかり握られた手…韓国創作オペラ『1945』に大きな好評
https://ux.nu/wcRQo

韓国 検察が特捜部を大幅に縮小へ
http://www.news24.jp/articles/2019/10/02/10509017.html

日韓メディアの労組が共同宣言「ナショナリズムを助長する報道には加担しない」
https://ux.nu/49H3w

『反日種族主義』批判の日本人学者「朝鮮人が貧しくなったのに収奪・搾取なかった?」
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34513.html

東京五輪での旭日旗使用 禁止求める決議案可決=韓国国会
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190930002700882

チョ・ググ氏報道めぐりハンギョレ新聞の若手記者が決起 「文在寅政権の御用化」阻止を訴え
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishimarujiro/20190922-00143701/

【壊れ行く日本】⇒もう何でもあり・・・・

関電と“原発のドン”との“蜜月”関係…稲田元防衛相、高木元復興相へ飛び火
https://dot.asahi.com/wa/2019100700100.html

世耕氏側に600万円を献金 元助役雇用の原発工事会社社長
https://this.kiji.is/554240669592077409

関電だけじゃない 原発あるところに“第2の森山”必ずあり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262856

関電、金品受領をほぼ記録せず
https://this.kiji.is/552831273530541153

関電・八木会長、引責辞任へ 金品受領問題で
https://www.sankei.com/economy/news/191009/ecn1910090006-n1.html

20年ほど前 関電が小浜署幹部にビール券贈ったか
https://www.fnn.jp/posts/1708FTB

死人に口なしか。故人の元助役に責任なすりつけ逃げる関電の卑劣
https://ux.nu/ZtkQT

東電「津波想定」引き下げるため圧力 東北電力のメールで明らかに
https://dot.asahi.com/aera/2019100200014.html

文化庁審査委員辞意 補助金不交付「審議すべきだった」
https://ux.nu/Y70OY

福井県幹部も受領=高浜町元助役から10万円商品券も-福祉担当者ら就任時に
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100300489&g=soc

汚染水議論「ピーチクパーチク」 エネ庁幹部がFB投稿
https://www.asahi.com/articles/ASMB14VM4MB1ULFA020.html

日本郵便横山邦男氏解任が避けられない情勢
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-a072dc.html

NHK会長注意に謝意 元総務省次官の郵政副社長
https://ux.nu/1r3AP

表現の自由、塩対応 強気の安倍政権 過去には報道に「圧力」も
https://ux.nu/9xTb4

立憲・枝野氏、NHK経営委は辞任を=かんぽ報道
https://web.smartnews.com/articles/hvS7QNQVFSb

芸術に口出す権力を大衆が支持…ナチス・ドイツと同じでは
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/260393

関電以外は“目こぼし” 菅原経産相が狙う腐敗構造の矮小化
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262590

【忍び寄る戦争】

トルコ、シリア北東部への軍事作戦開始
https://ux.nu/nwnnM

【世界のニュース・話題】

「グレタ人形」ローマの橋につるされる 脅迫容疑で捜査開始
https://www.afpbb.com/articles/-/3248550

ノーベル賞候補に躍り出た16歳、グレタ・トゥンベリさんの驚くべきメディア戦略
https://bunshun.jp/articles/-/14306

トランプ政権は通話隠ぺいか トランプ氏は内部告発者を「スパイ」と
https://www.bbc.com/japanese/49848138

電気も水道もなし 北アイルランドの田舎で暮らす高齢女性、潮流の最先端に?
https://www.afpbb.com/articles/-/3243326

ナマケモノ、リラックスしすぎ 天敵いなくて木から降りて眠る
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/945004

米上院、弾劾裁判入りやむなし 下院訴追なら=共和党トップ
https://web.smartnews.com/articles/hvTGar6t5RM

「反逆」「内戦」 弾劾危機のトランプ氏、ツイートで猛反撃
https://www.afpbb.com/articles/-/3247239
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            片山通夫関連Website

            609studio サイト
           http://609studio.com/

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発行  2019年10月10日 号外
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現代時評《地震予知無視を許す原発刑事裁判》井上脩身

 テレビで緊急地震速報が流れたとき、多くの場合すでに地震が発生しているか、せいぜい発生の数分前だ。このアナウンスのさい、津波の恐れの有無も予報してくれるが、これでは家が津波の被害を受けないように塀をつくる時間があるはずがない。とるものもとりあえず高台に逃げるのが精いっぱいだ。原発も同様、津波が現実に襲ってくるまで何も対策をとらなくてもやむを得ない。東京電力福島第一発電所の事故をめぐる刑事裁判で、東京地裁が19日に言い渡した無罪判決はそう述べたにひとしい。原子力発電という、放射性物質を高度に使用する業者も、普通の市民と変わらないレベルの危機意識でよしとするこの判断が許されるならば、必ずや第二の福島事故が起きるであろう。

 裁判は、強制起訴によって業務上過失致死傷罪に問われた東電旧経営陣の勝俣恒久元会長、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長に対して行われ、3被告は一貫して無罪を主張。禁固5年が求刑されたが、長渕健一裁判長は「事故を回避する義務を課すにふさわしい予見可能性があったと認めることはできない」と、被告側の主張を全面的に認めた。

 公判での最大の争点は「最大15・7メートルの津波が原発に襲来する可能性がある」との試算についての判断。試算は、政府の地震調査研究推進本部(地震本部)が2002年に公表した地震予測「長期評価」に基づいて行われたもので、東電は08年3月に受け取っていた。3被告は担当者から「海抜10メートルの敷地を超える津波が原発に押し寄せる可能性がある」との報告を受けていた。(9月20日付毎日新聞)

