追跡「サハリンの冬・001」

インターネットから

サハリンは北海道・稚内から宗谷海峡を隔てた海上の島である。南北に900キロほどもありその面積は北海道に匹敵するらしい。日露戦争で勝利した日本はサハリン島のおよそ半分である北緯50度線以南を領有した。以後1945年まで樺太と呼んでいたが、戦後日本の敗戦によって樺太はソ連が占有した。

この物語は戦前(樺太時代)、我が国が植民地としていた朝鮮半島から、強制的に、あるいは募集して集めた朝鮮人が戦後ソ連の体制下で、朝鮮半島へ帰国できなくなって、いわゆるサハリン残留韓国人(サハリン韓人)として生きてきた人々を取材したものをコンパクトにまとめたものである。またソ連と韓国は「北方外交」の一環として正式に国交を樹立した。これは冷戦終結の流れの中で実現し、1988年のソウルオリンピックへのソ連参加を機に交流が活発化、1990年の韓ソ首脳会談(サンフランシスコ)を経て、相互承認と国交樹立に至った。この国交樹立は、北朝鮮の国際的孤立を深める結果にもつながった。

お掲載の写真は(インターネットから)と断りのある写真以外は筆者が撮影したものであり、本文と直接関係ない場合が多々あります。