現代時評[写真よもやま話ー2ー]片山通夫

時間はどんどん飛んでしまい、思い出すまま時系列なんてめんどーだとばかりに、某写真学校に通った時の話。いわゆる夜学生だった。確か夕方18時頃から21時までだったと記憶する。学校の場所は大阪梅田の近辺にあった関西テレビの横のビルの地下だった。大阪駅から学校まで行くのに太融寺というお寺の横を通る。近所には読売新聞大阪本社というのもあった。 “現代時評[写真よもやま話ー2ー]片山通夫” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その183《真円真珠》渡辺幸重

 

眞圓眞珠發明者頌徳碑(「Tripadvisor」サイトより)

“真珠王”といえば御木本幸吉(1858-1954)。ミキモトパールを生み出した人で、(株)ミキモトの公式サイトには「創業者 御木本幸吉が、世界で初めて真珠の養殖に成功したのは1893年」と書かれています。一方、真珠養殖の発祥地とされる三重県英虞(あご)湾に浮かぶ賢島(かしこじま)の「眞圓眞珠發明者頌徳碑」には見瀬辰平・西川藤吉・御木本幸吉の3人の名が刻まれています。「真円真珠の発明者」が3人もいるのでしょうか。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その183《真円真珠》渡辺幸重” の続きを読む

609studio email newsletter 2025年12月9日号 #1236

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609studio email newsletter 2025年12月9日号 #1236
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世界のニュース、元毎日新聞・井上脩身氏の現代時評、同・渡辺幸重氏の日本の島出来事辞典など多彩な話題満載!なお諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。毎週火曜日発行 購読無料!
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◆現代時評[写真よもやま話ー2ー]片山通夫
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時間はどんどん飛んでしまい、思い出すまま時系列なんてめんどーだとばかりに、
某写真学校に通った時の話。いわゆる夜学生だった。確か夕方18時頃から21時ま
でだったと記憶する。学校の場所は大阪梅田の近辺にあった関西テレビの横のビ
ルの地下だった。大阪駅から学校まで行くのに太融寺というお寺の横を通る。近
所には読売新聞大阪本社というのもあった。しかし特筆?すべきはその太融寺界
隈は今でいうラブホテル街。もちろんボクはうつむいて足早に通り過ぎるだけだ
った。(ホンマかいな?の声しきり)

余談はさておき、学校のこと。大体においていわゆる「報道写真」なんてカリキ
ュラムはなかった。あったのはコマーシャル課程。ただたった一人某大手新聞社
の写真部にいたという講師がいた。僕はこの講師先生にピッタリくっついて彼の
経験話を夜ごと聞いて過ごした。彼はいわゆるスタッフカメラマンだったので自
由なテーマで撮りに行くというわけには行かなかったようだった。

けれども独立してからは自由な、つまり自分でテーマを決めてそれを撮るという
スタイルになったけれど、なかなか経済的に苦しい生活だと話していた。
フリーの記者やカメラマンはまず記者クラブから弾き飛ばされる。勢い本来の
テーマには遠ざかるというわけだ。これはフリーの記者やカメラマンには致命的
だった。だから大きなテーマで、取り組むしかなかった。恐れ多いが土門拳氏の
「筑豊の子供たち」のように。

ボクもその講師先生のようになってしまった。それでいろいろ考えて、視野を世
界に広げて図書館通いをして勉強した。いきなりのベトナム戦争など戦争の世界
は恐ろしかったので、本当は「マタギの世界」を撮ることにした。何を間違った
のかボクはカメラ一台と数本のフィルムをもって、岩手の遠野から、もっと田舎
のほうへ出かけた。僕の住んでいる町も今でこそ人口も増えて快適な暮らしがで
きるようになったが、その頃はつまりど田舎だった。そんな田舎者が岩手の山奥
へ出かけたわけだ。カメラはレオタックス、レンズはトプコール50ミリf2だっ
たと思う。(このレンズは定かではない)バスに揺られて行ったのはよかったけ
れど、言葉が全く通じない。ボクはこてこての大阪・河内弁、相手は外国語かと
思われる岩手言葉。(次週に続く)
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◆ TOPIX
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《熊出没注意》

