
離島振興法は議員立法により1953(昭和28)年7月15日に成立、7月22日に施行されました。目的は「本土より隔絶せる離島の特殊事情よりくる後進性を除去する」ことで、そのための「基礎条件の改善並びに産業振興に関する対策を樹立し、これに基く事業を迅速且つ強力に実施すること」でした。「それによつて、
経済力の培養、島民の生活の安定及び福祉の向上を図り、あわせて国民経済の発展に寄与することを目的とする」と法律に規定されました。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その184《離島振興法》渡辺幸重” の続きを読む