現代時評《「えらいこっちゃ」の韓国戒厳令騒動》片山通夫

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、3日夜に非常戒厳を宣言してからわずか6時間後に解除すると言う「事件」が起きた。
これを受けて韓国の最高検察庁は12月6日「特別捜査本部を組織し、今回の非常戒厳関連事件に対して厳正に捜査する」と発表した。国会と中央選挙管理委員会に実際に戒厳軍が投入され、戒厳宣言と指示過程に軍高官などが関与した点を考慮した措置とみられる。つまり言葉は適切ではないが「上からのクーデター」と言うよりも、やはり大統領の専制だったのではないか。 “現代時評《「えらいこっちゃ」の韓国戒厳令騒動》片山通夫” の続きを読む

◆現代時評《古墳時代並みの明治政府、そして今も・・・》片山通夫

読売新聞が24年11月30日付で次のような記事を書いた。

仁徳天皇陵、明治期に「威厳」増幅…列強各国へアピール狙い濠の堤2mかさ上

:宮内庁は29日、日本最大の前方後円墳・ 大山 古墳(仁徳天皇陵古墳、堺
市)を囲む 濠 の堤が、明治期に約2メートルかさ上げされていたとみられると
発表した。5世紀頃の築造当初から大幅に改造して古墳の存在感を増したと考え
られ、宮内庁は「明治政府が列強各国に対し、日本の天皇制や歴史をアピールす
る狙いがあったのだろう」と分析している。
記事の詳細は以下から。

https://www.yomiurculture/20241130-OYT1T50039/

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ONCE UPON a TIME[《モルダウ河畔にて》写真・片山通夫

チェコの首都プラハを流れるモルダウ川」にて

「プラハの春」は、ドゥプチェクがチェコスロヴァキア共産党第一書記(1953年から1971年までは「チェコ共和国共産党中央委員会第一書記」と呼ばれた)に選出された時点で始まった。ドゥプチェクによる改革は、経済における一部の地方分権化と民主化を実施し、それによってチェコスロヴァキア国民に権利を付与することを目的としていた。 “ONCE UPON a TIME[《モルダウ河畔にて》写真・片山通夫” の続きを読む