Webサハリン物語《 episode#1 チェーホフのサハリン》片山通夫

チェーホフの肖像切手

【609studio】サハリンは複雑な歴史を持つ。サハリンは北海道の北端。稚内市と宗谷海峡を隔てて南北に長い形をした島を指す。サハリン島と言えばロシアの作家、アントン・チェーホフのルポルージュが有名で、本書は1890年に3カ月かけて取材した流刑の島サハリンの優れたルポルタージュである。帝政ロシア時代、チェーホフは流刑の地だったサハリンに赴き3カ月の間綿密な調査を行った。是非一度、読者の皆さんにもお読みいただきたい。
サハリン島 上 岩波文庫 赤622-7  https://x.gd/Th7m0 “Webサハリン物語《 episode#1 チェーホフのサハリン》片山通夫” の続きを読む

Webサハリン物語《 はじめに》片山通夫

サハリン物語

【609studio】本書は1999年秋にボクがはじめてサハリンへ行った後に取材した内容を「サハリン物語」(リトル・ガリヴァー社刊)として纏めたものをWEB版に書き直したものである。
世界中を恐怖に陥れた新型コロナウイルスがようやく下火になった頃に、ボクが過去に撮り続けた作品の集大成ともいうべき写真集《Once Upon a Time》をまとめ上げることができた。 https://x.gd/p46ns  “Webサハリン物語《 はじめに》片山通夫” の続きを読む

Lapizstory《出雲の神々そして鬼が行く道006》片山通夫

【LapizOnline】鬼が行く道

鬼たちが山中深く棲んでいる地域が丹波の国である。丹波は福知山(京都府下)や篠山(兵庫県下)にまたがる地域をいう。この地域に鬼が出てくる記録は、平安時代にさかのぼる。陰陽師(おんみょうじ、おんようじ)が活躍した頃である。陰陽師は平安の頃、人が理解できなかった世の中の事象を解決した神に近い存在だった。 “Lapizstory《出雲の神々そして鬼が行く道006》片山通夫” の続きを読む