現代時評《クレーマー首相》山梨良平

 安倍晋三首相が12日、「東海(トンへ)-日本海」併記を容認できないという立場を明らかにした。日本メディアよると、安倍首相はこの日の衆院予算委員会で、「東海」表記問題についての質問に「日本海は国際的に確立した唯一の呼称」とし「変更する必要性や根拠はない」と答えた。(2019年02月13日07時39分 [ⓒ 中央日報日本語版])

 隣国・韓国との摩擦が絶えない。レーダー照射事件にしても、慰安婦問題、徴用工問題など、問題は山積・枚挙にいとまがない。筆者などのほほんと生きてきたからか、あまり争いを好まないので、日本海と東海と併記しても何ら差しさわりはないだろうと思うのだが、どうも潔しとしない御仁がいるようだ。

 そしてその筆頭ともいうべき御仁が、安倍首相だというから驚き・・・、いやさもありなんとも思うのである。レーダー事件にしても現場の話し合いですませばそれで話は終わったと思うのだが、大上段に三権の長・・・間違った、総理大臣ともあろうものが戦闘機ってワイワイ言うのだから、収まるものも収まらない。

 この御仁、事を収めようとする器でなく、あたかもスピッツのごとく吠えまくるのだから、始末に負えない。

 まるでクレーマーのごとくだ。