現代時評《それに引き換え、わが国は・・・・》片山通夫

年末になってやたらみじめな気持ちの記事が多く目につくようになった。河野太郎外相は12月11日の記者会見で日ロ交渉についての記者の質問を「次の質問、どうぞ」と4回も繰り返し無視する行動に出たが記者会見は「無事」終了したようだった。 一方、恒例の米誌TIMEの「今年の人」に、サウジアラビアの殺害されたジャーナリスト・カショギ氏らが《真実の「監視者」》として選ばれた。

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原告は徴用された方ではない!?

河野外相にしたって外相になった途端以前と考えが変わる。変えざるを得
なくなるのか。そうでないと今の立場を維持出来なくなるのだろう。逆に言えば、せっかく得た大臣の椅子を捨てたくはないのだろう。安倍政権に関して言えば就任する前から、こうなる覚悟があったと思わざるを得ない。
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現代時評plus《書評『戦慄の対中国・日米共同作戦の実態 自衛隊の南西シフト』(小西誠著、社会批評社、2018年9月)》 フリージャーナリスト 渡辺幸重

昨年(2017年)10月の総選挙で自民・公明の与党が多くの議席を確保し、安倍一強体制を強固にしてしまったことが今どのような事態を招いているか、日本国民は自覚しているだろうか。
そもそも昨年の総選挙は解散の大義がないにもかかわらず、安倍内閣が北朝鮮の脅威をあおり、“国難突破解散”と銘打って強行した。そのときしきりに流されていた解散の根拠を私たちは忘れてはならない。アメリカと北朝鮮との間の緊張が高まり、年末にも緊急事態(北朝鮮がミサイルをグァム周辺に打ち込み、日米が反撃する)が起きそうだから、その前に選挙を行い、日本の政治体制を整えると言っていたのだ。その結果、日本はどうなったか。 “現代時評plus《書評『戦慄の対中国・日米共同作戦の実態 自衛隊の南西シフト』(小西誠著、社会批評社、2018年9月)》 フリージャーナリスト 渡辺幸重” の続きを読む

京・伏見・酒処 004

1933年斬新な月桂冠のポスターが出来上がった。しかしこのポスターは日の目を見なかったという。あまりにも斬新で当局の許可を得ることができなかったとか…。
写真:問題のポスター(部分)