Lapiz2021秋号Vol.39 からのお知らせ
Lapiz2021秋号Vol.39 は9月1日から順次掲載いたします。
Lapizはスペイン語で鉛筆の意味
(ラピス)
地球上には、一本の鉛筆すら手にすることができない子どもが大勢いる。
貧困、紛争や戦乱、迫害などによって学ぶ機会を奪われた子どもたち。
鉛筆を持てば、宝物のように大事にし、字を覚え、絵をかくだろう。
世界中の子どたちに笑顔を。
Lapizにはそんな思いが込められている。
今日は立秋。

秋きぬと眼にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行
書籍紹介《「消えたヤマと在日コリアン」を読んで》片山通夫

まず筆者の簡単な経験を述べたい。それがこの書を筆者が読む「読み方」の説明になると思うからである。1999年秋に初めてサハリンへ行った。「その島にとり残された」朝鮮人が多数いると聞いたからだった。筆者がいわゆる「朝鮮人問題」を知り取材を始めたのはサハリン残留朝鮮人が最初だった。
私たちは今なお、いやここ数年ますますヘイト問題に直面する。原因等は様々いわれているが、本旨とは違うのでここでは書かない。しかし本書からはその遠因を知ることができると思うので、本書をそんな角度からも読まれることを強くお勧めしたい。
さて、こう書いては誠に失礼だが丹波地方はかなりの田舎である。歌にも「丹波篠山、山家のサルが・・・」とうたわれているほどだ。そんな「ヤマの町」に在日コリアンがいた。本書によると丹波地方は戦前には珪石やマンガンを産出したという。珪石は耐火煉瓦の材料に用いられる。その煉瓦でコークスを焼いたた。コークスは蒸気機関車や鉄鋼業などを中心に、近現代においても交通機関や重厚長大産業に重要な燃料となっている。つまり戦争のせいで海外から石油など諸燃料を輸入できなくなった日本は戦争遂行にあたり、石炭産業を奨励せざるを得なかった。そして高温で石炭を焼く炉の製造には珪石は欠かせない鉱石だった。 “書籍紹介《「消えたヤマと在日コリアン」を読んで》片山通夫” の続きを読む
ONCE UPON A TIME 《サハリンの肖像》File No.009
Lapiz2021 Vol.38 夏号 ご紹介いたします
6/1のLAPIZ ONLINE
Lapiz2021夏号 Vol.38《巻頭言》Lapiz編集長 井上脩身
感染症や疫学が専門の医師、浦島充佳さんの近著、『新型コロナ データで迫るその姿』(化学同人)を読んでいて、懐かしい言葉に出合いました。「ネアンデルタール人」。中学生のころ、旧人類の一つとして習ったように記憶しています。現在は旧人に分類されているそうです。そのネアンデルタール人のもつ遺伝子が新型コロナの重症化と強い相関があると浦島さんはいいます。
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新型コロナウイルス関連報道まとめ#002
*菅さんの「1日100万人のワクチン接種を目指す」を信じろってのが無理だ。PCR検査の拡充さえ出来なかった人なのだ。医療者への接種もままならず、横浜市の接種予約に200万のアクセスが殺到し、中断しちまったんだぜ。祖父母のために家族総動員しても予約は取りにくいんだ。出来もしないことを吹くなよ。⇒立川談四楼
⇒1日100万回接種、掲げたが 焦る首相、再三の電話
*医療崩壊の大阪で吉村知事や与党・維新に不信感「コロナを軽視していた」
⇒そういえば大分以前に和歌山県知事からの忠告受けてたけど無視したな。
⇒新型コロナウィルス感染症対策(その24) -大阪が心配だ-和歌山県知事
*コロナ特効薬「カモスタット」とは 早ければ5月に治験終了、実際に使用した患者の声は | デイリー新潮
*「バーコード読み取れず」「役立たずのタブレット」…ワクチンシステムに自治体職員の怒り
*モデルナ製ワクチン、日本国内の試験で安全・有効性 5000万回分調達
*ワクチン接種 電話予約始める自治体 10日から着信制限 NTTなど
⇒先進国から比べて致命的に遅れているワクチン接種、電話受付となれば予約が殺到するのは想像に難くないはず。わが国はここまで劣化した‥。
*新型コロナワクチンの接種が進むベルギー、そして世界を見れば
*独、アストラゼネカ製ワクチンを全成人に接種へ=年齢制限撤廃
*コラム:G7で日本だけデフレ再燃懸念、緊急事態宣言の延長とワクチン遅延
*「ベストな」新型ウイルスワクチンは? 簡単に比較できない理由を解説
*ワクチン1回接種で、家庭内感染が半減=英研究 新型コロナウイルス
*中国で金の「爆買い」復活 経済回復の象徴、政府の「脱ドル政策」も
*途上国と先進国に溝、EUと米国に不協和音…ワクチン特許巡り対立三つどもえ
*ワクチン接種予約行う自治体の電話対象、10日朝から通信制限
*菅首相、和泉首相補佐官の”肝いり”コロナ感染者用施設が宙に浮き 血税48億円がパー【現場ルポ】
順不同 210511
新型コロナウイルス関連報道まとめ#001

手に入るだけの報道を集めてみた。ご参考になれば幸い。 210509
*コロナ対応に成功している国ランキング!1位は意外なあの国だった
*「インパクト考えると…」吉村知事のコロナ対応 府民が覚えた違和感 | 毎日新聞
「対外的なインパクトを考えるとやはり1000万円の方がよいのでは?」――。
*まだやっとったん大阪“見回り隊” 民間委託崩壊で2億円パア
緊急事態宣言下の大阪府では、GW期間中も連日、「見回り隊」が繁華街をゾロゾロ歩いていた。
*「1日1万人接種は自衛隊次第」河野大臣の”丸投げ”発言に自衛隊から怒りの声
河野太郎ワクチン担当相がテレビ朝日番組「ANNニュース」(5月5日放送)に出演し、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター東京会場で1日1万人の接種について語った発言が大きな反響を呼んでいる。
*西村再生相、平日の出勤者数「大企業にはどれだけ減らしたか開示求める」
*「非常に厳しいのではないか。非常に大きな負担をおかけするのではないか」バッハ会長の来日について橋本会長
*仏大統領「アングロサクソンがワクチン封じ込め」、米英の保護方針を批判 c
*中国における新型コロナワクチンの接種回数が2億8459万5000回に―中国メディア
*菅首相、ワクチン1日100万回接種目指す 来月中に一般接種も
*観光客へのワクチン接種を検討 NY市長、経済復活に向け表明
米東部ニューヨーク(NY)市のデブラシオ市長は6日の記者会見で、市外から訪れる観光客にも新型コロナウイルスのワクチン接種を検討していると明らかにした。
*プーチン氏、ロシア製ワクチンは「カラシニコフ銃と同じくらい」信頼できると
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私が院長を務める太融寺町谷口医院(以下「谷口医院」)では、2月中旬以降、新型コロナウイルス感染症の患者さんが激減しましたが、3月下旬から再び増加傾向にあります。しかし、以前のように「どこからも検査を断られて……」という人からの問い合わせはほぼなくなりました。これはおそらく検査を請け負う医療機関や検査会社が増えたからでしょう。
***++追記++***
210510
新型コロナウイルス感染症情報センター