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現代時評《デマに惑わされるな!差別を助長するな!》山梨良平

 阪神大震災や東日本大震災などの大災害を経験し外国から暴動も何も社会不安になるようなことを起こさなかったことを称賛の的だった我々。ところがそのうちの一部だろうが、今回の新型ウイルスに関しては、ちょっと様子が違った。デマが飛び交っている。それも無責任なデマが・・・。ここではどのようなデマかは書かない。むろん誰しも死に足る危険のある新型ウイルスは恐ろしい。かく言う筆者も同様の思いだ。

韓国の話に飛ぶ。中国・武漢からチャーター機で帰国した人々は忠清南道牙山の警察人材開発院と忠清北道鎮川の国家公務員人材開発院に14日間隔離収容されて経過観察される。これらの人々を迎える牙山などでは反対運動も起こっている。

しかし一部住民がフェイスブックなどのSNSを中心に「我々が牙山だ(#We_are_Asan)」という帰国者歓迎運動を繰り広げ、注目を集めているというのだ。「一方の記事だけを見て各種のSNSに牙山と鎮川(チンチョン)を誹謗する書き込みが溢れており、牙山市民として心が痛む。私のように武漢からの帰国者を歓迎する牙山市民も多いということを示したくてこのようにメッセージ・リレーを始める」とメッセージを書き込んだEさんは語った。

そして「恐怖の中で震えていたはずの帰国者たちを温かく歓迎しよう。一緒にやってくれたら、牙山市民と鎮川郡民、武漢からの帰国者にとって大きな力になる」と付け加えた。
(この項ハンギョレ新聞 http://japan.hani.co.kr/arti/politics/35619.html)

WHO推奨の個人ができる対策があったので紹介する。

コロナウイルスは、飛沫感染(つばや咳)や接触感染によって拡散していることが分かっている。咳やくしゃみなどの飛沫が直接口に入ることで感染するケースや、ウイルスが付着したドアノブなどを触った後に、手で口元や鼻をこすったり、あるいは食べ物を手でつかんで食べたりして感染する場合などが考えられる。

日常生活の中で、多かれ少なかれウイルスが手についてしまうのはしょうがない。だからこそ、手についたウイルスを体内に取り込むのを防ぐために、まずは石鹸などを使った手洗いの徹底が第一の対策といえる。日本では、対策としてまずマスクをつけることが推奨される場合が多い。マスクによって鼻や口元を触りにくくなったり、くしゃみなどをしたときに飛沫が飛び散ることを防いだりできることは確かだが、マスクはエチケットとしての側面が強い。

(https://www.businessinsider.jp/post-206544)

マスクが品薄だといわれている。マスクは自分からの飛沫が飛び散ることを防ぐ。つまり周りにまき散らさないためのもの。買い占め無いようにしたい。それはハンカチや腕などで代用できる。それよりも手を十分に洗うことが重要と言われている。再認識したい。

次にデマ対策だが、SNSなどで出所不明の情報を安易に信じたり、拡散したりは絶対に避けたい。その情報が正しいものかどうか、例えば新聞やテレビなど信頼できる情報を発表しているマスコミや市町村、国の機関のHPなどで確認するだけの余裕を持ちたい。むろんそれでも間違いは起こる。その時は直ちに訂正したいものだ。
こんな時こそ冷静に対処したいものだ。そうでないと1923年関東大震災時の朝鮮人虐殺事件の二の舞に陥る。

新型肺炎を巡る世界の主な報道ダイジェスト

2020-1-31 現在

【新型肺炎】

新型肺炎による武漢の死者が204人に拡大=グローバル・タイムズ
中国 湖北省「患者が臨時診療所に滞留」中国メディア
新型肺炎の予防、高価なマスク必要?
「濃厚接触」の定義とは?
チャーター便運賃8万円を公費負担へ 安倍総理が表明
北朝鮮「国家存亡にかかわる」 感染の疑いは隔離
須院長、感染者拡大の新型コロナウイルスへの対策に「政治の力でできることをしない日本の政治家に失望しつつあります」
飛行中の「行き先変更」で武漢へ、湖北省の94人乗せた吉祥航空便
中国 感染の恐れで武漢から帰郷者に行き過ぎた行動
新型肺炎、WHOが「緊急事態」を宣言
新型肺炎で「東京五輪中止」情報、なぜ拡散?
新型肺炎、「緊急事態宣言出すな」 中国が圧力と仏紙報道
新型肺炎、第2便26人入院 陰性でも2週間宿泊要請
中国で無症状者から集団感染…第3次感染事例も
「新型肺炎を止めろ」ロシアが国境閉鎖…米国は20の空港で検疫

新型コロナウイルスはコウモリ由来? だとしても、悪いのは中国人の「ゲテモノ食い」ではない
韓国で新たに2人の新型肺炎感染確認 うち1人は3人目患者と接触
新型ウイルス、世界は「警戒が必要」とWHO 死者170人に
ロシア、中国との国境閉鎖へ 新型コロナウイルスで

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現代時評《25回目の鎮魂》片山通夫

四半世紀前の1月17日、巨大な地震が淡路島、神戸そして大阪を襲った。早朝のことだった。そう、阪神淡路大震災と名付けられた地震である。筆者は当時ある病気でドクターストップがかかっていて、激しい運動(例えば走ること)などは禁じられていた。テレビや新聞で伝えられる惨状を見るにつけ、知人の安否などが気になっていたが、ペットボトル一本届けることができなかった。
筆者だけではないだろう。そんな思いの人々が日本、いや世界中におられたことと思う。以来、筆者はこの日に日本にいる限り、神戸を訪れることにしている。
特に何もするわけではないのだが、これは筆者なりの鎮魂の表現である。