 報道によると、通常の刑事裁判の検察官に当たる指定弁護士は武藤元副社長について「担当者から15・7メートルの試算を聞いた08年6月には津波を予測。同7月には対策をとるよう進言があったのに先送りした」、武黒副社長には「担当部長から15・7メートルの試算を聞いた09年4~5月ごろには津波の予見ができたが、対策の検討や原発の運転停止の提案を怠った」、勝俣元会長についても「09年2月の会議で担当部長の巨大津波襲来の可能性の発言を聞いて以降、津波を予見できたが、対策をとらなかった」などとした。

 3被告への指定弁護士の主張を総合すると、東電幹部は08年6月~09年5月までの間に、津波に襲われることを予見したのに、その対策をとる義務を怠った結果、原発事故が起き、放射能の拡散による死傷者をだしたことになる。

  これに対し被告側は「試算の基になった長期評価は信頼性がないと聞いた」(武藤元副社長)、「試算は信頼性が乏しく、外部の専門家に検討してもらうことになった」(武黒元副社長)などと主張。「信頼できなかったので対策をとらなかった」というのだ。

 判決は「長期評価」の信用性について、海底の状況の違いを考慮していない▽専門家の評価も分かれていた▽原子力安全・保安院(当時)も「参考情報として扱っていた――などとして「信頼性に限界があった」と判示。この上に立って「原発の運転停止を決断せざるを得ないほどの具体的予見可能性があったとはいえない」として、指定弁護士の主張を退けた。

 以上が裁判の要約である。私は原発の法的判断について、「許されざる危険」の法理にたつべきだとの立場である。

 自動車運転が認められるのは、道交法などの法律に基づくもので、これを「許された危険」と呼ばれており、過失については具体的予見可能性があることが前提である。これに対し、原発のような極めて広範囲にわたって人々の生命・身体に危害を及ぼすものについては「許されざる危険」として、抽象的予見可能性があれば、過失犯に問われ得る、と私は考える。

 しかし、現実の裁判では「日本は地震国だからいつか地震が起きる」という抽象的予見可能性では立証としては不十分だろう。そこで、政府の「長期評価」が具体的予見可能性の根拠となり得るものかどうかをみてみたい。

 添田孝史氏の『東電原発裁判』(岩波新書)によると、政府の地震本部は過去の地震、衛星測位システムで観測した地形のひずみなどのデータを総合して、三陸沖から房総沖の海溝寄りではM8・2前後の地震が今後30年以内に20%の確立で起きると分析した。この評価について04年に土木学会が専門家にアンケートをとったところ、7割近くが支持した。

 東電経営幹部はこうした報告も受けていたはずだ。政府の「長期評価」を「信頼できない」とするならば、一体何であれば信頼できるというのか。「1週間後に地震が起きて、津波がくる」と言われても、信頼できない、いや信頼したくないであろう。となれば、実際に地面の揺れを知覚する以外に信頼できるものはない。

 飛び出してきた子どもを車ではねた場合、「まさか飛び出すとは思わなかった」という抗弁は通らない。だが、原発という政府推進産業ならば、「まさかほんとうに津波が来るとは思わなかった」という弁明がまかり通るのである。

現代時評《ドローンテロの恐怖》片山通夫

 イージス・アショアというバカ高いミサイル防衛システムがある。

 平成30年度の防衛白書には

「イージス艦(BMD対応型)のBMD対応部分、すなわち、レーダー、指揮通信システム、迎撃ミサイル発射機などで構成されるミサイル防衛システム(イージス・システム)を、陸上に配備した装備品であり、大気圏外の宇宙空間を飛翔する弾道ミサイルを地上から迎撃する能力を有しています。北朝鮮に、わが国を射程に収める各種の弾道ミサイルが依然として多数存在するなど、弾道ミサイル防衛能力の向上は喫緊の課題である中、イージス・アショアを導入すれば、わが国を24時間・365日、切れ目なく守るための能力を抜本的に向上できることになります」とあった。

 つまり「大気圏外の宇宙空間を飛翔するミサイルを地上から迎撃」するための武器なのだそうな。

参考⇒ https://www.mod.go.jp/j/publication/wp/wp2018/html/nc020000.html

 先頃、サウジアラビアの石油施設が攻撃されて炎上した。世界の報道によると、ドローンで攻撃されたようだ。知っての通り、ドローンは非常に低空を飛ぶ。それに他の飛行物体よりも安価だ。車一台の価格で数機のドローンを飛ばせるだろう。筆者の知り合いにドローンで空撮をしている方がおられる。聞けばカメラがついて20万そこそこだとか。自動車での自爆テロに比してドローンでのテロは今回のケースを見ても非常に簡単なようだ。それに被害も大きい。過去に自動車爆弾で石油施設を炎上させるほどの被害を与えたことがあったか。下手をすればこのテロが引き金になって、アメリカ・サウジアラビアとイランが全面戦争に入るかもしれない。そんな非常事態を招いてしまった。

