
京料理で魚と言えば鱧(はも)。祇園祭では「はも道中」があり、祇園祭そのものが「はも祭」と呼ばれるほどハモ料理は京都に欠かせない存在です。はも道中は八坂神社から四条通をハモなどが入った木桶を下げた行列が練り歩き、その後八坂神社にハモが奉納されます。これは古代に御食国(みけつくに)と呼ばれた淡路島から宮中にハモを献上した歴史に由来しています。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その164《はも道中》渡辺幸重” の続きを読む
片山通夫公式サイト 写真:札幌にて

京料理で魚と言えば鱧(はも)。祇園祭では「はも道中」があり、祇園祭そのものが「はも祭」と呼ばれるほどハモ料理は京都に欠かせない存在です。はも道中は八坂神社から四条通をハモなどが入った木桶を下げた行列が練り歩き、その後八坂神社にハモが奉納されます。これは古代に御食国(みけつくに)と呼ばれた淡路島から宮中にハモを献上した歴史に由来しています。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その164《はも道中》渡辺幸重” の続きを読む
先月末の(2025/3/31朝日新聞)朝刊一面で「米国防長官『中国抑止、日本は不
可欠なパートナー』と日米防衛相会談で述べた」と報じた。つまり最前線に自衛
を配置するということだ。 “現代時評《そういえば「不沈空母」だったよな。》山梨良平” の続きを読む
「丹波国」
丹波には京の都に出没する鬼が棲むという。都の西には化野があり、その西側の老いの坂峠を越えて亀岡に入るとそこは丹波の国。化野(あだしの、仇野、徒野とも)は、京都の嵯峨野の奥にある小倉山の麓の野。 “丹波紀行《鬼が行く道 002》片山通夫” の続きを読む

私は若い頃「人口が少なく生産性の低い小さな島は無人にしたほうがよい」という話を聞いていたので調べてみたところ、1964(昭和39)年に日本政府の全国離島審議会小委員会から「『小島の大島への移住』に関する意見書」が出ていました。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その163《無人島化政策》渡辺幸重” の続きを読む
「はじめに」
長年、もう半世紀以上も前、ボクは丹波と言う地名にあこがれていた。そのころの丹波はボクにとっては「不可思議な国」であり、遠く未知の国だった。毎日大阪駅では夕刻に蒸気機関車に引かれて急行が出雲の国へ行く。 “丹波紀行《鬼が行く道 001》片山通夫” の続きを読む

2024(令和6)年9月3日、環境省から「奄美大島における特定外来生物フイリマングースの根絶の宣言について」という発表がありました。そこで出されたのが「奄美大島におけるマングース根絶宣言」です。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その162《マングース根絶宣言》渡辺幸重” の続きを読む
世界のあちこちで大地震が頻発している。さきのミャンマーなどの話だ。1000キロメートル離れたバンコクでも工事中のビルが崩壊した。一方我が国の南海トラフの危険性を政府の作業部会が先月31日発表した。南海トラフの被害想定は、「甚大なまま・・・しかし地道な準備で死者はもっと減らせる。必要なのは正しく恐れることだ」と発表した。発生した場合、最大で29万8000人が死亡し、経済的な被害は270兆円に上ると想定した。 “現代時評plus《自己責任?》山梨良平” の続きを読む
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【609 Studio】email newsletter 2025年4月1日 No.1201
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世界のニュース、井上脩身氏のコラムなど多彩な話題満載!
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
毎週火曜日発行 購読無料!
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◆現代時評《解散命令の及ぶ先》片山通夫
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「解散するとか、解散しないとか、それは法人のことです。教団が解散すること
はないのです」旧統一教会の田中富広会長談(毎日新聞2025/3/25付) “【609 Studio】email newsletter 2025年4月1日 No.1201” の続きを読む
「解散するとか、解散しないとか、それは法人のことです。教団が解散することはないのです」旧統一教会の田中富広会長談(毎日新聞2025/3/25付)
つまり「信仰は心の問題だから」と言うわけである。 “現代時評《解散命令の及ぶ先》片山通夫” の続きを読む
2025年4月より当WEBSITEでは、基本的に次のようなプログラムを
掲載いたします。
これに伴い従来からのカテゴリーは順次、整理・削除してゆきます。
毎週火曜日 現代時評 メールマガジン
不定期掲載 現代時評plus 取材手帖 Photo Gallery コラム 紀行
連載コラム・日本の島できごと事典 その他 Lapiz 等
LapizOnlineはVol.53で休刊といたします。
ご購読いただきありがとうございました。
改めてお礼申し上げますとともに
皆様の今後のご多幸、ご活躍をお祈り申し上げます。
なお 609studio は従来通り継続いたします。
渡辺幸重さんの「連載コラム・日本の島できごと事典」は本欄で
継続いたしますことを改めてお知らせいたします。
アマテラスの誤算
【609studio】卑弥呼がアマテラスの化身だったということは日本史上最大の機密事項だった。天上神と地上の女王、よく考えればアマテラスが地上に降りるにはそれ相当の地位や場所が必要である。つまり太陽神であるアマテラスが鎮座するには、生半可なことは出来ない。国つ神たちは無論神武天皇も困ってしまった。そこで「化身」という手段を用いた。アマテラスも自らの化身なら納得も行く。 “fiction《アマテラスの誤算 完》片山通夫” の続きを読む

卑弥呼登場
【609studio】アマテラスにはひとつの秘密があった。それは北九州での出来事である。神武東征に先立ってアマテラスも北部九州に降り立った。5世後の孫の行く末を案じてのことである。アマテラスも人の子、いや神の子だった。 “fiction《アマテラスの誤算017》片山通夫” の続きを読む
アマテラスの行幸
【609studio】アマテラスはやはり偉大だが、その姿を直接拝むことは出来ないのだ。つまり、字のごとく「神格化」された神様である。神無月に生まれた筆者にとってはなおさら遠い、尊い神様である。 “fiction《アマテラスの誤算016》片山通夫” の続きを読む
明治時代からだと思うが「韓国叩き」が、我が国では常態化している。その最たるものが、あの関東大震災直後の「朝鮮人虐殺事件」だった。一体なぜ朝鮮人を嫌うのだろうか?同じ東洋人であり隣国であり、江戸幕府時代、1607年から1811年までの間に12回日本を訪れた朝鮮通信使の折には、文人墨客だけでなく学者などもこぞって彼らを歓待したと言われてる。 “現代時評plus《韓国叩き》一之瀬明” の続きを読む