●昨年の話らしい。台湾で対中政策を所管する大陸委員会は27日、蕭美琴副総統が就任前の昨年3月にチェコを訪問した際、現地の中国大使館員が車で衝突を図るなどして蕭氏らを脅したと非難し、「公開での謝罪」を要求した。(時事通信) “現代時評plus《なんとまあ古典的な・・・》山梨良平” の続きを読む
【609 Studio】email newsletter 2025年7月2日 臨時増刊
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【609 Studio】email newsletter 2025年7月2日 臨時増刊
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世界のニュース、井上脩身氏のコラムなど多彩な話題満載!
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
毎週火曜日発行 購読無料!
購読 解除 https://www.mag2.com/m/0000052236
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◆現代時評plus《フェイクに騙されないで!》山梨良平
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古代ギリシャ語に由来し、「民衆」と「導く者」を組み合わせた言葉をいう。現代では大衆の情熱と偏見に訴えることによって支持を求める政治指導者を指すが、いたずらに「偽情報をSNSなどで発信すること」も。典型的な例は「関東大震災時の朝鮮人虐殺」だ。震災のあと、「朝鮮人が井戸に薬物を投下した」、「朝鮮人や社会主義者が暴動を起こした。放火した」などの流言飛語が飛び交った。その結果、多数の朝鮮人や中国人、中には日本人も殺害された。このような事件を正面から調査することもしない国会や政府また地方の知事などは、震災後の混乱に乗じて、「資料がない(国会答弁)」、「震災の犠牲者と一緒に哀悼(都知事)」などと逃げて誤魔化そうとしている。
事実を調べずに「デマ扱い」する為政者は何重にも責任を問われなければならない。なぜなら震災の犠牲者とは明確に区分されなければならない殺人事件なのだからである。
東京府:朝鮮人の被殺者数は司法省は39名(日本人は25名、中国人は1名)、内務省は63名、東京朝日新聞は37名。
亀戸事件(かめいどじけん):1923年9月3日、関東大震災直後の混乱の中、亀戸署内あるいはその近辺で警察及び軍の手により発生した虐殺事件。
その他詳細は「関東大震災朝鮮人虐殺事件」の字句でWEBサイトなどを検索してもらいたい。
このような政府・行政などが真正面から問題を取り上げずに、逃げたり誤魔化したりする姿勢を、多く見られるから、一般国民もこれに乗じて「地震など大災害時のデマやフェイクニュースなど」を、匿名を良いことに、無責任に流すという風潮が目に余るようになった。
参議院選挙も近い。デマやフェイクニュースに騙されないようにしなければ。
demagog:大衆の感情や偏見に訴え、扇動的な言動で人々を操ろうとする政治が家や指導者を指す
言葉です。元々は古代ギリシャの民主政治において、民衆を扇動して政治に影響を与える者を意味
していましたが、現代では主に否定的な意味合いで使われます。(AIによる)
https://x.gd/BZipB
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◆TOPIX 〔世界の話題〕
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【トピックス】 2025/7/1~7/2
まあよく世界ではいろいろな事件や事故が起こるものだ。
中でも不気味なのは地震情報。
ただ地震に関するデマも、SNS中心に無責任に広がっている。気象庁や専門家は
「根拠のないデマ」と一刀両断。(7/2記)
〔地震〕
*鹿児島・悪石島で震度5弱 M5・0、津波の心配なし 6月21日から続発
2日午前4時32分ごろ、鹿児島県十島村の悪石島で震度5弱の地震があった。MORE
https://www.sankei.com/article/20250702-E5IFXVWFJVKVHO6OT6H662BNTM/
*鹿児島県 6/30トカラ列島近海でM5.1の地震 十島村で震度5弱 津波の心配なし
震源地:トカラ列島近海 マグニチュード:5.1 震源の深さ:約30km
https://weathernews.jp/news/202506/301833quake/
⇒この1週間に国内で観測された有感地震の回数は、前週に比べると非常に多い
水準となっています。大半がトカラ列島近海の群発地震です。震度3以上の地震
は25回発生し、そのうち22回はトカラ列島近海を震源とする地震でした。
(6月23日~6月29日10時の集計)
*群発660回、巨大地震前兆「トカラの法則」の風説が広がる
専門家は「科学的根拠なし」
https://www.sankei.com/article/20250701-MITWOUN6KFLPPADBMHWAS66AJE/
【もう今更驚かないニュース】