 かつて、自爆テロはなかった。時限爆弾や地雷などによるテロでも敷設者は安全な場所にいた。だから初めて自爆テロが2007年にアフガニスタンで起こった時は衝撃だった。今回のドローンによる攻撃は全くの想定外のことだったろう。だからなのかサウジアラビアは、迅速に韓国に対して「防空システム」の提供を申し入れた。これはもしかして2017年12月の韓国・中央日報に掲載されていた「軍が韓国型ミサイル防衛(KAMD)の核心武器である天弓(M-SAM)ブロック2を来年から量産する。新型国産地対空迎撃ミサイルの天弓ブロック2は200発以上生産される可能性」のことかもしれない。同記事によると「金泳三(キム・ヨンサム)政権から金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権まで続いた「プルゴム(エゾヒグマの意)事業」(1次1995-98年、2次2003-2006年)を通じてロシアから導入した技術を基礎としている。盧泰愚(ノ・テウ)政権が旧ソ連に貸した資金を返せなくなったロシアは韓国に武器と技術で代わりに償還する案を提案、金泳三政権がこれを受け入れてプルゴム事業が始まった。軍関係者は「天弓の性能は韓国軍が保有しているパトリオットミサイル(PAC3)より優れている」と述べた。価格はパトリオットより安い。業界関係者によると、PAC3は1発あたり100億ウォン(約10億円)程度だが、ブロック2の場合は50億ウォン程度」と安価だ。

 いずれにしてもサウジアラビアは韓国から安価なミサイル防衛システムに興味を示したのは確かだ。サウジアラビアはアメリカと強固な同盟国だ。その同盟国がアメリカの防衛システムでは役に立たないと判断すれば、他国から購入を検討する。

 一方我が国は「大気圏外の宇宙空間を飛翔する弾道ミサイルを地上から迎撃する能力」を有するというイージスアショアは産経新聞によると総額6千億円超 関連施設など含めると想定の3倍に(衛省試算)」なるらしい。

 一基数十万円のドローンで原発を攻撃されたらと思うとぞっとする。安倍首相は原発事故に関して答弁したように「そんなことは起こらない」と言い張るつもりなのだろうか。

 参考 http://urx3.nu/0skT

吉井英勝議員「海外(スウェーデン)では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか」

安倍首相「海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない」

現代時評《飛鳥時代への思い》片山通夫

 その昔・・・まだ神話の時代のことである。伊弉冉(イザナミ)と伊弉諾(イザナギ)のお話。伊弉冉は火の神様を産んでやけどを負い亡くなって黄泉の国へ行ってしまった。島根県東出雲には黄泉の国への出入り口「黄泉比良坂(よもつひらさか)」がある。伊弉諾は伊弉冉恋しさに黄泉の国へ行ったがあまりにも変わり果てた伊弉冉の姿に驚いて逃げて帰ってしまった。根性なしである。そして筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊を行った際、天照大御神、月読命に次いで鼻を濯(すす)いだときに産まれたと古事記には書かれている。

 その素戔男(スサノオ)だが高天原で大暴れしてついには追放されて地上に降り立った。最初に降り立ったのが朝鮮半島の新羅の国だと日本書紀には書かれている。素戔男は手ぶらで倭の国へ行くのは少し体裁が悪いのか、当時倭の国よりも文明が進んでいた新羅へ降り立って、手土産を見繕った。筆者の憶測だが、まだ弥生時代で青銅器文化しかなかった倭の国に鉄器文化を手土産にしたと思われるのだ。

 当時倭の国は文化的には相当遅れていたと思うのだ。

 筆者は今更ながらだが、司馬遼太郎氏の「街道をゆく」のシリーズを読んでいる。その2巻目に「韓(から)のくに紀行」という巻がある。朝日文庫版の16ページに「大阪はこの原野に人間がほとんど住んでいなかったころ、百済からの移住者がきて拓き、そのころ百済郡という郡さえ置かれた。それが、今の生野区とか、鶴橋、猪飼野あたりらしい」

 ここにいう「百済からの移住者」たちはおそらく新羅に攻め滅ぼされた百済国の人々だったと思う。いわゆる渡来人たちである。

 ところで日本書紀一書(第四)に「素盞嗚尊の行いはひどいものであった。そこで、神々が、千座の置戸の罪を科せられて追放された。この時素盞嗚尊は、その子五十猛神をひきいて、新羅の国に降られて、曽尸茂梨(ソシモリ) の所においでになった。そこで不服の言葉をいわれて「この地には私は居たくないのだ。」と。 ついに土で舟を造り、それに乗って東の方に渡り、出雲の国の簸の川の上流にある、鳥上の山についた。」とある。

 わが国は友好国百済を助けんと唐・新羅軍と白村江で戦ったが完敗。ほうほうのていで逃げ帰った。この時百済人たちも倭国を頼って渡来した。時は天智2年8月(663年10月)のこと。

 つまり日本書紀に書かれている「新羅の国に降り曽尸茂梨(ソシモリ)」というところにいたとなっている。まさか白村江の戦いの最中でもあるまいし、それ以前の時代でもあるまい。というのは、もし百済を助けて「日本が勝っていたら」スサノオは堂々と出雲へ渡ってきたはずである。「この土地にはいたくない」というのは、土船に乗って早々に我が国へ渡ってこなければならなかったからであろう。新羅に負けたからだと思う。

 さて、我々は今、最悪の日韓関係に直面している。古代から朝鮮半島とは浅からぬ関係だったことを思うと、一時の誤りだと思いたいが、近代、特に1900年代からの両国の不幸な関係は一筋縄では解決しそうにない。