関西各地でも熊目撃情報多発!
https://www.sankei.com/article/20251030-M5V6YHWAUBN6HATXN4MPPKMCU4/

*京都市伏見区で「70、80センチくらいのクマのような動物を見た」と通報 京
都府警が注意喚起
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1609635#goog_rewarded

《自然災害》

*花蓮洪水/立法院、花蓮の復興に向けた特別予算可決 洪水で甚大な被害/台
湾  https://japan.focustaiwan.tw/politics/202512020005

*バンコク=佐藤友紀】タイ政府当局は28日、タイ南部で大雨による洪水の被
害が拡大し、145人が死亡したと発表した。約1万4000人が避難生活を送
っているという。在タイ日本大使館によると日本人の被害は報告されていない。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20251128-OYT1T50147/

*インドネシア・スマトラ島で大雨、日本人8人が孤立状態…大使館「健康状態
に問題はなく連絡も取れている」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20251130-GYT1T00087/

*米国アラスカ州・アンカレッジ近郊でM6.0の地震 津波の心配なし
https://weathernews.jp/news/202511/280016/

地震情報 https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/index.html?lang=jp
地震本部 https://www.jishin.go.jp/

《JAPAN & WORLD》

*李駐日代表、日本農水産品の「爆買い」呼びかけ/台湾
(東京、高雄中央社)中国が日本の水産物の輸入を停止したことを受け、台北駐
日経済文化代表処の李逸洋(りいつよう)代表(大使に相当)は21日、報道資料
を通じ、台湾の人々に対し、日本の農水産品を「爆買い」して日本を支援するよ
う呼びかけた。 https://japan.focustaiwan.tw/politics/202511210005

*香港火災で独立委員会設置へ 行政長官発表
https://www.afpbb.com/articles/-/3611883?cx_part=top_latest

*トランプ氏、ベネズエラへの圧力強化 「領空は閉鎖されたとみなすべき」
https://www.cnn.co.jp/usa/35241055.html

*北朝鮮・金正恩氏の後継候補である娘・ジュエ氏、漢字表記「主愛」が改名さ
れている可能性を専門家が指摘 “革命の血統”の後継者として与えられる可能
性が高い文字とは
https://www.news-postseven.com/archives/20251129_2078603.html?DETAIL

*「比例代表削減案は地方の信頼関係を上回る大きな動き」公明が自民党を牽制
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2318943

*米国人53%が「大富豪は民主主義の脅威」と回答 トランプ氏「新NY市長支
持」に急変の背景には「社会主義の台頭」も
https://x.gd/HfBi1

*中国人観光客が激減、「中国頼み」企業が総崩れ 百貨店・化粧品大手で株価
急落続く  https://x.com/stormmedia_jp/status/1991397345477664800

*アングル:ウクライナ和平案に与党内で厳しい声、トランプ氏の求心力に陰り
https://x.gd/ag9DV
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◇編集長から:片山通夫
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あっという間にもう9日。師走という言葉が実感される。

かくれけり 師走の海の かいつぶり 松尾芭蕉
旅寝よし 宿は師走の 夕月夜 松尾芭蕉
炭売に 日のくれかかる 師走哉 与謝蕪村
世につれて 師走ぶりする 草家哉 小林一茶

トランプ氏、ベネズエラ国内への攻撃「間もなく開始」とCNNが伝えた。とても
じゃないけどノーベル平和賞は無理・・。
受賞をあきらめたトランプは怖いぞ!

