散歩道《友が島》片山通夫

2025年9月5日、先ほどだが台風15号が紀伊水道をかすめて東に向かったようだ。紀伊水道には友が島と言う80年以上も前に軍事要塞が築かれた島がある。友ヶ島は、黒船来航の頃から大阪湾を守る要衝とされ、紀州藩は幕命により友ヶ島奉行を置き、明治時代になるとさらにその重要性が高まり旧陸軍により由良要塞の要所として大規模に整備されました。大きな大砲を島内のあちこちに備え、約600人の兵隊が駐屯する要塞となり、第2次世界大戦が終わるまで一般人の立ち入りが禁止されていた」と和歌山市のHPに記載されている。

島には砲台跡が各所にあり、大阪湾への敵の侵入を護っていた。
無論今は立ち入りも自由で夏になるとキャンプや水泳などで賑わう。島へは和歌山の加太から連絡船で30分の航海で島につく。

写真で見るように頑丈な造りの建物や、砲台跡が島のそこここに見ることができる。また友が島は今は和歌山県が誇る観光の島として有名である。筆者は一度南海電鉄加太線で行った。大阪からだと少し遠いが、その分「旅」を感じる別天地だった。
写真は明日掲載