モノローグ《皐月 》&路傍の風景

 

小田原で合羽買たり皐月雨/蕪村

蕪村といえば大阪の生まれ。句の「皐月雨」は「さつきあめ」と読む。旅先で雨が降ってきたので・・・。
大阪で合羽・・・はてどこかで聞いたと思ったらこのコロナ騒ぎで「合羽の寄付」を大阪で募ったとか。「医療現場の防護服の不足に伴う、雨合羽のご寄附」とかなんとか。台湾からも届いたと。
うれしい反面、どうして?という疑問も。
兼好は 絹もいとはじ 更衣(ころもがえ)

 

モノローグ《ふと思いついたこと》&路傍の風景

廃校とその教室

アベノマスク。466億もかけるなら、その資金でマスク工場や医療従事者用の防護服などを生産する工場を作り、そこで仕事がなくなった人たちに生産依頼すればいいと思う。
学校の廃校など工場用地は地方にいくらでもありそうだ。ただし利権はついてないぞ!念のため

モノローグ《信じられる言葉》&路傍の風景

結界:古神道である神籬や磐座信仰は、神の依り代であるとともに、その鎮守の森や森林や山や海や川や岩や木などは、禁足地である場所も多く、神域や常世と現世の端境を境界線を示すために、神社・寺院などの境内や建築物では意図的に段差を設けたり、扉や柵、鳥居や注連縄などを用いる。古神道や神道において、一定範囲の空間に設定されたタブー(禁足)を視覚化したものとも言え、それは聖なる領域(常世)と俗なる領域(現世)という二つの世「界」を「結」びつける役割をも持つ。

世の中には聞いてすっと心に響く言葉とそうでない言葉がある。先ごろ来のコロナウイルス騒ぎの中で各国の首長が国民に向かって様々な言葉で話しているのを聞いていると「なるほど!」と思わずうなずくときがある。ドイツのメルケル首相が国民の前で話した内容は安倍首相が記者会見で話した内容とほぼ同じだ。要はコロナウイルスに対して冷静にしかし我慢して政府の協力してもらいたいということだ。
しかしながら国民にまっすぐ向かって話すメルケル首相と、おそらく官僚の書いた原稿を読み上げる安倍首相との差は歴然だと感じた。つまり原稿を読むだけの安倍首相のスピーチは心を動かされなかったということだ。信じられる言葉を聞きたかったと思う。

モノローグ《中国共産党にストップを》&路傍の風景

目覚ましい成績を上げている。対新型コロナウイルスへの戦いである。ニッキー・ヘイリー前米国連大使は23日、台湾の世界保健機関(WHO)加入などを求める署名活動をインターネット上で立ち上げた結果、7万7000人超が署名が集まった。その件数は増え続けており、目標とする10万人に迫っている。

台湾は中国の妨害でWHOをはじめ国連に加盟できていない。ところが今回のコロナウイルスのへの対応で世界から絶賛を浴びている。発端は昨年末のこと、まだ世界がこのようなことになるとは気が付いていないときに「人から人へ移る」とWHOへ連絡したが無視された。

台湾の貢献は称賛に値すると国際的な支持を得て、今回の署名活動につなったというわけである。

モノローグ《無駄な費用を・・・!》&路傍の風景

光明がうっすらと見えてきた?

時折目にするニュースに東京オリンピック開催のことがある。IOCのホームページに、安倍首相が3000億円だかの費用負担を了承したとか。慌てて政府はそんな合意はないと打ち消しに必死。IOCのページからはその項が消えた…。

vアベノマスクを全国の世帯にばらまく予算が466億円。ところが不良品続出で、配布を中止しなければならなくなった。商社などは全品引き取る羽目に陥ったことは言うまでもない。すると24日の官房長官の記者会見で「実は90億円しかかからない」って話。
安倍首相と溝があるかに見える菅官房長官のパドルなのかも知れない出来事だった。ただ筆者が知っている限り、25日朝現在国内マスコミはこのことを伝えていない。このことを伝えたローター電を読んだSNSの投稿者が盛んに伝えているだけである。

凋落の一途を辿る安倍首相。まともなアドバイザーを持っていないようで、マスク二枚で「全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから」。首相にそう進言した馬鹿な官僚がいたようだ。
でたらめな予算の使い方が発覚したこの一件が発端となって安倍内閣は瓦解する可能性が高くなってきた。
己が命と引き換えになるかもしれないコロナウイルスとの戦いにまで、国家予算をごまかす政府を正さなければならないことは明白。

それでもなお死ぬ危険を承知で安倍政権を支持しますか?

モノローグ《奢る安倍は久しからず》&路傍の風景

満開の桜

もうアベノマスクには悲しいとしか言いようがない。

《466億円もの血税を投入した「アベノマスク」に国民や海外メディアの批判が集まっている中で、妊婦向けマスクに続き、全戸配布用のマスクについても、虫や髪の毛の混入やカビ付着などの不良品報告が相次いでいることが判明。政府関係者からの情報を毎日新聞が報じた。》

凋落(ちょうらく)という日本語がある。読めないかもしれない安倍政権のトップのためにひらがなも併記する。
凋落は主に比喩的な「落ちぶれる」「衰える」の意味で使われる。例)凋落の一途を辿る
一時的に栄えても、必ずいつかは落ちぶれることにも使われる。今に見る安倍政権のように一事が万事、うまくゆかない場合によくみられる現象をいう。コロナウイルスの猛威の前に凋落し始めた安倍政権。しかし決してそれはコロナウイルスのせいではない。単にきっかけだ。 奢った安倍首相に責任がある。

考えてみれば、平氏が滅亡したのは壇之浦。山口県の海だ。安倍首相の選挙区は山口4区だ。そして4区は下関市と長門市、おまけに壇之浦は下関市。

何か因縁を感じる。