現代時評《親馬鹿ちゃんりん蕎麦屋の風鈴》片山通夫

【609studio】6月も半ばを過ぎて全国的に真夏日を迎えている。暑い日には筆者は蕎麦よりもうどんを好む関西人だが、落語に出てくる「時そば」を上方落語で聞いたことがある。「時うどん」と言うのだが、これはどうも頂けない。この場合はやはり蕎麦でないと・・・。
もっとも「時蕎麦」は冬の食べ物だ。 “現代時評《親馬鹿ちゃんりん蕎麦屋の風鈴》片山通夫” の続きを読む

北国街道・木之本にて《江北図書館》片山通夫

【LapizOnline】図書館は知識の源泉と言われ日本はもとより世界中で図書館運動ともいうべき運動が開かれている。図書館は地域住民の希望に沿った書籍の収集・収納が行われ、毎日の新聞や毎月の雑誌の閲覧なども活発に行われている。また読書クラブ的なクラブ活動も地域や時代によっては盛んに行われ、著名な書籍の著者や出版社が参加するところも結構存在する。 “北国街道・木之本にて《江北図書館》片山通夫” の続きを読む

北国街道・木之本にて《奥の細道》片山通夫

 

【LapizOnline】松尾芭蕉の奥の細道と言う有名な作品がある。言うまでもなく、松尾芭蕉は江戸時代前期の俳諧師だ。伊賀国阿拝郡出身。幼名は金作。通称は甚七郎、甚四郎。名は忠右衛門、のち宗房。俳号としては初め宗房を称し、次いで桃青、そして最後には芭蕉と改めた。北村季吟門下。その芭蕉が表したのが奥の細道と言う句集。芭蕉が崇拝する西行の500回忌にあたる1689年(元禄2年)に、門人の河合曾良を伴って江戸を発ち、奥州、北陸道を巡った紀行文である。全行程約2400キロメートル(600里)、日数約150日間で1691年(元禄4年)に江戸に帰った。越後・出雲崎から佐渡を望み、越中・倶利伽羅峠(くりからとうげ)を経て加賀・金沢そして越前・永平寺や敦賀を後に近江の国、木ノ本宿に至った。ついでに言うと、木之本から関ケ原を越えて岐阜・大垣に着き奥の細道の旅は終わった。残念ながらこの旅で芭蕉は敦賀から大垣に直行し、北国街道・木之本宿には泊まらなかった様である。 “北国街道・木之本にて《奥の細道》片山通夫” の続きを読む

北国街道・木之本にて《木之本宿》片山通夫

 

【LapizOnline】大阪から、JR西日本の新快速に乗ることにした。この3月には北陸新幹線が開通したとかで大阪から金沢へ行くのには、戦前シベリアへの航路があった敦賀と言う若狭湾にある港町を通る特急電車サンダーバードが頻繁に走っていた。そしてその特急は湖西線と言う京都・山科から飛鳥時代に遷都された大津京を通る線を走り、近江塩津で米原からくる北陸線と出会う。そして山を越えると敦賀である。3月16日以降新幹線はその敦賀まで来ていて、大阪から来るサンダーバードは敦賀止まりとなった。 “北国街道・木之本にて《木之本宿》片山通夫” の続きを読む

現代時評《少子高齢化、その先には消滅都市か》片山通夫

【609studio】今更ながらだが「少子高齢化」が目立ってきた。「少子化」とは、定義上の数値設定はないものの、出生率が低くなり、人口に対する年少人口の割合が少なくなることで、「高齢化」とは高齢者人口(65歳以上の人々)の割合が7%以上になることを指す。 さらに、高齢化率が14%以上の社会を高齢社会、21%以上を超高齢社会と呼ぶらしい。 “現代時評《少子高齢化、その先には消滅都市か》片山通夫” の続きを読む

神宿る。《岩部八幡神社大イチョウ》片山通夫

【Lapiz Online】香川県の塩江町に鎮座する岩部八幡神社は養老年間の717年から724年もしくは天平年間の
729~749年の創始と言われている。たまたま境内におられた方に「どっちなんでしょうね」と尋ねたら、「そのころ生きてたら記録しておいたのにね」。
もしかして狐か狸かはたまた貉かと思った。彼はにやりと笑うのみだった。 “神宿る。《岩部八幡神社大イチョウ》片山通夫” の続きを読む

新聞スクラップ《薬草でけがを治癒するオランウータン・・・》片山通夫

【バンコクAFP=時事】顔にけがをしたオランウータンが、自ら薬草を塗って傷を治そうとする様子が観察されたとの報告が2日、科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。野生動物が薬草を用いて積極的に治療を行う姿が体系的に記録された初めての事例だという。
⇒3歳児より?・・・MORE “新聞スクラップ《薬草でけがを治癒するオランウータン・・・》片山通夫” の続きを読む

新聞スクラップ《環境省、マイク音切った・・・》片山通夫

水俣病の被害者側と伊藤信太郎環境相の懇談の場で被害者側の発言が制止された問題で、環境省は7日、団体側の発言中に持ち時間の3分を経過したため、発言者2人のマイクの音を切ったと認めた。水俣病対策を担当する特殊疾病対策室長が8日に被害者側に謝罪する方針を明らかにした。伊藤環境相から謝罪の指示があったという。
⇒公僕の名は死んだ。一体何様?
共同通信
https://www.47news.jp/10890074.html