世は紅葉真っ盛り。京都・叡山電車に新しい展望列車「舞」登場!弱小と言って
は失礼だが、国内の地方鉄道が頑張っている。 https://eizandensha.co.jp/

なんでも今年の「流行語大賞」は高市首相の言葉だとか。大賞の値打ちが奈落の底へ!それともブラックユーモアか?
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【609 Studio】email newsletter

発行日  2025年12月9日号 #1236
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現代時評【安青錦に「大鵬二世の期待」】井上脩身

 大相撲九州場所で初優勝したウクライナ出身の安青錦が大関になった。11月26日に開かれた日本相撲協会の理事会で正式に決定したもので、初土俵から14場所での大関昇進は年6場所が定着した1958年以降、最速記録である。このニュースに、わたしは20年前の秋、駐ウクライナ日本大使の公邸を訪ねたときのことを思い出した。公邸に昭和の大横綱・大鵬の写真が掛けられていて、大使は「大鵬のお父さんはウクライナ出身。だから相撲も人気がある」と語った。安青錦はその大鵬を彷彿とさせる超スピード出世を果たしたのだ。それだけではない。ともに戦争が影を落としているのである。戦後80年。不思議な縁というほかない。 “現代時評【安青錦に「大鵬二世の期待」】井上脩身” の続きを読む

609studio email newsletter 2025年12月2日号 #1235

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散歩道《月読神社・京田辺市》片山通夫

京田辺市の月読神社で

 

 

 

 

 

 

 

京都の南に京田辺市という町がある。古来木津川の水運に支えられて栄えて来た。また大和を南に望む地域として継体天皇をはじめ様々な権力争いなどエピソードや伝説が伝えられてきた。
その町に月読神社という名のいわくありげな神社がある。月読はアマテラスの弟神で、イザナギとイザナミの間にできた夜をつかさどる神として有名だ。その神を祀る神社がここ京都の南部に鎮座している。そもそもこの神社のある場所は、今から1300年前、奈良朝時代に九州南部の大隅半島からここ大住の地に移り住んだ大隅隼人族が発生と言われ今も使われている「大住」の地名も彼らに由来する。また神社には隼人たちの舞が伝えられている。

京田辺市の観光案内HPから
月読尊(つきよみのみこと)、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、伊邪那美尊(いざなみのみこと)を祀る延喜式内社で、大社に位置づけられていた。中世にはたびたび兵乱、兵火を受けて、社殿の焼失と再興を繰り返した歴史があり、鎌倉時代初めに、源頼朝から神馬の献上があったとも伝えられ、明治維新の折には、鳥羽伏見の戦いを避けるため、石清水八幡宮が一時遷座され、ご神宝が薬師堂に安置された。現在の本殿は、東に面する一間社春日造、銅板葺(もとは桧皮葺:ひわだぶき)の建物である。明治26年(1893年)に名古屋の伊藤平左衛門により設計された。本殿を囲む瑞垣の正面に、鳥居を配置する珍しい構造が見られる。この春日造は奈良の春日大社本殿の形式で、この様式は、奈良を中心に京都府南部、大阪府、和歌山県北部などに広く分布する。本神社が位置する大住地域の多くは、平安時代末期から室町時代末ごろまで奈良興福寺の荘園であった。神宮寺として、宝生山福養寺が明治の初めごろまで存在し、奥ノ坊、新坊、中ノ坊、西ノ坊、北ノ坊、東ノ坊の六坊が備わっていたが、すべて廃寺となっている。往事の社域は、大住小学校の北側あたりに北ノ坊の旧跡が調査で確認されており、かなり広大な社であったことがうかがえる。 毎年10月14日の宵宮には大住隼人舞(市指定文化財)が奉納される。

