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一之瀬明 – Photo&Journal 609studio

現代時評plus《80年かかってその程度か》一ノ瀬明

長崎市に投下された原爆のキノコ雲(ウイキペディアから)

今日8月9日は、80年前にナガサキに原発が落とされた日だ。核爆弾の威力はヒロシマで充分味わった。当時の長崎市の人口24万人(推定)で、そのうち約7万4千人が死亡、建物は約36%が全焼または全半壊した。

アメリカがヒロシマとナガサキに形の違う核爆弾を投下したのは、まさに実験だったのだろう。何しろ人間が何万人もいる都市をターゲットに投下したことは、如何に戦争だと言っても許せない暴挙だ。勿論我が国の政府・軍部がせめてもう少し早く降伏していれば、ヒロシマやナガサキの悲劇はなかった。 “現代時評plus《80年かかってその程度か》一ノ瀬明” の続きを読む

現代時評plus《原爆の日・ヒロシマ》一之瀬明

撮影:片山通夫

あれから80年が経った。今日は原爆が世界ではじめて実戦で使われた日である。1945年8月6日午前8時15分、連合国のアメリカ合衆国が枢軸国の日本に投下、広島市の上空でさく裂し、ウイキペディアによると9万~16万6千人が死亡したと言われている。 “現代時評plus《原爆の日・ヒロシマ》一之瀬明” の続きを読む

現代時評plus《第三次大戦の様相を帯びる》一之瀬明

イスラエルがイランを攻撃した。そしてイランはイスラエルに報復と言う名の攻撃を加えてこの両国は戦争状態に陥った。かねてからイスラエルはイランを何度も攻撃を加えるチャンスを待っていたように思える。
6月10日のニューズウイーク日本語版は【イランがイスラエルの数千点に上る機密文書を公開へ…核戦略を含む「宝の山」の文書の内容とは】と報じた。 “現代時評plus《第三次大戦の様相を帯びる》一之瀬明” の続きを読む

現代時評plus《韓国叩き》一之瀬明

明治時代からだと思うが「韓国叩き」が、我が国では常態化している。その最たるものが、あの関東大震災直後の「朝鮮人虐殺事件」だった。一体なぜ朝鮮人を嫌うのだろうか?同じ東洋人であり隣国であり、江戸幕府時代、1607年から1811年までの間に12回日本を訪れた朝鮮通信使の折には、文人墨客だけでなく学者などもこぞって彼らを歓待したと言われてる。 “現代時評plus《韓国叩き》一之瀬明” の続きを読む

Opinion《ヘイト》一之瀬明

何気なくハンギョレ新聞(韓国)を読んでいたらこんな記事を見つけた。
「彼らのカメラが恐怖」…日本の差別主義者に狙われるクルド人
https://japan.hani.co.kr/arti/international/52448.html
記事の内容は上記のURLをコピーしていただき読んでもらえればよくわかる。衝撃的な写真も掲載されている。 “Opinion《ヘイト》一之瀬明” の続きを読む

【609 Studio】email newsletter 2025年1月21日 #1191  

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【609 Studio】email newsletter 2025年1月21日 #1191  
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世界の話題、LAPIZ編集長・井上脩身氏のコラムなど多彩な話題満載!
なおLapizOnlineは609studioと統合いたしました。
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
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◆現代時評《露払い》一之瀬明
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露払いと言う言葉がある。一般的には、相撲で横綱の土俵入りのとき、先導として土俵に上がる力士を指したり、また何事かを最初に行う行為のことも指す。
眼を我が国の政治に向けると、失礼ながら石破首相の役割はこの露払いの役割ではないかと筆者は思う。裏金議員に対する対応はおそらく石破首相の考えとはかけ離れた対応を自民党内や旧統一教会に対する「遠慮」もしくは「選挙時の拘束」または「圧力」があって、現状のように中途半端な形になったと思うがどうだろう。また「安倍政治」を引きずるような場面も見受けられる。そう感じられる点は「旧統一教会解散問題」に触れない点だ。この宗教団体の解散問題が一向に報じられないのが腑に落ちない。きっと議論が停滞したままだろうと邪推する。 “【609 Studio】email newsletter 2025年1月21日 #1191  ” の続きを読む

LapizOpinion《Webメディアの台頭》一之瀬明

【LapizOnline】アメリカの話。 元メディア幹部のフィドラー氏は1980年代に「人々は紙に印刷された新聞を必要としないだろう」と唱えた。「新聞は持ち運びの出来る機器によって配信される。そして人々はそれを「読む」というわけだ。印刷された新聞を買うという行為は、端末に配信されるニュースを読むのと同等だ。勢い印刷工場でインクを使って、いや紙そのものを輪転機にかけ、トラックで運び、町の新聞スタンドで販売すると言うスタイルはすでに遅れている形態だと言わんばかり。 “LapizOpinion《Webメディアの台頭》一之瀬明” の続きを読む

現代時評《ダモイ・トウキョウ》一之瀬明

「ダモイ・トウキョウ」表紙(部分)

【 609studio】かつて宇野宗佑という総理大臣がいた。短期の総理だった。宇野宗助という総理よりも外国メディアに「セックススキャンダルが日本の宇野を直撃」(ワシントン・ポスト)などと掲載されると、それが引用される形で日本で話題となった。
この頃から日本のマスコミは「権力に弱いマスコミ力」を発揮していた。この宇野宗佑総理にはあまり知られていない意外な面があった。「ダモイ・トウキョウ」という著作である。この本は宇野宗佑が自身のシベリア抑留の経験をもとに書いたものだ。このコラムの最後に彼の略歴などをリンクしておく。 “現代時評《ダモイ・トウキョウ》一之瀬明” の続きを読む

現代時評plus《知性と品性》一之瀬明

衆議院が解散されて、公認されない裏金議員の恨み節が聞こえる。自らの行いを恥じず責任転嫁も甚だしい。国民を愚弄した報いだと思うのだが、どうもそうは思っていないようだ。恨むなら安倍、管そして岸田氏を恨めばいい。いや、自らの以前の行いを恨むべしだ。 “現代時評plus《知性と品性》一之瀬明” の続きを読む