大手新聞社を巻き込んで石破おろしを偽作する自民党旧安倍派や麻生派。何しろ、対米(トランプ)関税交渉も何とか治まったかに見える11日だが、15日の終戦記念日までに、石破おろしを完結したいところだが、ヒロシマ、ナガサキの慰霊祭での石破首相の演説が、かなりの好評。安倍、菅そして岸田の前三首相のスピーチがあまりにもひどかったのが、被爆者はもちろんテレビで見守った国民も大いに石破首相を見直した。言ってみればべた褒めなのである。
筆者に言わせると、前の三人がひどすぎた。ヒロシマと3日とあけずにナガサキの慰霊祭に同じようなスピーチをする安部首相、おそらく官僚の作文を読み飛ばした菅首相等あまりにもひどすぎた。その点、国民が発するSNSでもマスコミからも及第点を貰った石破首相の評判はすこぶるよい。
考えてみれば、慰霊祭の挨拶(スピーチ)もろくろくできない首相なんてと思うわけだ。そんな3人に比べられる石破氏も気の毒なのか、そんな首相しか持たなかったこの20年足らずの国民が悲劇だった。
今世界はトランプ関税はもとより、ウクライナの対ロシア戦争、ガザ地区に対するイスラエルの皆殺し作戦、それにまだ府確認情報だが北京で火の手が上がっているというニュースが飛び込んできている。国内的には熊本や周辺の地域での豪雨。
こうしてみると、自民党の石破おろしは「コップの中の嵐」だ。それも言ってみれば、闇金政治家の悪あがきでしかない。
どうせ滅びる自民党ならせめて「滅びに美学を!」と思う次第である。