【609 Studio】email newsletter 2025年9月16日 #1224

曼殊沙華

────────────
609 Studio】email newsletter 2025年9月16日 #1224
──────────────
世界のニュース、元毎日新聞・井上脩身氏のコラムなど多彩な話題満載!
なお諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
毎週火曜日発行 購読無料!
購読 解除 https://www.mag2.com/m/0000052236
───────────────
現代時評《曼殊沙華の話》片山通夫
───────────────
残暑と言うのかまだまだ暑い日が続いている。そんな中、福井から秋の頼り
が届いた。彼岸花が、一乗谷朝倉氏遺跡で咲き始めたという。この花は朝倉氏
遺跡保存協会が観光客に楽しんでもらおうと2001年ごろから、唐門近くを流れ
る一乗谷川沿いに毎年少しずつ球根を植えて整備してきたと、伝えたのは福井
新聞2025年9月11日付。 “【609 Studio】email newsletter 2025年9月16日 #1224” の続きを読む

現代時評《曼殊沙華物語》片山通夫

彼岸花/曼殊沙華

残暑と言うのかまだまだ暑い日が続いている。。そんな中、福井から秋の頼りが届いた。彼岸花が、一乗谷朝倉氏遺跡で咲き始めたという。この花は朝倉氏遺跡保存協会が観光客に楽しんでもらおうと2001年ごろから、唐門近くを流れる一乗谷川沿いに毎年少しずつ球根を植えて整備してきたと、伝えたのは福井新聞2025年9月11日付。

“現代時評《曼殊沙華物語》片山通夫” の続きを読む

散歩道《六道の辻》片山通夫

華やかな平安時代の貴族社会

京都の話。なんだかおどろおどろしい話になる。彼岸の季節に丁度いいようだ。平安時代、京の都は寝殿造りに貴族が源氏物語に見るような生活をしていた。(写真左)一方庶民はと言えば、貴族とは異なり、非常に質素で自然の恵みに大きく依存していた。主食は白米ではなく、米をかさましした粥や粟などの雑穀で、衣食住は簡素で、住宅は貴族の屋敷とは異なり、地面を掘った竪穴式住居や、土間と簡単な床のある町家が一般的だったようだ。 “散歩道《六道の辻》片山通夫” の続きを読む

現代時評《関東大震災と流言飛語を思う》片山通夫

1923年9月1日。100年余り前のこの日は言わずと知れた関東大震災が起こった日である。この地震で直接的に亡くなられた方はおよそ10万5000人にのぼった。
また全壊家屋10万棟以上で建物の倒壊に加え、地震発生が昼食時だったことから大規模な火災も発生し被害を拡大させた。この被害にも驚かされるが、地震直後から流言飛語が飛び交い、横浜市では「朝鮮人暴動の流言が流布」し始め、翌2日正午には横浜全市にこの流言が伝わった。 “現代時評《関東大震災と流言飛語を思う》片山通夫” の続きを読む

【609 Studio】email newsletter 2025年7月22日 #1216

【609 Studio】email newsletter 2025年7月22日 #1216
──────────────
世界のニュース、井上脩身氏のコラムなど多彩な話題満載!
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
毎週火曜日発行 購読無料!
購読 解除 https://www.mag2.com/m/0000052236
─────────────── “【609 Studio】email newsletter 2025年7月22日 #1216” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その173《松島湾の貝塚》渡辺幸重

松島湾沿岸の貝塚の分布

宮城県松島湾に浮かぶ島々を含む松島湾沿岸には約70ヵ所の縄文時代早期から晩期の貝塚が分布しており、東京湾や霞ヶ浦沿岸とならんで「貝塚が特に密集する地域」として全国的に知られています。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その173《松島湾の貝塚》渡辺幸重” の続きを読む

【609 Studio】email newsletter 2025年6月24日 #1212

────────────
【609 Studio】email newsletter 2025年6月24日 #1212
──────────────
世界のニュース、井上脩身氏のコラムなど多彩な話題満載!
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。 
毎週火曜日発行 購読無料! 
購読 解除 https://www.mag2.com/m/0000052236
───────────────
◆現代時評《第三次大戦前夜》片山通夫  2025/6/21記
───────────────
 ロシアがウクライナに侵攻して戦い続けている。イスラエルが突然ハマスを相
手にカザ地区を空襲、その後ろではトランプのアメリカが後押ししていると思う
まもなく、イスラエルはこれも突然イランを強襲し戦闘状態に入った。ウクライ
ナで手が一杯のはずのロシアはイランの後押しなのか、イスラエルとイランの仲
裁に入ってもいいと発表。アメリカはこれを一蹴。いやその前にイラクのアサド
政権が倒れてロシアにアサド大統領が亡命した。

 中東は常に世界の火薬庫になっている。たとえは悪いが、アフリカでは一応の
落ち着きが見られるのだが、オイル争奪なのかどうか筆者にはわかりかねるが、
ロシアのウクライナ侵攻や近頃の中東をめぐる動きは落ち着かない国際情勢だと
言える。我が国はトランプの関税騒ぎに右往左往して、自動車産業だけが我が国
の産業かのようだ。合間に米騒動で農水相がしきりにパフォーマンスして「次期
総理」の噂にいい気になっていて、高市氏は埋没してはならじとばかりに、超右
翼的な言動に終始徹底の感あり。一方の野党も、本来ならば政権奪取の好機なの
に、決め手に欠くという烏合の衆の愚。

