現代時評[写真よもやま話ー2ー]片山通夫

時間はどんどん飛んでしまい、思い出すまま時系列なんてめんどーだとばかりに、某写真学校に通った時の話。いわゆる夜学生だった。確か夕方18時頃から21時までだったと記憶する。学校の場所は大阪梅田の近辺にあった関西テレビの横のビルの地下だった。大阪駅から学校まで行くのに太融寺というお寺の横を通る。近所には読売新聞大阪本社というのもあった。 “現代時評[写真よもやま話ー2ー]片山通夫” の続きを読む

丹波紀行《鬼が行く道 004》片山通夫

「ネムリ神」

ネムリ姫(丹波篠山)

丹波篠山には、いわれ不明の正月神事が今に伝わる。
同市の上板井と言う郷では天満神社では大晦日から元日にかけて行われる神事で、不思議な神が登場する。木の板に「過去と現在の男女が描かれた板」が登場する。その板は境内のご神木などに置かれる。地元に人に聞いてみても「意味わからへんけどずっと続いている」と言うばかりである。研究者でさえ、「いわれは不明。ある意味『奇祭』」という謎っぷりだ。「意味は分からないまま、脈々と受け継がれている風習。みなさんの身近にもあるのでは?」とのこと。
(この項丹波新聞 https://x.gd/h6Zj0 )(続く)

fiction《アマテラスの誤算 完》片山通夫

アマテラスの誤算

【609studio】卑弥呼がアマテラスの化身だったということは日本史上最大の機密事項だった。天上神と地上の女王、よく考えればアマテラスが地上に降りるにはそれ相当の地位や場所が必要である。つまり太陽神であるアマテラスが鎮座するには、生半可なことは出来ない。国つ神たちは無論神武天皇も困ってしまった。そこで「化身」という手段を用いた。アマテラスも自らの化身なら納得も行く。 “fiction《アマテラスの誤算 完》片山通夫” の続きを読む

fiction《アマテラスの誤算015》片山通夫

奈良・御杖村から伊勢神宮へ

【609studio】アマテラスをお祀りする場所を求めて国中を旅していた倭姫命(やまとひめのみこと)が、候補地の一つとして杖を置いたとの伝承が残る村がある。奈良・御杖村(みつえむら)である。第11代垂仁天皇の第四皇女で、母は皇后の日葉酢媛命。垂仁天皇25年3月丙申にアマテラスを伊勢の地に祀ったとされ、斎宮の伝説上の起源とされるが倭姫命。彼女はアマテラスをどこにお迎えするのか国中を旅したという伝説が残っている。 “fiction《アマテラスの誤算015》片山通夫” の続きを読む

story《人形の話》片山通夫

「ひな人形・その由来」

滋賀県・日野町のひな人形

かわいい、もしくは綺麗なお雛様の日、ひな祭りは今日3月3日で女の子の節句として日本各地で盛んだ。ひな祭りの歴史はかなり古く、平安時代中期(約1000年前)にまでさかのぼるという。当時は三月の初めの巳の日に、上巳(じょうし)の節句と言い、無病息災を願う祓いの行事が盛んだった。 “story《人形の話》片山通夫” の続きを読む