*トランプ氏、マスク氏を再び批判「補助金なければ南アに帰る羽目に」
https://www.afpbb.com/articles/-/3586551
*日本は「米国にひどい扱い」 トランプ米大統領
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025040701097&g=int
*トランプ政権、ハーバード大を「公民権法に違反」認定・・・和解協議から一
転し資金打ち切ると警告
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250701-OYT1T50067/
〔世界の国から〕
*米国の爆撃受けたイランの核施設、新たな衛星画像が示す作業の様子
https://www.cnn.co.jp/world/35234908.html?tag=nl
*イラン紙記事 ◆独占/ジュネーブ入札後に発表;セイエド・アッバース・ア
ラーグチー外相の警告 イラン紙 2025-06-20 翻訳者:KM(東京外大)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=60385
*イラン紙記事◆警察が執行:イラン国営放送への攻撃に関与した2名使用され
ている工作員を停止 イラン紙 2025-06-20 翻訳者:SM (東京外大)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=60386
*「人々ひきつける 多くの謎」ノンフィクション「東洲斎写楽はもういない」 徳島市
:東洲斎写楽を使って徳島を盛り上げないか」。30年前、県郷土文化会館の職
員だった丁山俊彦さんからの提案・・・(読売新聞香川版 2025/05/19 )
https://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/feature/CO043811/20250519-OYTAT50005/
*サハリンで座礁の中国貨物船「安洋-2」、8月離礁作業へ (亜州ビジネス会員限定)
https://ashu-chinastatistics.com/news/204517-311292516920
【SDGs】
直訳すると「持続可能な開発目標」。地球環境を守りつつ、社会の繁栄を推進す
るために世界を変えようという運動の骨子となるものです。17の分野の目標から
構成され、2030年までの達成を目指し、2015年9月の国連のサミットで全会一致
で採択されました。
貧困や飢餓、気候変動への対応、公正な社会の実現などに向けて、すべての人に
行動することを求めています。それぞれの分野は独立しているわけではなく、関
連しています。この目標達成に向けて努力するにあたり、国連は「誰一人として
取り残さない」ことを掲げています。(AFP News)
https://www.afpbb.com/feature/sdgs/top?utm_source=specialfeature
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【出版案内】
片山通夫写真集 ”ONCE UPON a TIME”
アマゾンでも電子雑誌として販売中! https://onl.bz/EVvmBhx
60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集。1960年
代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ベイルート
の重信房子、ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟とな
ったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして
時代を映す日本の折々の風景をモノクロームで描いた作品集。オンデマンド印刷。
全286頁。モノクローム写真239点を収録。
発行 publishing house Lapiz
本体価格 5000円(税込)+送料(600円)
お問合せ・ご注文はメールで。
michiokatayama*gmail.com *→@に変えてください。
お名前、電話番号、郵送先など連絡先をお忘れなく。
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◇編集長から:片山通夫
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臨時増刊です。
トカラ列島付近の頻発地震とトランプ狂騒曲など様々な不安をあおるニュースが
あふれています。政権担当の石破氏はじめ政治家各位は対応に大わらわだろうが、
トランプ氏相手では常識の対応は通用しないかもしれない。
選挙も近いことです。「デマ」には絶対乗らないこと。あなたが過去に生きてき
た歴史や経験が「デマ」を見抜くはず。
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【609 Studio】email newsletter
発行日 2025年7月2日 臨時増刊
