現代時評plus《スパイ達の高笑い》山梨良平

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勿論それ以前から顕在化していたのだろう。我が国では安倍政権以来だったのではないか。それが一気に表に出て来たのが、アメリカのトランプ大統領が就任してからだった。いや、さきに述べたように我が国では安部政権のでたらめ政治以来だ。大きな事件は数ある。今はそれはここでは書かない。安倍の小型である菅が首相に治まった時、小型ながら看過できない事件を起こした。

ご存じの日本学術会議の6人の学者の再任を拒否した「事件」である。そして今トランプはアメリカで大学を兵糧攻めにしている。おかげでアメリカでは「頭脳流出」の危機である。我が国もこのままでは同様の憂き目を見ることだろう。ノーベル賞がすべてとは言わないが、おそらく今後は日本の学者は偏向した研究しかできないだろう。体のいい兵糧攻めを行うつもりのようだ。

古来、学者、大学などが予算に貧して心を売るケースは世界中で起こってきた。
日本でも軍の命令で危険な研究に従事させられてきた大学や学者は多かった。
同じ轍を今世界の政治家が踏まそうとしている。

一方、兵糧攻めにさいなまれた学者は、他国へ身売りしてでも研究にいそしみたい。そこでそのような学者をリクルートしようとするスカウト、もしくはスパイは今高笑いしていることだろう。