現代時評《9月になれば》片山通夫

  1961年9月19日公開というからもう相当古い昔、イタリアを舞台にしたたわいのないロマンチック・コメディで「9月になれば」という映画があった。映画そのものは筆者も特に記憶にもないし覚えてもいないが、その頃だったか、この映画の主題歌が盛んにラジオから流れていたことは覚えている。たしかビリー・ヴォーンオーケストラの演奏だった。 “現代時評《9月になれば》片山通夫” の続きを読む

樺太夢幻018 《氷の筍》

いうなればツララが地面から生えてきたようなものだ。人々はこれを《氷の筍》と呼ぶ。勿論寒いから出来る。この写真は内淵(ブイコフ)の炭鉱で撮った。

「樺太夢幻」017

樺太の開発は主に製紙工場と炭鉱だった。製紙工場は豊富なパルプを生産し、島内の随所に港と鉄道を持ち、生産した紙を本土に運んでいた。一方石炭も「黒いダイヤ」と呼ばれていたことでもわかる通り我が国の重要な産業であった。写真は川上炭鉱(シネゴルスク)。

琵琶湖夢幻ー湖北・塩物語007(了)

ここ塩津には「塩津神社」がある。
主祭神 塩土老翁神
配祀神 彦火々出見尊 豊玉姫尊とあった。
塩土老翁神(シオツチノオジ(シホツチノヲヂ)は、日本神話に登場する神であり塩竈明神とも言う。『古事記』では塩椎神(しおつちのかみ)、『日本書紀』では塩土老翁・塩筒老翁、『先代旧事本紀』では塩土老翁と表記する。別名、事勝国勝長狭神(ことかつくにかつながさ)。この神は土地の人々に漁業や製塩法を押してたといわれている。写真は塩津神社
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