「ヘイト」は、一般的に憎悪や嫌悪の感情、またはそれに基づいた言動を指します。特に、人種、民族、宗教、性的指向などの属性に基づいて、個人や集団を攻撃したり、差別したりする言動を指す「ヘイトスピーチ」という言葉で使われることが多い。
最近は言葉の意味を調べるとき、AIが答えてくれる。上の「ヘイト」と言う意味を調べてみた。結果はこのように出た。便利な世の中になったものだ、しかし筆者はよくわからないが「誰かがAIを操作」して自分や自分のグループなどに有利な答えを出すようにしたら・・・?ちょっと心配だ。
今、参議院選挙が終盤にかかっている。その中で、外国人や女性に対する偏見が、SNSなどだけでなく、実際の演説などでも声高に叫ばれているという現象が多く見受けられる。いちいちここでは述べないが、結構な件数が数えられるようだ。我々はこのようなデマに惑わされたり、あたかもそうだ(ろう)とSNSなどで無責任に賛同しないよう注意する必要がある。
例えば「外国人の健康保険未納が年間4000億円かかっているという議員がいた。訂正済みだが、常識で考えてもおかしい。それを鵜呑みにする国民が少なからずいるかもしれない。また「選択的夫婦別姓で外国人が簡単に国籍を取れるようになる」と声高に叫ぶ人がいる。国籍をとることと夫婦別称はまったく別問題だ。こんな馬鹿げた話をどうして信じられるのか不思議だ。
世はパソコンやスマホを個人で持っている時代だ。ちょっと落ち着いてインターネットで新聞社や放送局もしくは公共団体などにアクセスして「自分の眼で」確認することだ。また日本ファクトチェックセンターなるところにアクセスすればいい。自らの眼で確かめるという習慣を身につけなければならない。
所で、参政党の一人の候補者がロシアの国営通信スプートニクの番組からインタビューを受けたことが発覚した。ロシアの影響力に同党があるのかと、物議を醸している。参政党の神谷宗幣代表は15日、ネットニュース番組に出演し、ロシアとの特別な関係を否定した。つまり同通信のインタビューは受けたが関係はないというわけだ。事実かどうかは不明だ。今まで同党は「あることないこと」を有権者の関心を呼ぶために言ってきた。フェイクにフェイクを重ねてきた。この問題で彼らの話が事実かどうかは確かめようがない。ちなみに日本の青木一彦官房副長官は16日の記者会見で、「わが国も(外国勢力による)影響工作の対象になっている」と断言した。
*日本ファクトチェックセンター
https://www.factcheckcenter.jp/