◇◇現代時評plus《丹波篠山で考えたこと》片山通夫

秋の丹波の山と登り窯

過日秋色の丹波篠山で一日遊んだ。コロナもすこし落ち着いてきたのか人出は結構あった。江戸時代から城下町篠山の商業の中心として栄えた河原町妻入商家が残っている通りには、いわゆる丹波焼の丹波古陶館という美術館でがある。美術館としては小さいが好きな人には応えられない古丹波を満喫できる。美術館に入ると、昔、著名な写真家である土門拳氏が撮った古丹波の写真を思い出す。詳細は忘れてしまったが丹波の地、篠山近郊の今田地区に多くの窯元があり、土門氏は登り窯の妖艶に燃える炎が立杭焼を作っているというような意味のことを写真と共に書いていたように記憶する。 “◇◇現代時評plus《丹波篠山で考えたこと》片山通夫” の続きを読む

Gallery 609studio《晩秋の出雲街道》片山通夫

出雲街道とは主に播磨国姫路(兵庫県姫路市)を始点として、出雲国松江(島根県松江市)に至る街道のことを指す。出雲往来、雲州街道などともいう。他に、広島県・島根県内では石見銀山街道の尾道から赤名(現在の島根県飯南町)にかけてのルートや、それに三次で接続する広島方面からのルートを指すこともある。 (ウイキペディア)
写真は出雲街道新庄宿、がいせん桜通り。がいせんとは「凱旋」のことで、日露戦争の戦勝記念で街道の両脇に植えられた。この通りは出雲街道の宿場町で、参勤交代の松江藩主などが休息する本陣や脇本陣等があり、かつては大いに賑わった。
秋の歌
「見渡せば 花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ」定家

 

 

 

 

現代時評《壺から出られん自民党》片山通夫

冗談だろうが、「今年の漢字」に選ばれたというジョーク。

旧統一教会の政治家への浸透は驚くほどだ。特に自民党中枢と目されている安倍派。山際氏などはあの答弁を聞いていて、単なる小心者の保身の弁だと100歩譲って思われる。まあ、国民の中の不平氏の憂さを晴らす程度、言い換えればガス抜き程度だと失礼ながらそう感じる。しかし看過できないのが、実際はわからない部分が多い中で旧統一教会との「深い付き合い」をしている、もしくはしているであろう政治家。 “現代時評《壺から出られん自民党》片山通夫” の続きを読む

◇◇現代時評《四面楚歌の日本》片山通夫

戦術核を使うか、いや、おそらくブラフだろう、まさか使えまい等々様々な思惑が交差している。実際、万一戦術核が使われたら世界は本格的な核戦争に陥るか、プーチンの核でとどまっているかは全く予測できない。それほど世界は馬鹿でもないかもしれないし、何かのはずみで・・・。いやいや、そんなことを考えたくない。 “◇◇現代時評《四面楚歌の日本》片山通夫” の続きを読む

好評発売中!《片山通夫写真集 ONCE UPON A TIME》編集室

片山通夫写真集 ONCE UPON A TIME 表紙

2022年10月23日発売開始!
60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集。1960年代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟となったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして時代を映す日本の折々の風景をモノクロームで描いた作品集。
全286頁。モノクローム写真239点を収録。


本体価格 3600円(税込)+送料(370円)

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現代時評《日本は北朝鮮とどのようなつきあい方をして来たか?》片山通夫

最近朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)からのミサイル発射が多くなった。一日に複数のミサイルが発射されることもある。いったい北朝鮮、もしくは東アジアで何が起こっているのかはうかがい知ることは困難だ。 “現代時評《日本は北朝鮮とどのようなつきあい方をして来たか?》片山通夫” の続きを読む

現代時評《北朝鮮がミサイル発射した。》片山通夫

北朝鮮がミサイルを撃った。最高高度は1000㎞、飛距離は4600㎞。日本の「上空」をはるかに超えて、宇宙空間を飛んだようだ。高度400㎞では、国際宇宙ステーション(ISS)が回っている。その2倍以上の高度となるととてもじゃないけど「日本上空」ではなく「宇宙空間」としか言いようがない。
それを「日本上空を飛んだ」という表現はかなり無理があるというか、まったくの「為にする」嘘だ。ここでかなりの誤解があるようなので北朝鮮が発射する毎に日本国内で説明される「語句」を調べてみた。 “現代時評《北朝鮮がミサイル発射した。》片山通夫” の続きを読む

現代時評《近頃都で流行るもの》片山通夫

近頃都で流行るもの。

国葬談義に宗教カルト、いずれ劣らぬ低俗さ。安部元首相の国葬に国民の半数以上が反対と。盟友トランプも欠席と弔問外交の夢破れ、参加者集めに四苦八苦。カルトに浸食自民党。広告塔の安部元首相、言い訳ごまかしなんのその。それに引き換え英国国葬、カルトまみれの国葬にそっぽを向いた首脳たち。哀れ憐れの首相の岸田。地獄の門は永田町、今なお続く百鬼夜行の自民党。
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