現代時評【自然災害対策は地球規模で!】片山通夫

東日本大震災

今年の初っ端に能登半島で大きな地震が起こった。まさに屠蘇気分を吹っ飛ばす被害を受けた。それから、いや実は日本を含む地球規模で地震が発生していた。こんな見方が正しいのかどうかはわからないが、「太平洋のあちこちを震源地とする群発地震」と感じる。そしてその考えをなぞるように今回の台湾東部の地震である。南海トラフ地震も、千葉沖地震も、能登半島地震や福島を中心とした東北での地震も、フィリピンやインドネシア、南太平洋もチリなど南米も含めて群発地震が起こっているように、筆者は素人考えながら思うし、地球は警告しているように感じる。
そうこうしているうちに、4月3日午前7時58分(日本時間同午前8時58分)頃、台湾東部沖を震源とするマグニチュード7.2の強い地震が起きたことはここで改めて書く必要はあるまい。

政治はこの地球規模の群発地震に対して目に見える形での対策を早急にたてなければならない。そして世界の頭脳を集めて対策措置を早急にたてるべきだ。ロシアもウクライナもイスラエルもハマス・パレスチナもミャンマーの軍事政権も反政府軍も、習政権も、オーストラリアやニュージーランドなど環太平洋諸国はもとより地震対策を早急に立てるべきだ。国や地域によってはその対策は異なるかもしれない。それぞれの国を構成する国民、つまり民族が必要とし、良かれと思う対策を立てて実行すべきである。

あまり残された時間はないように思える。そして自然災害に国境はない。
国を越えて災害救助の、耐震の、津波の対策を!!

【参考】
台湾東部地震の避難所はプライバシーに配慮 日本とは雲泥の差…国民の血税はどこへ?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/338563/2

気象庁 地震情報
https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/index.html?lang=jp