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◇禁・無断転載◇ ───── ─────
◆現代時評《取り残される農家》山梨良平
闇にうごめいているような印象がある全国農業協同組合連合会(JA全農)の備蓄米。新聞報道によると、農林水産省はこの3月から4月にかけて3回に分けて備蓄米の入札を実施し、JA全農が全体の約95%を落札したとある。その半分がようやく卸売業者にこの程届いたというわけだが、JA全農「意図的に遅らせたわけではない」と言う。一方、5月下旬に随意契約で小売業者に直接売り渡した備蓄米は、契約から数日で店頭に並んでおり、スピードの違いが際立つ。
精米する時間がとか何とかJA全農には彼らなりの理由がありそうだ。そういえば消費税を下げられない理由に、石破総理は国会で「下げるには技術的に一年はかかる」と述べていたが、上げるときはどうだったか?小売業者は「一晩で出来る」と言い切る。レジスターなどの変更のことだ。 “◆現代時評《取り残される農家》山梨良平” の続きを読む
現代時評plus《ヤルタ会談の再来》山梨良平
80年程も以前、ヨーロッパではナチスドイツがヨーロッパを戦場に当時のソ連まで戦争の手を伸ばしていた。アジアでは朝鮮や台湾を植民地にした日本が、中国や東南アジアにまで侵略していた。ルーズベルトのアメリカもヨーロッパ戦線に参加した。世界は第二次大戦のさなかだった。 “現代時評plus《ヤルタ会談の再来》山梨良平” の続きを読む
現代時評《トランプの誤算》山梨良平
ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任してから100日以上が経った。ここにきて世界で絶大な権力を持っているはずのトランプ氏の思惑がかなり狂ってきたように見受ける。だからなのか、5月15日にイスタンブールで開催されるはずだったプーチン並びにゼレンスキーといった大統領二人の会談に立ち会うつもりではるばる中東まで出かけた。しかしプーチン氏はモスクワから出てこなかった。 “現代時評《トランプの誤算》山梨良平” の続きを読む
【609 Studio】email newsletter 2025年5月11日 臨時増刊
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現代時評plus《スパイが高笑い》山梨良平
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勿論それ以前から顕在化していたのだろう。我が国では安倍政権以来だったので
はないか。それが一気に表に出て来たのが、アメリカのトランプ大統領が就任し
てからだった。いや、さきに述べたように我が国では安部政権のでたらめ政治以
来だ。大きな事件は数ある。今はそれはここでは書かない。安倍の小型である菅
が首相に治まった時、小型ながら看過できない事件を起こした。 “【609 Studio】email newsletter 2025年5月11日 臨時増刊” の続きを読む
現代時評《そういえば「不沈空母」だったよな。》山梨良平
先月末の(2025/3/31朝日新聞)朝刊一面で「米国防長官『中国抑止、日本は不
可欠なパートナー』と日米防衛相会談で述べた」と報じた。つまり最前線に自衛
を配置するということだ。 “現代時評《そういえば「不沈空母」だったよな。》山梨良平” の続きを読む
現代時評plus《自己責任?》山梨良平
世界のあちこちで大地震が頻発している。さきのミャンマーなどの話だ。1000キロメートル離れたバンコクでも工事中のビルが崩壊した。一方我が国の南海トラフの危険性を政府の作業部会が先月31日発表した。南海トラフの被害想定は、「甚大なまま・・・しかし地道な準備で死者はもっと減らせる。必要なのは正しく恐れることだ」と発表した。発生した場合、最大で29万8000人が死亡し、経済的な被害は270兆円に上ると想定した。 “現代時評plus《自己責任?》山梨良平” の続きを読む
現代時評《国家と国民》山梨良平
1931年の満州事変の翌年、関東軍(満州に駐留していた日本軍)が中国東北部につくった満州国と言う傀儡国家の正統性を確保するため、清朝最後の皇帝だった溥儀(ふぎ)を帝位に就かせた。「王道楽土」の建設、「五族(日・満・漢・モンゴル・朝鮮)協和」といったスローガンを掲げたが、実権は日本人が握った。
戦前の軍部は満州国と言う傀儡国家を設立してまで、領土の拡大を望んでいた。 “現代時評《国家と国民》山梨良平” の続きを読む
現代時評《文字を読まない、書けない》山梨良平
文字を書かない、読まない人が増えてきたと日頃感じていた。そんな折、いささか古い記事で週刊金曜日に田中優子さんの記事を見つけた。
実際に読むのか読まないのかはともかく筆者の近親者にいる若者も読まない。読まないから書けない。一度まじめに筆者は彼らに国語辞典を持って歩いて読むことを進めた。筆者は中学生の頃だったか三省堂の「明快国語辞典」を何度も読み返した。それこそボロボロになるまで…。勿論彼らは明快国語辞典は買わなかった。 “現代時評《文字を読まない、書けない》山梨良平” の続きを読む
新春・現代時評《住みよい町を今年こそ》山梨良平