 けれど悠久の弥生・飛鳥時代に思いを馳せることができれば、新しい局面を迎えることができるかもしれない。何しろ百済人(渡来人)の血も我々には流れているはずだからだ。

現代時評《嫌韓というブーム》片山通夫

 安部政権があおっているのではないかとも思われるほど昨今のマスコミ、大手紙や週刊誌、特にテレビの「ワイドショー」と称する番組が多い。嫌韓記事や番組のことだ。

 まさに安倍政権への忖度記事や番組のオンパレードだ。

 『週刊ポスト』9月13日号が「『嫌韓』ではなく『断韓』だ 韓国なんて要らない」というタイトルで韓国批判記事を掲載した。

 まさに「嫌韓ブームに乗った」安直な記事なのだ。我が国は過去の過ち、つまり朝鮮(当時)を植民地にして大陸への侵略の足掛かりにした歴史をすっかり忘れてしまった結果が、この「週刊ポストの特集」に代表される嫌韓ブームなのだろう。はなはだしいのはこの記事の中で「ソウルは3日で占領できる」などと書いていることだ。

 いつの間にか、不戦の誓いはおろか、70数年前に戻って「戦争に向かって」突き進む時代になってしまっている。一週刊誌の記事だと侮ってはいけない。大なり小なり、このような風潮がもてはやされる時代になってしまっている。その代表が週刊ポストであり、丸山某が繰り返す「戦争で取り戻す領土」なのだ。

  「戦争は悪である」という意識が薄れてきたのだろう。いったい誰が「ソウルを3日で占領」するのだろう。自衛隊という若い兵士なのか。それとも「週刊ポストの記事にやんやの声援を送ってきた」匿名の読者?戦争や嫌韓をあおっているマスコミの連中?

 いずれも実体のない連中が売らんかなの浅はかな考えで無責任にあおっているだけだろう。

 しかし責任で恐ろしい時代になったものだ。

現代時評《頭を冷やそう》片山通夫

 安倍首相は「日韓請求権協定に違反するなど、国と国とのですね、信頼関係を損なう対応が残念ながら続いている、韓国側が続けているわけでありますが、日本はその中にあってもですね、現在の北東アジアの安全保障環境に照らせば、日米韓の協力に影響を与えてはならないという観点から対応してまいりました」と23日に記者団に語った。

 厚顔無恥とはこのことを言うのだろうか。しかし安倍首相だけのせいにしてはならない。いやできない。安倍に忖度する我が国のマスコミも大きな責任を負わなければならない。マスコミの安倍よいしょ記事に踊らされている大多数の国民のほとんどが「すべて韓国が悪い」との大合唱だ。徴用工問題もGSOMIA破棄も韓国の責任だと言ってはばからない。

 しかし少し待ってほしい。頭を冷やして振り返ってみたい。

本当に韓国政権の韓国人のせいなのか。

 もともとは日本の植民地政策にあったのだが敗戦後も日本は韓国を始め迷惑をかけた国や国民に真摯に向き合ってきたかが問題だ。日本は奇跡的に敗戦の焼け野原から立ち上がっていわゆる経済大国になった。しかしそこには朝鮮戦争(1950年6月25日 – 1953年7月27日)という朝鮮半島を舞台にした過酷な戦争で大儲けした日本があった。

 そこで日本は真摯に歴史に向き合えればよかったのに、経済第一という政策に走った。経済が強くなるといわゆる「札束」で物事を問題を解決しようとする。だから勢い傲慢になる。歴史を金で買う国に落ちぶれたのだ。それも自分に都合のいいだけの歴史を。

 慰安婦問題、徴用工問題をはじめとする日韓の問題はすべてここに起因するのではないだろうか。安倍首相をはじめとする「歴史修正主義者」たちの言動を振り返ってみればいい。彼らは韓国の文大統領や国民の反応や言葉が「ありえない判断」「日韓請求権協定で解決済み」とおうむ返しに行っているが全く「心」が感じられない。それでは相手は心を開くことはない。

 本当にこのままでは軍事衝突の危険もゼロではない。早々に安倍一派の退場を願うばかりだ。

現代時評《虚しさが極まった夏》:山梨良平

靖国神社

 74回目の夏である。この戦争の犠牲者は、植民地だった朝鮮の犠牲者を含むと、350万にのぼる。その他、中国や南方諸島、東南アジアなどを含むと気の遠くなるような犠牲者の数となる。無論、沖縄、広島、長崎を始め東京や大阪などの空襲の犠牲者も忘れてはいけない。

 そんな多大としか形容のしようがない犠牲者を慰霊する74年目の夏が今年の夏なのだ。

そして今を生きる私たちは彼ら、彼女たちの命と引き換えの人生を今歩んでいる。それは、民族、国、住んでいる地域の差こそあれ、まったく同じ犠牲の上に立っているという敬虔な気持ちを忘れてはいけない。

 しかるに安倍首相は時折「日本国民を代表して」あちこちで挨拶を述べる。今年6月23日の沖縄の「慰霊の日」では

先の大戦において、ここ沖縄は、苛烈を極めた地上戦の場となりました。20万人もの貴い命が失われ、この地の誇る美しい自然、豊かな文化は、容赦なく破壊されました。全ての戦没者の無念、ご遺族の方々の言葉に表し得ない悲しみ、沖縄が負った癒えることのない深い傷を思うとき、胸ふさがる気持ちを禁じ得ません。

ところが昨年同日の首相の挨拶は次のとおりである。

先の大戦において、ここ沖縄は、苛烈を極めた地上戦の場となりました。20万人もの尊い命が無残にも奪われ、この地の誇る豊かな海と緑は破壊され、沖縄の地は焦土と化しました。多くの夢や希望を抱きながら斃れた若者たち、我が子の無事を願いながら息絶えた父や母、平和の礎(いしじ)に刻まれた全ての戦没者の無念を思うとき、胸の潰れる思いです。

