
あれから80年が経った。今日は原爆が世界ではじめて実戦で使われた日である。1945年8月6日午前8時15分、連合国のアメリカ合衆国が枢軸国の日本に投下、広島市の上空でさく裂し、ウイキペディアによると9万~16万6千人が死亡したと言われている。
広島、長崎を中心に、世界はヒロシマ、ナガサキ、ピカドン、黒い雨、プラトニウム爆弾 、 核分裂爆弾 、プルトニウム爆弾 、ぴか 、原子爆弾 ・、ピカなど様々な言葉で「それ」を表現した。
ヒロシマ、ナガサキとカタカナで表記するのにはそれなりの理由がある。それは「原爆が投下された特別な地名としてのヒロシマ、ナガサキ」を意味する。カタカナ表記は地名の「広島」と「長崎」を区別し、戦争の悲劇と平和の希求という特別な意味合いを込めて使用される。また広島が原爆投下の目標に選ばれた理由は、まだ空襲を受けておらず、原爆の威力を確認するのに適した都市規模と地形であり、軍事施設が集中していたことなどが挙げられるらしい。
今朝、NHKの地上波放送を見ていたら、広島の若い人たちが、他府県から広島を訪れたやはり若い人たちに、自分たちで取材して自分の言葉で原爆の何かを真剣に説明し、質問に応えていた。また92歳だったと思うが、被爆した女性が若い人たちに「自分が生きている間に」体験を話す必要を感じて話し出したという番組が流れていた。
改めて言う。今日8月6日は、80年前にヒロシマに原爆が落とされた日である。