昨年末に東京新聞を読んでいたら《大量雇い止め訴訟、東京都が「請求棄却」求める 原告スクールカウンセラー「専門職としての心理職を軽視》と言う見出しの記事が目に留まった。(https://www.tokyo-np.co.jp/article/375677)
東京だけでなく大阪など大都会にも時折みられる「行政側の傲慢さ」や「国民軽視」を感じるのは筆者だけか?。例えば石川県も能登半島の昨年元旦の能登半島地震や豪雨などの自然災害に県がどのように立ち向かったかが問われている。これは福島県の東日本大震災や福島の東京電力の災害などから感じられる「地方自治体の傲慢さや国民軽視」だ。 “新春・現代時評《住みよい町を今年こそ》山梨良平” の続きを読む
現代時評《視野狭窄》山梨良平
視野狭窄という言葉がある。医学上の言葉だろうが、その持つ意味は恐ろしい。
素人ながら調べてみたら《視野の一部が見えなくなったり、見える範囲が狭くなったりする状態で、両目で見ているときは気づきにくいことが多く、片目で見たときに気付いてもいつから狭くなったのかがわからないことが多い》とあった。 “現代時評《視野狭窄》山梨良平” の続きを読む
山梨良平の現代時評plus
現代時評plus《ノーベル平和賞と政治家の役目》
オスロから伝えられるノーベル平和賞の意味は「核の脅威」だ。ヒロシマ・ナガサキから80年になる今現在も「核の脅威」は増えこそすれ一向に減りはしていない。簡単に言うと核は世界の政治家の手中にあることは紛れもない事実だ。政治家の思惑で戦争がはじまり、ロシアはウクライナに攻め込み、まもなく3年が経とうとしている。ロシアのプーチン大統領は「核兵器の使用も匂わせて」ウクライナのみならず、西欧をはじめ世界に恐怖を与えている。そして今イスラエルはパレスチナ人を相手に戦争を仕掛けて一年。世界のマスコミや政治家たちは、この戦争を「紛争」だの「侵攻」だと矮小化することに余念がないのではない。そこには攻撃によって死体の山があり、瓦礫の山があり、食料もなく病院や子供たちが通う学校すら攻撃されている。
きっとオスロから伝えられるノーベル平和賞は「核の脅威のみならず」政治家たちのいうところの「紛争」や「侵攻」と言った戦い、つまり「戦争」をやめなければならないというメッセージだと私は受け留めた。
政治家は国境・立場の垣根を越えて協議し「戦争」をやめる手段を考えるべきだ。そうでないと人類の存続にかかわり、元も子もなくなる。
(ノーベル平和賞の授賞式が日本時間の10日夜、ノルウェーの首都オスロで行われた)
現代時評plus《前防衛長官に続き警察トップも拘束》
もうシッチャカメッチャカなのだ。警察トップの趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長官とソウル警察庁トップの金峰植(キム・ボンシク)長官を内乱容疑で拘束されたという報道。韓国は歴代の大統領の末路、つまり5年の任期を無事終えたとしても、暗殺されたり逮捕されたケースが多い。理由は様々だが。
今回もややこしい6時間の戒厳令で側近が逮捕された。おそらくこれらの拘束・逮捕は大統領逮捕の布石もしくは前段階だと思う。
そして遂に大統領官邸の家宅捜査も。(2024/12/12午前現在)
現代時評plus《ネットメディアが選挙を導く》
今年は選挙の年だった。東京都知事選挙、衆議院選挙、兵庫県知事選挙とこの半年の間に大きな選挙が行われた。マスコミの世論調査とかけ離れた結果が表れた選挙でもあった。いわゆるSNSは不特定多数の、いわゆるマスコミの言う「無党派層」とも違う一定の層が存在することを見せつけた。SNSで話題になることが選挙での勝利の秘訣になりつつある。考えてみればインフルエンサーという種族も存在する。SNS等で世間に与える影響力が大きく、ビジネスとして情報発信している人物のことを指す。彼らはおそらく世の中の動向をいち早くつかみ、それをSNSなどで流布する手段に長けている。この手法を選挙に用いれば、現存するマスコミの何歩か先を行くことができる可能性を秘めている。うまくすれば現存マスコミがテレビや新聞で取り上げてくれれば、次からは自然に世の中に浸透してゆく。
ちなみにインフルエンサーは感染症のインフルエンザ(influenza)とラテン語の「流行」から来ており、語源は同じである。
現代時評plus《独裁の終焉》
シリアの首都・ダマスカスから、大統領とその家族はロシアへ亡命し「アサド王朝」とも称されたアサド家2代53年にわたる統治は終焉を迎えた。いやその前に我が国でも故安倍晋三を中心とした「安倍一派」と呼ばれる自民党内の独裁グループが安倍晋三の暗殺がきっかけで瓦解した。「親亀こけたら皆こける」。
韓国でも「大統領のクーデター」はたった6時間で終わった。
こうしてみるといわゆる「独裁」と言う政治手法は遅かれはやかれ瓦解する運命にある。独裁者はそこまで「刹那的」なのか。
現代時評《ユン韓国大統領弾劾》
韓国市民はその力を発揮した。長い間軍事独裁政権だった韓国が遂に韓国史上初めて弾劾で大統領をその地位から引きずり下ろした。筆者が思うに「弾劾に賛成しない議員には次はない」とのプレッシャーがかなりの力で働いたとみている。
韓国人の友人に言わせると「日本と違って韓国は騎馬民族で少々荒っぽい。日本は農耕民族で守りに徹しているが・・・」というわけである。農民一揆はなかなか起こりそうにない。