 この同じような挨拶は誰が書いたのかは知らないが、安倍首相本人ではないことは明白だ。「云々」を「でんでん」としか読めない馬鹿にこのような漢字交じりの文章を書けるわけがない。

 そして昨年の挨拶のコピーは広島でも長崎でも使われたと、もっぱらの評判だ。

 筆者は思う。このように「国民を代表して」慰霊のための挨拶をする場合、コピー然とした挨拶があっていいものだろうか。このような挨拶の使いまわしを平然とする首相の神経を疑う。そして原稿を書いた(はずの)人物が如何に首相を馬鹿にしているかが感じられる。

 8月15日に行われた政府主催の全国戦没者追悼式をみて、政治評論家・本澤二郎氏は次のように述べたと日刊ゲンダイ紙が書いている。

 安倍首相は『歴史と謙虚に向き合う』と口では言いますが、原稿を棒読みしているだけで、まったく心がこもっていない。日本が加害者だったという意識はないのでしょう。侵略ではなく自衛のための戦争だったと本気で信じているのだと思う。歴史に正しく向き合い過去に学ぶ気持ちがないから、隣国に対して居丈高に拳を振り上げる。失政を隠すために外に敵をつくるのは権力者の常套手段ですが、悲惨な戦争の記憶が薄れた国民もそれに安易に乗っかってしまう。非常に危険な最近の風潮です。

 「虚しさが極まった夏」と言える74回目の夏だった。

現代時評《国の矜持》片山通夫

 参議院選が終わった。安倍首相は夏休みとばかりにゴルフ三昧だそうな。まあご自分の小遣いでやられるのはご勝手にだが、戦闘機の爆買いや、外遊のたびのバラマキはもう少し国民の懐具合や生活事情を見てからにしてもらいたいものだ。

 先週の木曜日26日、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員2人を含む26人が重軽傷を負った事件は発生から3年を迎えた。関係者はまだまだ癒されないだろうとおもう。

 そこでふと思った。知的障害者を始め、様々な持った人を抱える家族はおそらく公的なもっと手厚い保護を望んでおられるだろうと。

 もし自分の子供が何らかの障害などをもって生まれたならば、親である自分が生活を共にできる間はまだしも、自分が亡くなった後のことを思えば、いてもたってもおられないと思う。

 我が国の体裁(大国たる見栄??)を考えるなら、戦闘機の爆買いやバラマキは決して良い策だとは思えない。すべての国民が平穏にその人生を終えることができるような政策をとることが、大国の矜持だと思うのだが。

現代時評《参議院選後の地獄がやってくる》片山通夫

 参議院選が終わった。結果はご承知の通り。細かいことはさておき、この後我が国は修羅場を経験するような予感がする。まず対米貿易。5月のトランプ訪日時に日米首脳が会談して「貿易交渉、8月に発表」と彼は話した。

 とりもなおさず安倍は選挙後に持ち越させたわけだ。その選挙が昨日終わった。トランプはこの選挙が終わるのを首を長くして待っていたことだろう。彼の言う「貿易赤字」を解消する機会がやってきたわけだから…。次は自分の選挙だ。国内的に立場を強くしておきたい。ましてイラン情勢が極度に不安定だ。米軍をホルムズ海峡に投入しなければならないかもしれない。しかし戦争は避けたい。米軍に犠牲者が出れば選挙どころの話ではなくなる危険がある。そこでうまいことを考えた。「有志連合」という連合軍の構成である。

 今後安倍は対イランへの融資連合への自衛隊の参加をもくろみ、農作物の輸入に関して大きく譲歩するだろう。その時日本の農家は壊滅的な打撃を受ける。一方自動車の対米輸出はもう作物の関税撤廃とバーター取引のごとく交渉するのではないか。

 参議院選の結果は出た。かろうじて改憲勢力の力はそぐことはできたが、これも薄氷を踏む思いだ。結局死んだふりをした国民が馬鹿を見ることになりそうだ。

【609 Studio】email newsletter >2019年7月2日 No.911

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【609 Studio】email newsletter >2019年7月2日 No.911
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◆現代時評《打ち出の小づち》片山通夫
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 安倍首相が26日に通常国会閉幕に際して会見でこう言い放った。
現行の年金制度維持する考えを示して「打ち出の小づちない」

 これは老後の生活費が2千万円(一説には2千9百万)不足するとされた問題で、国民の年金への関心が高まる中、「負担を増やすことなく、給付だけを増やすことなどできない。年金を増やす打ち出の小づちは存在しない」と述べたようだ。
 
 この男、国民の生活よりも「トランプにゴマをする」、「外交の安倍を気取る」ことにだけ、頭が回るようだ。いったいトランプからいくらの武器を買わされたのか、また用もないのに外国へ出かけて金をばらまいたのか。
 例えば北方領土に関して言えば、まんまとプーチンにしてやられて、何千億だか、上納したようだ。
 ワシントンポストは次のように伝えた。
《北方領土問題を巡る日ロ交渉に関する特集記事を掲載、日本が目指していた20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)におけるロシアとの平和条約大枠合意の希望はついえたとした上で、安倍晋三首相が「2島プラスアルファ」という大きな譲歩をしたにもかかわらず、プーチン・ロシア大統領は逆に態度を硬化させたと指摘。プーチン大統領が日本の経済協力に向けた意欲を引き起こすため、取引が可能との印象を与えてきたとも強調した。》