隼人の舞

散歩道《古老柿のふるさと 01》片山通夫

京都に宇治田原という町がある。山間部に位置した山里である。メインの交通は京阪電車宇治駅に向かうバスしかないという、いささか不便な町である。その町のホームページには「サルの位置情報」という項目がある。きっと野猿が出没するらしい。誰かがサルに友達でもいて、位置情報を流してもらっているのかもしれない。実はGPSをつけた猿がいるらしい。猿は群れで移動するから群れで把握するという。まあ、昨今のクマ出没注意よりはましかもしれないと思っていたら、近隣の市町村にはツキノワグマも出没するらしい。 “散歩道《古老柿のふるさと 01》片山通夫” の続きを読む

609studio email newsletter 2025年11月25日号 #1234

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609studio email newsletter 2025年11月25日号 #1234
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世界のニュース、元毎日新聞・井上脩身氏の現代時評、同・渡辺幸重氏の日本の島出来事
辞典など多彩な話題満載!なお諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止い
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◆現代時評[写真よもやま話]片山通夫
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写真はゲージツだとは言わない。昔写真仲間でよく出た話がある。当時リアリズムの土門拳氏やライカ使いの名手であった木村伊兵衛氏の全盛でカメラ雑誌には必ずと言っていいほどお二人の写真がグラビアページを飾っていた。我々が下世話で話していたことは「彼ら巨匠の使っているカメラやフィルムなど全く同じ機材で同じようにとれば同じ写真がとれるはずだ」という命題に関して、口角泡を飛ばして「論じた」ものだった。結論は覚えていない。しかし今になって考えるに、その例えば土門氏の「筑豊の子供たち」や木村伊兵衛氏の「街角」ようなテーマで撮り続ける姿勢は我々には、いや少なくともボクにはなかった。例えば筑豊炭鉱の炭住に入り込んで撮る、もしくは下町の街角を日ごとさまよい歩いて撮影するという姿勢は持ちあわせていなかった。いわばもっとせっかちだったのだ。

ただ当時はまだモノクロームの世界だったので、フィルムはコダック社のTRI-Xがいいとか、富士フィルムのネオパンSSSは粒子が荒くってとか聞いた風なことばかりに気を使っていた覚えがある。そんな時代があって、ボクは報道写真の世界にのめりこんだ。それには大きな理由があった。親のすねをかじっていた時代のこと。ボクは夏に中国へ旅する機会を得た。詳しくは長くなるので書かないが当然グループ旅行だった。当時はまだ中国とは国交は結ばれていなかったので、香港経由で列車で入国した。簡単に言うと上海で「文化大革命」に遭遇、泊まっていたホテルの名前が朝には平和飯店から革命飯店に変わっていた。紙に墨で書かれた新しい革命飯店。つまりそれまでの常識が覆されて価値観の根底から崩れたのだ。そこでとった写真は香港に帰ってくると「飛ぶように」売れた。つまりその時からボクは「誰も撮ったことのない写真」は売れると知った。まるで「トレジャーハンター」のようにネタ探しに夢中になっていた時期があった。しかしそんなにうまい話が転がっているわけではないのでボクは地道に働きだした。それが1969年のキューバ行きであり、通信社で働く機会も得て「まじめな」写真を撮るようになった。

カメラはなぜかNIKONを使うのが多かった。最初はレンジファインダーだったが。
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◆ TOPIX
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《熊出没注意》

関西各地でも熊目撃情報多発!
https://www.sankei.com/article/20251030-M5V6YHWAUBN6HATXN4MPPKMCU4/

*秋田熊被害・「熊出没のため営業しておりません」秋田の商業施設で熊1頭居座り駆除hhttps://www.youtube.com/watch?v=MnPFConjlPY

*人を怖がらないクマ 異変はなぜ起きたのか…専門家に聞きました。
https://www.yomiuri.co.jp/bosai-nippon/article/17475

《自然災害》

地震情報 https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/index.html?lang=jp
地震本部 https://www.jishin.go.jp/

