現代時評plus《スパイ達の高笑い》山梨良平

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勿論それ以前から顕在化していたのだろう。我が国では安倍政権以来だったのではないか。それが一気に表に出て来たのが、アメリカのトランプ大統領が就任してからだった。いや、さきに述べたように我が国では安部政権のでたらめ政治以来だ。大きな事件は数ある。今はそれはここでは書かない。安倍の小型である菅が首相に治まった時、小型ながら看過できない事件を起こした。 “現代時評plus《スパイ達の高笑い》山梨良平” の続きを読む

現代時評《活字真理教》片山通夫

魏志倭人伝

 

聞いた風なフレーズだった。

「フェイクニュースと虚偽操作扇動がこの国の民主主義を脅かしている」(2023年10月の在郷軍人会創設71周年記念式での韓国・尹前大統領の祝辞)このフレーズが大統領の口癖だったようだ。

真贋織り交ぜてインターネット上でニュースが飛びかう。人は自分の考え(思考)に合うニュースは心地よいから、その考えに賛同し、また拡散する。フェイクだとわかっていてもそれを流布する場合もあるかもしれない。 “現代時評《活字真理教》片山通夫” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その168《掘り下げ屋敷》渡辺幸重

渡名喜島の農村集落(「文化遺産オンライン」サイトより)

日本列島には毎年台風が襲来し、大きな被害をもたらします。近年は気象変動(温暖化)のせいか“スーパー台風”と呼ばれる超大型の台風が増えたので心配が大きくなっています。私は“台風銀座”と呼ばれる琉球弧(南西諸島)に生まれ育ったので “連載コラム・日本の島できごと事典 その168《掘り下げ屋敷》渡辺幸重” の続きを読む

現代時評〔自然体で生きる〕片山通夫

過日養老孟司さんのインタビュー記事を読んだ。NHKの記事だった。おそらくこの記事はNHKが放送したものだったのだろうから、見られたからも多いと思う。この稿ではとくに彼のインタビュー記事について書くわけではない。ただ養老さんの生きるさまを垣間見たことを書きたく思った。 “現代時評〔自然体で生きる〕片山通夫” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その167《福江大火》渡辺幸重

焦土と化した被災地の全景(『福江大火復興50周年記念誌』より)

1962(昭和37)年年9月26日午前2時10分頃、五島列島・福江島の福江市(現在は長崎県五島市)で604戸の家を焼く類焼面積13万2,000平方メートルの「福江大火」が発生しました。死者はありませんでしたが811人の負傷者が出、被災者は3,936人に及びました。原因はマッチの火による失火とされ、海岸通りから中心商店街に向かって延焼、6時間の間に市街地の大半が焼け野原となったのです。

市役所庁舎をはじめ市消防車車庫、長崎県五島支庁、福江税務署、福江警察署、公立五島病院など主要官公署のほとんどを焼失してしまいました。被害額は約40億円(当時)という長崎県下では戦後最大の火災となり、激甚災害法が公布されて初めての激甚災害に指定されました。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その167《福江大火》渡辺幸重” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その166《えらぶゆり》渡辺幸重

笠石公園ユリ畑のえらぶゆりの花(「沖永良部島観光サイト」より)

奄美群島の沖永良部島(おきのえらぶじま:鹿児島県)の空港は沖永良部空港ですが、愛称は「えらぶゆりの島空港」です。えらぶゆりはテッポウユリの一種でほのかな香りを持つ純白の花です。年末年始や冠婚葬祭などには欠かせない花ですが、沖永良部島はテッポウユリの日本一の産地で、切り花として200万本以上の出荷量を誇り、国産テッポウユリの生産量全体の80%を占めています。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その166《えらぶゆり》渡辺幸重” の続きを読む

現代時評《中国憎し関税の真意》井上脩身

アメリカのトランプ大統領は4月9日、約60カ国・地域に最大50%の相互関税を発動、その日のうちに中国以外は「90日間停止する」と発表した。中国に対しては関税を125%に引き上げ、発動済みの20%の制裁関税と合わせて145%の高関税を課すこととした。 “現代時評《中国憎し関税の真意》井上脩身” の続きを読む

現代時評plus《電話のない生活》片山通夫

電話と言ってもいわゆるスマホの事。何十年も携帯電話と付き合ってきた。国内にいても、どこか遠くの国にいても、まずその国のSIMカードを手に入れることを第一にしていた。ロシア(サハリンが主だったが)へ行くことが年に2・3回と言う時期が続いた頃は、ロシアの電話機を買ったこともあった。その方が簡単で安く上がったからだ。 “現代時評plus《電話のない生活》片山通夫” の続きを読む