グラフ誌 Lapiz

 2019秋号の発行は9月1日の予定です。ご期待ください。

スサノオ追跡「ヤマタノオロチ退治」

主な項目

編集長が行く「もく星号墜落に見る奪われた空」
宿場町シリーズ「東海道、品川宿」
歴史の街を行く「スサノオ追跡」
旅するカメラ「ピカドンの町」
アカンタレ勘太「えんそく」

その他

現代時評《国の矜持》片山通夫

 参議院選が終わった。安倍首相は夏休みとばかりにゴルフ三昧だそうな。まあご自分の小遣いでやられるのはご勝手にだが、戦闘機の爆買いや、外遊のたびのバラマキはもう少し国民の懐具合や生活事情を見てからにしてもらいたいものだ。

 先週の木曜日26日、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員2人を含む26人が重軽傷を負った事件は発生から3年を迎えた。関係者はまだまだ癒されないだろうとおもう。

 そこでふと思った。知的障害者を始め、様々な持った人を抱える家族はおそらく公的なもっと手厚い保護を望んでおられるだろうと。

 もし自分の子供が何らかの障害などをもって生まれたならば、親である自分が生活を共にできる間はまだしも、自分が亡くなった後のことを思えば、いてもたってもおられないと思う。

 我が国の体裁(大国たる見栄??)を考えるなら、戦闘機の爆買いやバラマキは決して良い策だとは思えない。すべての国民が平穏にその人生を終えることができるような政策をとることが、大国の矜持だと思うのだが。

photojournalist Michio Katayama's official site 軍艦島