《JAPAN & WORLD》

*中国の国営メディアが警告「高市首相の改心なければ、日本は破滅へ」
日本の高市早苗首相が国会答弁で「台湾有事が日本の『存立危機事態』に当たり得る」と
述べたことを受け、比較的安定していた日中関係が一気に緊張した。日本政府が台湾海峡
危機に際し「集団的自衛権」を行使する、すなわち「武力を用いた台湾海峡への介入」を
示唆したことが、中国側の「レッドライン」を踏んだ格好だ。中国外交部、国防部、官製
メディアが相次いで反撃の姿勢を強め、中央テレビ(CCTV)の『海峡時評』と中国共産党
機関紙『人民日報』は最新の論評で、「高市早苗氏が改心しない限り、日本を破滅の淵に
追いやる」と強い口調で警告した。
https://japan.storm.mg/articles/1081848

*岡田克也氏「まずい、と思ってすぐに話題を変えた」 高市早苗首相から「台湾発言」
が飛び出した瞬間   https://www.tokyo-np.co.jp/article/450561

*イスラエル軍がガザ各地を攻撃、25人死亡と現地保健当局
https://www.bbc.com/japanese/articles/clyzy8jnnvgo

*ロシアのスパイ船が英軍機にレーザー照射、英国防相は「軍事的選択肢」も準備と
https://www.bbc.com/japanese/articles/ckgkglllj5jo

*トランプ政権の新たな和平案、ウクライナに領土割譲と軍備縮小求める可能性 情報筋
https://www.cnn.co.jp/usa/35240735.html

*トランプ氏、愛国歌の斉唱でゆらゆら…「歌詞知らないの?」「勘違いしてる」
https://x.gd/niOYT2

*韓国、2040年までに石炭火力40基廃止へ 脱石炭連盟に加盟表明
https://mainichi.jp/articles/20251118/k00/00m/030/008000c
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◇編集長から:片山通夫
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「高市リスク」でよくわからない部分がある。ご本人もだんまりを決め込んですでに10日
間が過ぎた。外務省の交換を北京に派遣したまではいいが、お互い言い合っておしまい。

そもそも国会で岡田氏の質問に対する答弁で出てきた話なのだ。その場で打ち消すなり訂
正するとそれでおしまいになったのにと思う。東京新聞がこの辺りを記事にした。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/450561

ところで台湾は高市氏に感謝しているかといえばどうもそうでもない雰囲気だ。ただ中国
が日本産の輸入を止める危険から日本産の農産物や水産物の輸入増で応援しているという
ニュースが。 https://japan.focustaiwan.tw/politics

それにつけても、意固地で情けない高市氏だ。今更引けないなんてどんなプライドやねん? トイレのないマンション=原発 ブレーキのない政府=高市内閣
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発行日  2025年11月125日号 #1224
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連載コラム・日本の島できごと事典 その182《謝国明》渡辺幸重

小呂島全景(「福岡県観光web・クロスロードふくおか」サイトより)」

福岡市・姪浜港の北西約40kmに浮かぶ小呂島(おろのしま)は面積が0.45?、周囲が5.9㎞の小さい島です。テレビで“絶海の孤島”と紹介しているのを見ましたが、高速船で65分で九州島の港に着き、他の島影が見えるようなところを“絶海の孤島”とは大げさな表現だと思いました。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その182《謝国明》渡辺幸重” の続きを読む

現代時評[写真よもやま話]片山通夫 251125掲載

写真はゲージツだとは言わない。昔写真仲間でよく出た話がある。当時リアリズムの土門拳氏やライカ使いの名手であった木村伊兵衛氏の全盛でカメラ雑誌には必ずと言っていいほどお二人の写真がグラビアページを飾っていた。我々が下世話で話していたことは「彼ら巨匠の使っているカメラやフィルムなど全く同じ機材で同じようにとれば同じ写真がとれるはずだ」という命題に関して、口角泡を飛ばして「論じた」ものだった。 “現代時評[写真よもやま話]片山通夫 251125掲載” の続きを読む