一方、トランプから買い取った、もしくは買い取る予定の武器の総額はいったいいくらになるのだろうか。その上に日米安保は不公平だと…。この上なお金を引き出すつもりのようだ。

 この男の小づちは外国だけに向いている。原資は国民の血税だろうに。

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【609 Studio】email newsletter >2019年6月18日 No.910


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◆現代時評《参議院選挙、その後が恐ろしい》片山通夫
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 トランプが天皇の主催する晩さん会に出席して、大相撲を見て、
安倍とゴルフして、マスコミから「安倍首相“おもてなし外交”
に1兆円兵器大人買い 米メディアも批判」とある。「安倍首相
ほどトランプ大統領を喜ばすのに腐心した国家首脳は、他にはい
なかったのではないか」、「日本のリーダーは、最も大切な同盟
関係を維持するためなら、やれることは何でもやるとまでみられ
ている」ワシントンポスト、「安倍首相、おべっかの積み上げ。
 結果はいかに?」、「米中貿易戦争のあおりを日本が受ける可
能性や、北朝鮮のミサイル問題など、課題が山積みである」。  
   AERA.dot http://u0u0.net/QHS8
                  
 日米貿易交渉でトランプが「大部分は7月の日本の選挙の後ま
で待つことになる。大きな数字を期待している」とツイートした。
これは何を意味するかというと、今更ながらの参議院選の争点に
なることを隠すことだ。
 逆に言えば「日本との交渉では大きな進展がある。農業や牛肉
はとりわけそうだ」と交渉が順調に進んでいるとの認識を示した
トランプの交渉上手の勝ち。つまり安倍はまんまとトランプの手
のひらで転がされているわけだ。

 おまけに年金問題がまた持ち上がってきた。麻生という馬鹿な
財務相が得々と口を滑らせた。「2000万円発言」である。金融庁
は「95歳まで生きるには、年金だけでは足りず、65歳からの30年
で、金融資産などおよそ2,000万円を取り崩す必要がある」と試
算した。  

 安倍政権は金融庁のこの報告を選挙前に隠すこと(なかったこ
とにすること)に躍起のようだ。今回の「年金じゃ足りない」発
言をめぐっては、首相周辺から、参議院選挙への影響を危惧する
声が上がっているというわけだ。

 私たちは、あまり期待できない野党を当てにするよりも「安倍
政権を崩壊させる(引きずり下ろす)」ことに力を注ぐことにし
たいものだ。

 それには来月行われる参議院選で、変な話だが、当てにできな
いけれども野党の候補を圧勝させることだ。ここでは残念ながら
野党の力を借りなければならない。しかしとりあえず安倍を退陣
させることができれば、次の政権に注意を喚起させることができ
る。

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【609 Studio】email newsletter >2019年6月11日 No.909

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◆現代時評《暴走・逆走感知システムの開発を急げ!》片山通夫
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 さながら国を挙げてのキャンペーンである。高齢者の運転する車の暴走・逆走事故が後を絶たないからしかたがないのだろ
うが・・・・。

 事故の原因のほとんどが、アクセルとブレーキの踏み間違いだという。勿論逆走は別だか…。

 暴走する車の場合、たいていアクセルとブレーキの踏み間違いが原因だと取れる報道が多い。ならばアクセルを踏み込めば
ブレーキがかかるという仕様にはできないのだろうか。今時の車はほとんどコンピュータ制御で動いていると思うのだが。
 前や後ろのバンパーに障害物を感知するセンサーがすでに取り付けられている。このセンサーとブレーキを連動させて車の
進行方向に障害物がなければ車はゆっくりスタートする。あればブレーキがかかる。もし急激にアクセルが踏まれれば、踏み
間違いだと判断してブレーキがかかるというシステムは、物理的な大改造しなくてもコンピュータの制御でできると思うのだ
が…。

 今一つ、自動運転だのなんだのという前に逆走しようとする車にも同様のシステムで逆走する車の侵入は止められると思う
のだが…。ETCのシステムで料金ばかり取ること考えないで、逆走車にブレーキをかけるもしくはアナウンスさせるくらい
簡単だと思うのだが…。

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【609 Studio】email newsletter >2019年6月4日 No.908
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◆現代時評《NHKと安倍政権》片山通夫    
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トチ狂っているとしか思えない。安倍政権は「皆様のNHK」をわがモノにしたようだ。たとえてみれば政府の広報放送局である。

 例えば「放送内容の質問について『日本政府と懸け離れたものであってはならない』」 と就任早々の記者会見で言ってのけた籾井元NHK会長は極端だが、最近はその報道姿勢も籾井さんほど露骨でなく、巧妙になってきている。

 学校法人「森友学園」への国有地売却問題で大阪地裁は5月30日、情報公開請求のあった売却価格を非開示にしたのは違法だとして、国に賠償を命じた。
 ところがNHKは「値引き理由不開示は『適法』」との見出しで、国が「勝訴」したかのような報道した。他のマスコミはこぞって「売却価格の非開示を違法」との論旨で報道した。つまり見出しに「賠償命令」が使われていた。
 些細なことではない。巧妙な「政権擁護」の果てにあたかも判決が「適法とした」かのような印象を視聴者に与えたわけだ。

 最近、忖度なのか政権側からの働きかけなのかは定かではないが、NHKの放送は見る価値がない。NHKだけを信頼していたらとんでもないこ
とになりそうだ。
 NHKの幹部は国会や記者会見で「放送の自主自律を堅持する」と何度も繰り返して話している。それが事実ならば「値引き理由不開示は『適法』」との見出しが他のマスコミと大きく違うのは現場記者の「政権に忖度するNHK上層部」への忖度なのか。
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◆歴史散歩・スサノオ追跡《スサノオの新居》山梨良平     
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 草薙剣に関しては日本武尊がその剣で難を逃れた話も伝えられているがここでは割愛したい。

