《Lapizとは?》Lapiz 編集長 井上脩身

ベイルートにて 片山通夫

【LapizOnline】Lapiz(ラピス)はスペイン語で鉛筆の意味。地球上には、一本の鉛筆すら手にすることができない子どもが大勢いる。
貧困、紛争や戦乱、迫害などによって学ぶ機会を奪われた子どもたち。
鉛筆を持てば、宝物のように大事にし、字を覚え、絵をかくだろう。
世界中の子どたちに笑顔を。
Lapizには、そんな思いが込められている。

お知らせ

Lapiz2025春号は明日から掲載開始です。
なお引き続き連載中の「アマテラスの誤算」も随時掲載してゆきます。
「アマテラスの誤算」はTOPメニューの{fiction}でリンクしております。

 

fiction《アマテラスの誤算012》片山通夫        

天孫降臨

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【609studio】さて我々の知っている一般的な天孫降臨は前回書いたように「高千穂(宮崎県)」へ降り立ったニニギノミコトの降臨を指す。記紀神話によると、アマテラスの孫にあたるニニギノミコトは、多くのお供をしたがえて高天原から「九州の高千穂」に降臨し、地上世界の統治者となる。いわゆる「天孫降臨」の神話である。 “fiction《アマテラスの誤算012》片山通夫        ” の続きを読む

【609 Studio】email newsletter 2025年2月25日 #1196  

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【609 Studio】email newsletter 2025年2月25日 #1196
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世界の話題、LAPIZ編集長・井上脩身氏のコラムなど多彩な話題満載!
なおLapizOnlineは609studioと統合いたしました。また諸般の事情によりサハリ
ンの話題は都合により当面休止いたします。 購読無料!
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◆現代時評《トランプの陰謀》片山通夫
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とうとうその正体を表したと言うのが筆者が受けた印象である。この4年間、バ
イデン政権の間、トランプはおそらくかなり策謀を巡らせたと思う。自らの近く
にバンス副大統領、マスクなどをこの4年間で親しく接したのだろうと思われる。
そして就任後の1カ月でトランプは色々なアドバルーンを打ち上げている。カナ
ダをアメリカに、グリーンランドを手に入れたい、そしてパナマ運河はアメリカ
に、手始めにメキシコ湾をアメリカ湾に!つまり従来の常識を覆す提案をしてき
た。関税引き上げを武器に… “【609 Studio】email newsletter 2025年2月25日 #1196  ” の続きを読む

fiction《アマテラスの誤算011》片山通夫

三つの天孫降臨

【609studio】アマテラスと天つ神たちは、地上の葦原中つ国を治めるのに手間をかけた。よく知られているように天孫,、つまりニニギノミコトを筑紫の国、日向(ひむか)の高千穂(たかちほ)と言うところに降り立たせた。ヤマトの国の設立につながる。このエピソードは有名で、誰しも知っている天孫降臨である。また霧島と言う鹿児島県の地にも天孫降臨の伝説がある。 “fiction《アマテラスの誤算011》片山通夫” の続きを読む

現代時評《石破・トランプ会談とガザ所有発言》井上脩身

石破茂首相とアメリカのトランプ大統領は今月7日(日本時間8日未明)、対面で会談し、共同声明で「日米同盟は繁栄の礎」と強調した。私は「繁栄の礎」の対象として「インド太平洋およびそれを超えた地域」としていることに引っかかった。 “現代時評《石破・トランプ会談とガザ所有発言》井上脩身” の続きを読む

fiction《アマテラスの誤算010》片山通夫

天にも届けとばかりの出雲大社(根県立古代出雲歴史博物館)

オオクニヌシの国譲り

【609studio】オオクニヌシが出雲の国造りを完成させた頃、高天原のアマテラスは、「稲穂の美しい葦原中国はわたしの子が治める国である」と言って葦原中国の支配権をオオクニヌシから奪おうとした。いや奪うなんて言葉が悪い。(出雲の)国を譲って貰いたいという意味だと思われる。それにしても乱暴な話だ。もっとも出雲の国自体があっちからこっちから土地を引っ張ってくっつけた国だから、あまりえらそうなことは言えない。 “fiction《アマテラスの誤算010》片山通夫” の続きを読む

現代時評plus《買収ではなく投資》片山通夫

石破首相の訪米でトランプ大統領はUSスチールの買収は「買収ではなく投資」だと米国内の世論をなだめる方向に転じたようだ。しかし報道によると全米鉄鋼労働組合が警戒感「政権や両社から連絡を受けていない」と警戒している。まあこれは米国内の問題だから我が国では大きくはならないのではないか。 “現代時評plus《買収ではなく投資》片山通夫” の続きを読む