現代時評plus《SNSが世の中を変える》山梨良平
【609studio】アメリカのことはよくわからないが、昨今の我が国ではSNSが世の中を変える時代になった。今更だが、闇バイトの募集などもまさにその現象だ。昨日(11月17日投開票)行われた兵庫県知事選、再起を目指して前知事は新聞などの報道によると《「兵庫県知事選でも影響力増すSNS 識者「若年層へアプローチ成功」》(朝日新聞)。《斎藤前知事の「劇場型選挙」 支えたSNSの“奇兵隊” 兵庫知事選》(毎日新聞)。《兵庫県知事選挙【結果】斎藤元彦・前知事が当選、終盤SNSで支持広げる…失職知事の返り咲き田中康夫氏以来 》。 “現代時評plus《SNSが世の中を変える》山梨良平” の続きを読む
【609 Studio】email newsletter 2024年11月5日 #1180
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【609 Studio】email newsletter 2024年11月5日 #1180
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世界の話題、LAPIZ編集長のコラムなど多彩な話題満載!
なおLapizOnlineは609studioと統合いたしました。
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
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◆ 現代時評《国破れて山河あり》山梨良平
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國破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥驚心 と続く。
杜甫と言う中国・唐時代の詩人が詠った「春望」と言う詩。今更この詩を解説し
ようとするわけではない。元の詩は「長安(国都)は崩壊してしまったが、山や
河は変わらず、城内(長安)では春が訪れ草木が青く茂っている。」と言うよう
な意味だそうだ。
ここで我が国のありように目を向けてみた。「一極集中」、「少子高齢化」、
「限界集落どころか消滅集落」そして「分断」。このような言葉が飛び交う日本
が現状だと言える。そして長い間、政府、経済界は見て見ぬふりをしてきた。新
幹線は敷設した。しかし経済的に弱者の地方都市は通過する。通過する町は新た
な「編成」で極端に本数が減ることになる。そしてその在来線はいつしか第三セ
クターに譲渡され、そして存続かバス運行かと攻められる。
こうしてみると地方は「国破れて山河あり」の状況になってしまっている。国は
唐ではないが「大都市に敗れてしまった」わけである。これが我が国の現状だ。
「一極集中」、「少子高齢化」、「限界集落どころか消滅集落」などなどほとん
どの地方に当てはまる状況を政府は一顧だにしない。これが「分断」だ。先の衆
議院選で自民党は敗れた。しかしそれは決して「限界集落化」した地方を救う事
にはならない。国民生活を「経済で考える」のはもうやめるべきだ。
これには中央の官僚の頭の切り替えが必要だが、東京に首都をおいている限りは
無理な話だと思う。
いい例が国鉄の民営化である。JR北海道、JR四国等弱小の会社の現状を見ればw
借ると思うがここにも一顧だにしない官僚の姿が垣間見える。郵政省の民営化も
そうなりつつある。地方にたった一つ残る金融機関・郵便局も民営化当初の売り
とは違っているように見受けられる。いずれも「採算」を重視するあまりの結果
だ。国民に不可欠のインフラを「採算」と言う考え方で進めると「国破れて山河
あり」となる。
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【出版案内】
新版 日本の島事典 単行本 2022/12/2
長嶋俊介 (著), 渡辺幸重 (著)
27年ぶりの改訂新版。収録島数、国内最多!日本の全容を総合知で集約した歴史
的大著?国土地理院地図情報をベースに有人島、人工島、無人島など約15,000島に加え、岩礁なども丹念に調べ上げ、島の現在を特定。
国境水域における国際関係が複雑化するなか、島国である日本の成り立ちと現状
を知ることのできる比類なき事典。 https://x.gd/i2TJY
出版社 三交社 (2022/12/2)
単行本 1600ページ
ISBN-10 4815540551
ISBN-13 978-4815540555
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◇◇世界のニュース◇◇ 順不同
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【北朝鮮】
【写真】金与正、金正恩が歌うBLACKPINKロゼの「APT.」
https://japanese.joins.com/JArticle/325698
韓国国防当局 “北朝鮮 ICBM発射や核実験に踏み切る可能性も” | NHK | 韓国
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241030/k10014623821000.html