 さてスサノオだが、神様にしてはかなり人間臭いのだ。母のいる根の国に行きたいと泣き喚くという側面も持ち合わせたり、高天原では騒ぎを起こして追放されたわけであるが、地上に降りてからは、やたら利口な神様に大変身なのだ。
 何がスサノオを変身させたのかは不明だが、美しいヒメ、クシナダヒメがヤマタノオロチのいけにえにされるところを助けた縁でクシナダヒメを妻にして、出雲の根之堅洲国(ねのかたすくに)にある須賀(すが)の地(中国・山陰地方にある島根県雲南市)へ行きそこに留まった。
 その地には日本最初の宮である須我神社がある。スサノオとクシナダヒメの新居でもあった。
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◇◇きな臭い話、こぼれ話
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【南北朝鮮】

日本の水産物検疫強化で輸出に支障も 韓国政府が対策会議
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019053080222

米朝首脳会談決裂で金赫哲氏は死刑、金英哲氏は労役刑
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019053180075

自衛隊の弾薬庫、町長「説明は受けた」 住民には伝えず 沖縄・与那国
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/425642

韓米首脳の会話漏えい 外交官と野党議員を刑事告発へ=韓国政府
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190528001000882

日韓防衛相会談、見送りへ=時期尚早と判断、「日中」は実施
https://web.smartnews.com/articles/fWKJwjTmJ6e

【壊れ行く日本】

「元島民には怒り心頭」丸山議員発言で根室市議会が議員辞職求める抗議決議
https://mainichi.jp/articles/20190530/k00/00m/040/140000c?fm=mnm

「上級国民」と叩かれる飯塚元院長の免許取り消し決定も批判殺到
https://www.mag2.com/p/news/400349

「その発言なら指さない」菅長官、東京新聞記者の質問に
https://www.asahi.com/articles/ASM5Y5RS9M5YUTFK01C.html

「戦争」言及の丸山議員、病気理由に聴取を拒否
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190528-OYT1T50249/

日米貿易交渉は参院選後と言うトランプ、日本の民主主義はバカにされているのか?
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/05/post-1086.php

「国賓の選挙利用だ」立憲・辻元氏、日米貿易交渉を批判
https://www.asahi.com/articles/ASM5X5KC6M5XUTFK019.html

与那国島の陸自駐屯地に弾薬庫 防衛省、住民に周知せず 資料は「貯蔵庫施設」
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/425201

米軍関係者の犯罪、8割が不起訴 〝密約〟浮き彫り 日本平和委員会調べ
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-925868.html

共同会見でハッキリ 日米記者の「質問力」は“大人と子供”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254842

【世界の街角から】

*サハリン・ロシア*

新型ロシア地対空ミサイルS-500の強みと弱みを専門家が解説
https://jp.sputniknews.com/russia/201906016315154-S-500/

ロシア・ザバイカルで旅客列車が脱線
https://jp.sputniknews.com/incidents/201906016316381/

*アジア・アフリカ*

牡丹社事件、末裔の和解を描く書籍出版 日本人作家が相互理解訴え
japan.cna.com.tw/news/asoc/201905310006.aspx

南鳥島でスペイン語の手紙入ったボトル 太平洋を10年余漂流か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190517/k10011919641000.html

大山噴火で関電に設計変更命令へ 原発に想定超す降灰恐れ、運転停止は
求めず
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/863702

*東西ヨーロッパ*

ハンガリー遊覧船事故 捜索を隣国まで拡大=韓国人19人なお不明
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190531004300882

*南北アメリカ*

激化する通信覇権争奪戦 ファーウェイ排除の背景にあるもの
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/11808

【こぼれ話】

ロシア語に入ってきた外来語の「第二の人生」
他の言語で使われなくなって久しいいくつかの単語が、ロシア語のなかではまだ生き残っている。あなたはそういう言葉をご存じだろうか?
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    「追跡!あるサハリン残留朝鮮人の生涯」 片山通夫 著

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◆編集長から:片山通夫
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 6月に入りました。水無月(みなづき)です。ただこの呼び方は陰暦での呼び方。水無月は「水の月」が語源だとする説や田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」だという説があるが定かではない。

 ともあれ夏になったという気分でいっぱい。衣替えの季節でもある。これからの暑い夏をどう乗り越えるかが課題でもある。
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>2019年5月28日 No.907

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◆現代時評外交と言える代物か》片山通夫    

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 見え透いたお世辞外交だ。安倍・トランプ外交をいう。安倍はおそらく新天皇との世界最初の会見を餌にトランプの対日貿易交渉の先延ばしを図った。そしてそれがトランプ氏「8月に日米に素晴らしい発表」と。 トランプ氏は冒頭、日米貿易交渉について「おそらく8月に両国にとって素晴らしいことが発表されると思う」と語った。と朝日新聞が伝えた。 そういえば7月は参議院選がある。衆参同日選の噂もちらほら。トランプは安倍の国賓としての待遇に貿易交渉を8月に伸ばした。つまり安倍政権は対米譲歩を今以上にするというサインだ。しかしそれは選挙前ではまずい。 我々はこのことを肝に銘じて選挙に臨むべきだ。8月にはとんでもない請求書がトランプから届く。

