monolog ”水の都とモノクローム”片山通夫

大阪・中の島あたり

水の都と大阪は呼ばれている。川が縦横に走っているからだ。元々は瀬戸内海航路の起点で、海に囲まれていた難波宮(現在の大阪)を指す語で、低湿地で多様性のある水郷とは異なり、道路や水路・運河が交錯する地割が、街の風景となる水辺都市のことを指す。つまり古代からの「ウオーターフロント」なのだ。 続きを読む monolog ”水の都とモノクローム”片山通夫