◇現代時評《近頃巷で流行るもの》片山通夫

昔、「二条河原落書」という秀逸な落書が書かれた。

夜討(ようち)強盗謀綸旨(にせりんじ)
召人早馬虚騒動(そらそうどう)/生頸還俗(げんぞく)自由出家
俄(にわか)大名迷者/安堵(あんど)恩賞虚軍(そらいくさ)
本領ハナルヽ訴訟人/文書入タル細葛(ほそつづら)
追従讒人(ざんにん)禅律僧/下克上(げこくじょう)スル成出者
器用堪否(かんぷ)沙汰モナク/モルヽ人ナキ決断所・・・

「二条河原落書」は鎌倉幕府滅亡後に後醍醐天皇により開始された建武の新政が開始されてから2年後の、建武元年(1334年)8月(建武2年(1335年)8月説も存在、後述)に、建武政権の政庁である二条富小路近くの二条河原(鴨川流域のうち、現在の京都市中京区二条大橋付近)に掲げられたとされる落書(政治や社会などを批判した文)で、写本として現代にも伝わる。 (ウイキペディア) “◇現代時評《近頃巷で流行るもの》片山通夫” の続きを読む

現代時評《台湾有事》山梨良平

新年の談話 を述べる台湾 蔡総統

このところ台湾をめぐる情勢が喧しい。台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は1日、新年の談話で最大の懸案である中国について「(中台の)両岸問題の解決には、軍事的な衝突は絶対に避けなければならない」と語った。さらに「中国が状況を見誤らず、軍国主義の拡大に突き進むことも防ぐように注意を促していく」と大人の対応で述べた。 “現代時評《台湾有事》山梨良平” の続きを読む

新年おめでとうございます。

60年代から撮りためた作品を纏めた写真集「ONCE UPON A TIME」を春頃には出したいと思っています。

 

昨年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

コロナウイルスのことを考えなくていい年でありたいものです。

本年もお世話になりました。

除夜の鐘

もう一年経ったのですね。今年もコロナで明けてコロナで暮れようとしております。来年こそは治療薬が完成してコロナ何するものぞと言いたいものです。

ニュースを見てみますと
大阪でコロナ飲み薬の治験が開始、国産ワクチンも並行開発中
大阪・年内承認のコロナ飲み薬、対応420薬局をリスト化
などと明るいニュースがあったようですが、その後の話が出てこないのでどのようなものでしょうか?

いずれにしても来年は皆様方にとって良い年でありますように…。

 

現代時評《民主主義サミットの危険性》井上脩身

ONLINE民主主義サミット(Webから)

アメリカのバイデン大統領の呼びかけによるオンライン形式の「」が、12月9日から10日(日本時間)にかけて開かれた。バイデン大統領は世界を民主主義国と専制主義国に二分し、その対立ととらえているように思われるが、現実は同大統領が考えるほど単純ではない。20世紀までに植民地支配をした欧米諸国(日本も含む)の多くは民主主義国であり、逆に植民地支配された国々に専制主義的な傾向がみられるなか、最も注視しなければならないのは植民地支配された国民のもつ屈辱感である。世界の中心軸がアメリカから中国に移りつつある今、その複雑な国民感情がどのように21世紀世界に影響を及ぼすかはまだ見通せない。わかっていることはただひとつ、いたずらに対立を煽ることは火種の元である。 “現代時評《民主主義サミットの危険性》井上脩身” の続きを読む

2022年片山通夫カレンダー 「道の風景」

今年も残すところ今月一月になりました。今年もコロナで明け暮れました。来年は収束することを願っております。恒例の来年のカレンダーを明日から紹介します。また来春には「Once Upon a Time 」というタイトルで1960年代から撮りためて厳選した150~200点の写真集を発行いたします。時期や価格は現在のところ未定ですが、ぜひお求めいただければ幸いです。

よいお年をお迎えください。

◇現代時評《野球帽をなぜ被る?》片山通夫

米大統領が竜巻被災地を視察

先日、アメリカ・ケンタッキー州等に超大型の竜巻・tornado が襲った。甚大な被害だった。犠牲者の数は16日現在確定していない。つまりまだ多くの行方不明者がおられるようだ。
そんな中、15日に米大統領が竜巻被災地を視察し「被害は想像を絶する」と絶句したとAFP電が伝えた。その大統領はベースボールキャップをかぶっていた。そういえば前大統領もよくかぶっていた写真を見た。
AFP https://www.afpbb.com/articles/-/3381067?cx_part=top_category&cx_position=3 “◇現代時評《野球帽をなぜ被る?》片山通夫” の続きを読む