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◆歴史散歩・スサノオ追跡《草薙剣-5》山梨良平     

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 妖しい話ばかりだ。過日天皇が変わった。平成から令和に。この時、神道にのっとって天皇が様々な行事を行ったことは、テレビなどの報道で広く知られている。ところが草薙剣を始めいわゆる三種の神器はすべて形代だという。そのくせ「誰も見たことがない」とも。この度の皇室の行事について、BBC は次のように伝えた。《「三種の神器」、皇室が持つ謎の宝物三種の神器も、こうした神道の一部だ。神々から、直系の子孫とされる皇室に代々伝えられていると言われている。日本の天皇は王冠を被らない代わりに、三種の神器が皇位を表す。しかし、神聖なこれらの宝物は、人々の目から隠されている。名古屋大学の河西秀哉教授はBBCの取材に対し、「いつ作られたのか分からないし、見たことがありません」と説明した。「天皇ですら見たことがないのです」皇室の即位式である「即位の礼」においてさえ、形代(かたしろ、レプリカ)を使う。なお、このレプリカもまだ披露されていない。》 全くの謎としか言いようがないし、確かめようがない。それが日本的なのかもしれない。

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◇◇きな臭い話、こぼれ話  2019/5/26午前 現在

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【地震・火山情報】南米ペルーでM8.0の地震https://web.smartnews.com/articles/fWpwk6VzAL8

千葉で震度5弱 目立った被害確認されずhttps://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000155470.html

箱根山 火山活動活発化 噴火警戒レベル2に

https://www.fnn.jp/posts/00417875CX

【南北朝鮮】韓日漁業交渉に最善尽くす代替漁場の開発も=韓国長官https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190527000300882?section=politics/index

「米の態度の変化なくして非核化交渉なし」、北が改めて対米批判https://www.afpbb.com/articles/-/3226690

金正恩はトランプに会うとき英語が不安だった─元側近https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/05/post-12165.php

【壊れ行く日本】抗議市民を網で囲い込み 民間人が〝身体拘束〟 埋め立て用土砂を搬出している本部塩川

https://ryukyushimpo.jp/movie/entry-924493.html

部落差別発言 「人権」の原点に立ち返れhttps://web.smartnews.com/articles/fVTeV5FWWcs

「日銀は株をいくらでも買う“モンスター”」フジマキが日銀頼みの危うさを超解説https://dot.asahi.com/wa/2019052300027.html

勤労統計 公表延期 3月分、新たにミス再計算

http://u0u0.net/d9V9「彼をNHKに戻すな」政権との距離感、前会長も警戒https://www.asahi.com/articles/ASM5K672RM5KUCLV00L.html?ref=mor_mail_topix1

福島廃炉事業、5割違反 18年、再び増加 割増賃金不払いなど

http://u0u0.net/McOV

丸山議員がロシアに謝罪した維新を批判

https://this.kiji.is/502810907810972769

【世界の街角から】*サハリン・ロシア*人知れずエゾヤマザクラ満開 樺太開拓農家が植樹【ユジノサハリンスク細川伸哉】ロシア・サハリン島の人里離れた原野で、戦前に日本の開拓農家が植樹したとみられる約20本のエゾヤマザクラの並木が人知れず満開を迎えている。先人の営みの名残もあり、苦労がうかがえる。https://www.hokkaido-np.co.jp/article/308661

ロシアは東方を夢見る 週のはじめに考える

http://u0u0.net/74fv

*アジア・アフリカ*

玉城デニー知事、基地問題訴え全国行脚 6月11日からキャラバンhttps://ryukyushimpo.jp/news/entry-925359.html

日韓首脳会談、異例の見送りか河野外相「現状難しい」https://www.asahi.com/articles/ASM5S4S2XM5SUTFK00V.html

コロンボ港、日印などで共同開発中国にらみhttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO45020000Q9A520C1MM8000/?n_cid=NMAIL007

*東西ヨーロッパ*メイ英首相、辞任を表明

https://www.cnn.co.jp/video/18412.html

*南北アメリカ*

米、アサンジ被告をスパイ活動法違反で起訴 報道の自由巡る議論もhttps://www.cnn.co.jp/usa/35137439.html

ロシア爆撃機がアラスカに接近、米戦闘機がインターセプトhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/05/post-12174.php──────────────────────────────────────           片山通夫関連Website  

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《サハリン逍遥》 片山通夫写真集 サハリン残留朝鮮人の取材のため15年間サハリンに通った写真家が自然や人々の暮らしを折にふれて撮りためた素顔のサハリン。さり気ないアプローチでとらえた被写体にユーモラスな文章をそえた魅力的な写真集。        群像社刊 モノクロ152ページ、予価1800円+税        

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サハリン逍遥が電子ブックになりました!       http://www.shinanobook.com/genre/book/3775

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   「追跡!あるサハリン残留朝鮮人の生涯」 片山通夫 著  日本の植民地統治が生んだ一家離散「二重徴用」「急速転換」「樺太への逆密航」を語る貴重な証言!!   

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定価 1900円+税

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◆編集長から:片山通夫

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 地震が、火山が、その上暑さが・・・。まもなく台風のシーズンも迎える。自然災害はなかなか防ぎようがない。けれども備えあればともいう。この前の日曜日に和歌山へ行った。阪和線や紀勢線を通る列車には「津波の時の注意書」が掲載されている。そういえば南海トラフ地震の危険も迫っているとか。やはり日ごろからの退避経路や訓練が必要だ。 おのおの方、ご油断召されるな。

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