石破茂首相は9月7日、記者会見で退任を表明した。7月20日の参院選で自民党が大敗した責めを問う「石破おろし」の風が吹くなか、続投の意欲をしめして抵抗した石破氏であったが、刀折れ矢尽きたのだ。2024年10月1日に首相に選任されて以来、わずか1年の短命政権におわった。さっそく「三木おろし」との類似点を探る論調がネット上にあらわれるなど、あいもかわらぬ自民党の内輪もめ体質に識者から冷たい目が向けられた。 “現代時評《石破おろしを読み解く》井上脩身” の続きを読む
現代時評《曼殊沙華物語》片山通夫

残暑と言うのかまだまだ暑い日が続いている。。そんな中、福井から秋の頼りが届いた。彼岸花が、一乗谷朝倉氏遺跡で咲き始めたという。この花は朝倉氏遺跡保存協会が観光客に楽しんでもらおうと2001年ごろから、唐門近くを流れる一乗谷川沿いに毎年少しずつ球根を植えて整備してきたと、伝えたのは福井新聞2025年9月11日付。
現代時評plus《石破首相側のブラフ?》追記 片山通夫
追記
阪神タイガースはセ・リーグ優勝したけれど、その夜に石破首相は退陣すると発表した。残念な事態である。
我が国の今後は次の首相に託さなくてはならないが、心配なことである。
まず3選挙に敗北をした。敗因はすべて石破首相にあった。そして石破おろしがあって今回の事態に陥った。ところがこれらの選挙の敗因の分析は行われたということはなかった。ただの石破おろしだったのだ。多くの国民はおそらく知っている。敗因は経済政策や対中政策もあったかもしれないが、選挙の敗因だけを言い募り、遂には首相を追い詰めた勢力があると知っている。いや、知ってしまった。(この稿25/9/08記) “現代時評plus《石破首相側のブラフ?》追記 片山通夫” の続きを読む
現代時評》《ヤバいぞ!日本人ファースト》一ノ瀬明
80年前の9月2日我が国はアメリカその他の連合軍に無条件降伏した日であり、3日には東京湾に浮かぶ米戦艦ミズーリ号上において降伏文書に調印した。(写真左)
つまり無条件降伏が確定したともいえる。
現代時評plus《石破首相側のブラフ?》片山通夫

ややっこしい、いや正当な「ブラフ」か、突然、石破おろしの自民党内に、解散風が吹き出した。「総裁選の前倒しが決まったら『選択肢は3つある』と石破首相は周囲に語っているとか。ひとつは、ギブアップして退陣する。ふたつ目は、自分も総裁選に出馬する。みっつ目には、解散総選挙に踏み切ると言う選択。石破氏の選択技は多い。ところが反石破派にはあまり選択はなさそうにも見える。現執行部に反旗を掲げているのに解散になった時「党の公認が得られるか」、「選挙費用は?」と悩ましいことになりそうだ。 “現代時評plus《石破首相側のブラフ?》片山通夫” の続きを読む
【609 Studio】email newsletter 2025年9月2日 #1222
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【609 Studio】email newsletter 2025年9月2日 #1222
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◆現代時評plus《自民党はどこへ行く 1》山梨良平 9月25日記
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石破氏を引きずり降ろそうと言う動きが自民党の内部でかなり活発に起こっ
ている。先月の参議院選後の結果と報道各社は伝えている。なんでも選挙敗退
の責任を石破首相にとれということらしい。驚くことに既に後任の首相やそれ
に続く重要なポジションまでささやかれているという話だ。 “【609 Studio】email newsletter 2025年9月2日 #1222” の続きを読む
現代時評《関東大震災と流言飛語を思う》片山通夫
1923年9月1日。100年余り前のこの日は言わずと知れた関東大震災が起こった日である。この地震で直接的に亡くなられた方はおよそ10万5000人にのぼった。
また全壊家屋10万棟以上で建物の倒壊に加え、地震発生が昼食時だったことから大規模な火災も発生し被害を拡大させた。この被害にも驚かされるが、地震直後から流言飛語が飛び交い、横浜市では「朝鮮人暴動の流言が流布」し始め、翌2日正午には横浜全市にこの流言が伝わった。 “現代時評《関東大震災と流言飛語を思う》片山通夫” の続きを読む
現代時評plus《自民党はどこへ行く 3》山梨良平
最近の大方の見方では、石破続投と言う世論が後押しをしてどうも石破氏の続投が決まりそうだ。反石破の面々にとっては、「真夏の夜の(悪)夢」だったようだ。今後どのように動くかは予断を許さないだろうが、高市氏と言う眼はなさそうだ。彼女に「自民党を出て参政党と組めば」と言うような提言もあったようだが、「なぜ私が?」と反発したようだ。 “現代時評plus《自民党はどこへ行く 3》山梨良平” の続きを読む
現代時評plus《自民党はどこへ行く 2》山梨良平
自民党の内部で大きな嵐が吹いている。その嵐は地獄から脱する為の生みの苦しみの嵐か、それとも極右もしくは内部分裂への茨道なのか。安倍首相時代から現在に至るまでの間、菅と岸田の二人の首相を自民党は支えた。この二人は、安倍の専横を踏襲していた。 “現代時評plus《自民党はどこへ行く 2》山梨良平” の続きを読む
現代時評plus《自民党はどこへ行く 1》山梨良平
石破氏を引きずり降ろそうと言う動きが自民党の内部でかなり活発に起こっている。先月の参議院選後の結果と報道各社は伝えている。なんでも選挙敗退の責任を石破首相にとれということらしい。驚くことに既に後任の首相やそれに続く重要なポジションまでささやかれているという話だ。
週刊ポストはこう書いた。 “現代時評plus《自民党はどこへ行く 1》山梨良平” の続きを読む