電話と言ってもいわゆるスマホの事。何十年も携帯電話と付き合ってきた。国内にいても、どこか遠くの国にいても、まずその国のSIMカードを手に入れることを第一にしていた。ロシア(サハリンが主だったが)へ行くことが年に2・3回と言う時期が続いた頃は、ロシアの電話機を買ったこともあった。その方が簡単で安く上がったからだ。
そんな「携帯電話中毒」状態のボクが、ここ2・3日、スマホを壊して使い物にならなくしてしまった。さわっているうちに、SIMカードが異常な状態になり、電話も掛けられなくなった。まさにただの箱にしてしまったのだ。
ところが携帯電話が壊れてから、初日は焦っていたが、2日目位になると、「あれ?電話のないのも快適じゃね」と感じだした。3日目の夜は友人たちと飲みに行く約束があった。電話のことは忘れて快適な飲み会だった。今までは用事もないのにテーブルの上などに「まるで秒を争う相場師」のようだったんだが。
そして今朝(4/8朝)さてドコモショップへ出かけようかと思ったが、なんとなく足が動かない。気が乗らないのだ。ドコモショップへ出かける気が起こらないのだ。それで、さも重要なことをしなければと「この駄文」を書いている。予定では朝の9時半に出かけるはずだった。そうだ、午後にしようと何度目かの決断を、まさにたった今したところなのである。もう14時を回っている。
はてさて電話のない生活がこんなに快適だったとは・・・。