 あと一発、火種をどこかで誰かが投ずれば、全面戦争は確実に起こるようなご
時世になった。昔、サラエボ事件という事件があった。簡単に説明すると、1914
年6月28日、オーストリア・ハンガリー帝国のフランツ・フェルディナント大公
夫妻が狙撃暗殺された事件。この事件が第一次世界大戦の導火線となった。
緊張状態の真っただ中で一発銃を討てば、それが引き金となって大戦は起こる。
 トランプが「アメリカ第一主義」を主張する中で、宿敵イランを殲滅しようと
すればこの機を逃すまい。

 世界は、ロシアのウクライナ侵攻に始まり、イスラエルのガザ殲滅作戦やイラ
ン急襲、そしてその気になっているトランプのアメリカ・・・。
 とんでもない国から同盟国と呼ばれている日本や韓国はこの混沌とした国際社
会を平和裏に乗り切れるのか?

 もはや手遅れかもしれない。

参考 
サラエボ事件 https://www.y-history.net/appendix/wh1501-001.html
─────────────
◆TOPIX 〔世界の話題〕 
─────────────
〔地震〕

*2025/06/19 08:13 発表
https://x.gd/q7ueL

北海道で6回目の「震度4」太平洋側に続く揺れ…巨大地震の前触れ?防災グッ
ズの売れ行き増加…海外SNSで拡散する「7月5日に大地震」専門家の見解は?
「前兆なく突然来る」普段からの備えの重要性

*気象庁の地震情報一覧 は こちら
https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/index.html?lang=jp

〔トランプ政権 大騒動〕

*プーチン露大統領「イランへの攻撃は根拠も正当性もない」
https://x.com/i/web/status/1937092360107647097

*イラン外相、ジュネーブで英仏独EUと協議 冒頭は「非常に緊迫」
https://www.cnn.co.jp/world/35234551.html

*トランプ氏、イラン攻撃は「2週間以内に決断」
https://www.cnn.co.jp/world/35234500.html

─────────────
【SDGs】

Sustainable Development Goals (SDGs)

直訳すると「持続可能な開発目標」。地球環境を守りつつ、社会の繁栄を推進す
るために世界を変えようという運動の骨子となるものです。17の分野の目標から
構成され、2030年までの達成を目指し、2015年9月の国連のサミットで全会一致
で採択されました。
貧困や飢餓、気候変動への対応、公正な社会の実現などに向けて、すべての人に
行動することを求めています。それぞれの分野は独立しているわけではなく、関
連しています。この目標達成に向けて努力するにあたり、国連は「誰一人として
取り残さない」ことを掲げています。(AFP News)
https://www.afpbb.com/feature/sdgs/top?utm_source=specialfeature

─────────────
【出版案内】

片山通夫写真集 ”ONCE UPON a TIME”

アマゾンでも電子雑誌として販売中!  https://onl.bz/EVvmBhx

60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集。1960年
代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ベイルート
の重信房子、ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟とな
ったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして
時代を映す日本の折々の風景をモノクロームで描いた作品集。オンデマンド印刷。

全286頁。モノクローム写真239点を収録。
発行 publishing house Lapiz
本体価格 5000円(税込)+送料(600円)

お問合せ・ご注文はメールで。
michiokatayama*gmail.com  *→@に変えてください。

お名前、電話番号、郵送先など連絡先をお忘れなく。
──────────────
◇編集長から:片山通夫  
────────────── 
 今更ながらだが、日本および日本近海は地震が頻発。要注意!

 国会が閉会し焦点は参議院選。

 イラン緊迫!世界の眼をいやンとアメリカそしてイスラエルに!
1万機超えるドローンショーで世界記録樹立 中国重慶市
⇒ショーの影で殺人ドローン開発が世界で進む。

 所でプロ野球交流戦、なんとも言えん(胃炎)のタイガースでした。
──────────────
【609 Studio】email newsletter

発行日  2025年6月24日 #1212

FB  https://www.facebook.com/michio.katayama.5
配信 まぐまぐ配信システム ID:00000522369
contac mk*609studio,com *→@
website http://www.609studio.com/
投稿   http://www3.ezbbs.net/06/609studio/
購読 解除 https://www.mag2.com/m/0000052236

◇禁・無断転載◇ ───── ───── 

連載コラム・日本の島できごと事典 その172《引揚者》渡辺幸重

浦頭に引き揚げてきた人たち(佐世保市提供:西日本新聞より)

1931(昭和6)年の満州事変から日中戦争、第二次世界大戦までの15年戦争の中でいわゆる「外地」に進出していた人々は1945(同20)年8月の日本の敗戦後、命からがら「内地」に帰ってきました。外地に残された日本人約660万人は日本へ強制帰国(引き揚げ)されることに、大日本帝國軍の軍人・軍属は武装解除の上で民間社会に復帰させる(復員)ことになったのです。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その172《引揚者》渡辺幸重” の続きを読む