北朝鮮、派兵の見返りにロシアに戦術核などの技術要求の可能性 韓国国防相 C
NN.co.jp
https://www.cnn.co.jp/world/35225554.html?tag=nl
南北間の緊張が市民間の溝を生む形に…横田めぐみさんの写真も載った北朝鮮へ
のビラ飛ばしが中止に 坡州市民と韓国拉致被害者団体が対立
https://www.fnn.jp/articles/-/780737
“北朝鮮の部隊 ロシア クルスク州配置を確認” NATO事務総長 | NHK | ウクラ
イナ情勢
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241028/k10014622341000.html
北朝鮮軍の特殊部隊1500人がなぜ世界の注目を集めるのか
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-23/SLSCGTT0AFB400
ウクライナ国連大使、安保理で「北朝鮮兵1万1000人が露東部で訓練」…派
兵問題で懸念の声相次ぐ : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/world/20241022-OYT1T50059/
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◇◇地方紙から(順不同)◇◇
毎週地方紙の記事を何本か紹介するコーナーです。
*Webむろみん
室蘭港を視察、海外クルーズ船関係者 寄港増へ意見交換も
https://www.muromin.jp/news.php?id=116457
*秋田魁新報
「話を聞かせてください」 由利本荘の中学生ら女性を救助
https://www.sakigake.jp/news/article/20241102AK0013/?ref=rank
*奈良新聞
ことわざ「元の黙阿弥」発祥の地、奈良県・小西さくら通り商店街で由来解説の
立て札設置
https://www.nara-np.co.jp/news/20241102211043.html
*長崎新聞
平和への誓い新たに 長崎・山里小で祈念式 「戦争は人の幸せを奪う残酷なも
の」 https://x.gd/ZHk2n
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【出版案内】
「光太 虹の国に行く」 いのしゅうじ(本名・井上脩身) 著
中学1年生の光太が同級生のケイ子とともに、1万匹のタマムシが引く飛行機
に乗って虹の国に行き、虹の国の子どもたちと冒険をする物語。
詳しくは https://x.gd/x39ud
文芸社 刊 ISBN:978-4-286-24684-0
定価:1,320円 (本体 1,200円)
判型:四六上
ページ数:164
発刊日:2023/11/15
ジャンル:童話
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代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ベイルート
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ったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして
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発行 publishing house Lapiz
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◇編集長から:片山通夫
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11月になってさわやかな季節がやってきた・・・と思ったら台風21号崩れの低
気圧が先週大雨をもたらした。長崎では線状降水帯、避難指示、新幹線は見合わ
せと被害をもたらした。気象庁も大忙しだ。いやそれよりも自治体の対応が大変。
どうも国民民主党の動きがややこしい。もうすでに公明党にかわって政権与党に
なったつもりか。
郵便料金が値上げされた。これを機会に「年賀状じまい」が加速するという。「生きてる証」はE-Mailで。
虚構新聞から。
「列島に執拗つきまとい 台風に接近禁止命令 桜島地裁 」
執拗なつきまとい行為によって日常生活が妨げられているとして鹿児島県民ら3
5人が接近禁止を求めた訴訟で、桜島地裁は25日、台風に対して日本の領土と
領海、および領海基線から200海里(約370キロメートル)以内への接近を
禁止する判決を言い渡した。MORE
https://kyoko-np.net/2024092601.html
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発行日 2024年11月5日 #1180
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