冬の風景《雪の札幌ビール園01》片山通夫

ボクは北海道にはなじみがある。と言うのもサハリンへは年に2・3回は行っていた時期があった。残念ながらコロナやプーチンのロシアがウクライナに侵攻したりしてゆくことができなくなった。コロナ渦では親しいロシア人の奥さんが亡くなられたこともあった。
いずれにしろ行き来する間に札幌などの町を撮ることができた。ここに掲載された写真はそのサハリンへの行き来に撮った写真だ。 “冬の風景《雪の札幌ビール園01》片山通夫” の続きを読む

【609 Studio】email newsletter 2025年2月4日 #1193  

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【609 Studio】email newsletter 2025年2月4日 #1193
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世界の話題、LAPIZ編集長・井上脩身氏のコラムなど多彩な話題満載!
なおLapizOnlineは609studioと統合いたしました。
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
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fiction《アマテラスの誤算008》片山通夫

お帰り

須賀神社 出雲

出雲にお集まりになった神様たちはそれぞれの国へお帰りになるのであるが、それぞれの国ではどのようにお迎えされるのかは定かではない。ただ神在月の間、神様たちはどのような酒を召し上がっていたのか少し興味があるので、今風にインターネットで調べてみた。 “fiction《アマテラスの誤算008》片山通夫” の続きを読む

【609 Studio】email newsletter 2025年1月28日 #1192  

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【609 Studio】email newsletter 2025年1月28日 #1192
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◆現代時評《社会不安と大地震の不思議な関係》井上脩身
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~阪神大震災30年に思う~

阪神大震災から30年がたった。1990年にバブルが崩壊し、日本経済が低
迷しはじめるなか、1995年1月17日午前5時46分、M7・3の地震が淡
路島から阪神地方を襲い、6434人の命を奪ったのだった。 “【609 Studio】email newsletter 2025年1月28日 #1192  ” の続きを読む

fiction《アマテラスの誤算007》片山通夫

時には文化人スサノオ

【609studio】出雲風土記や古事記や日本書紀に見られるように、出雲は文化が発達した国だった。大陸(中国や渤海)や朝鮮半島という当時の文化の先進国が海を隔ててそこにあるわけだ。そして八束水臣津野命(ヤツカミズオミツヌノミコト)が「出雲は小さい国だ。どこかの国を縫いつけて大きくしよう」とばかりに、新羅などに綱をひっかけて手繰り寄せた。 “fiction《アマテラスの誤算007》片山通夫” の続きを読む

fiction《アマテラスの誤算004》片山通夫

神迎神事(かみむかえしんじ)

稲佐の浜と弁天島

【609studio】出雲大社の西、およそ1キロメートルに「稲佐の浜」がある。夕日が綺麗な浜だ。この浜に弁天島と呼ぶ島がある。古くは「沖御前」といい、遥か沖にあったといわれているが、砂浜が広がって浜伝いに歩いて行けるようになった。
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fiction《アマテラスの誤算003》片山通夫 

もうわかった?「混沌の世界」

アメノヌボコと伊弉冉・伊弉諾

【609studio】イザナミとイザナギの男女の神は混沌とした中に放り出された。
そしてわけもわからないうちに、貰った「アメノヌボコ」を、それこそ混沌としっぱなしの「混沌」に差し込み、混沌を固めた。アメノヌボコとは「天之瓊矛」と日本書紀での呼び方で、古事記では「天沼矛」と表記されている。 矛(ホコ)は、長い柄の先に両刃の剣を付けた武器を指す。 “fiction《アマテラスの誤算003》片山通夫 ” の続きを読む

fiction《アマテラスの誤算002》片山通夫

神でさえひとりで生きていた時代

イメージ 混沌と荒ぶる地上

【609studio】この世がまだまだ混沌としていた頃、まだまだはっきりとしない、言ってみればボヨヨーンと神も仏もいるかいないかわからなかった時代の話から始まる物語があった。
「何とかせにゃ」、「わかっとるがな」
神様は上も下も右も左もわからないままに何とか考えをまとめようとしていた。言ってみればやけくその結果、混沌の神様が「誰か下におろして堅めさせよう」と決断した。
「ひとりじゃ誰も行ってくれんじゃろう」
「男と女の対ではどうじゃ?」
「ワシらも一人神じゃて対の神なんてぜーたくじゃ」
しかしこの混沌を何とかせなーならんと言う結論は出ていたので、そこにいた神様みんなで「そーじゃ、そうじゃ」と言った囃子て無責任極まりない決め方で決まった。

不定期・続く

現代時評《最近なんとなく殺伐と・・・》片山通夫

ロシアのウクライナ侵攻から始まってイスラエルのガザ攻撃、中国の台湾包囲と脅迫、中国の南シナ海での行動等々。おまけに、この20日に就任するトランプ次期大統領の言動とその言動に同調する人々の群れ。おまけにトランプはカナダやパナマ運河に食指を動かし、グリーンランドを買いたいと言いだした。 “現代時評《最近なんとなく殺伐と・・・》片山通夫” の続きを読む