609 Studio email newsletter 2025年10月7日号 #1227

現代時評《トランプ、陰謀論に踊る》一之瀬 明
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《トランプ氏、陰謀論の医療設備紹介する動画投稿 ネットで強い反発》とAFP
は伝えた。  https://x.gd/3TgjC

この書き込みはまったくのフェイクでトランプ氏は自分のSNSに投稿したが、
しばらくしてその投稿は削除された。はっきりいってトランプ氏は、このよう
な陰謀論をあやつって自分に国民の目を向けさせるが巧いというか巧みだ。様
子(反応)を見て引き下げるか、続けて声高に肉声で叫ぶかだ。そういう意味
ではSNSは彼にとっては無料のアドバルーンとなっている。 “609 Studio email newsletter 2025年10月7日号 #1227” の続きを読む

現代時評《トランプ、陰謀論に踊る》一之瀬 明

《トランプ氏、陰謀論の医療設備紹介する動画投稿 ネットで強い反発》とAFPは伝えた。  https://x.gd/3TgjC

この記事はまったくのフェイクでトランプ氏は自分のSNSに投稿したが、しばらくしてその投稿は削除された。はっきりいってトランプ氏は、このような陰謀論をあやつって自分に国民の目を向けさせるが巧いというか巧みだ。様子(反応)を見て引き下げるか、続けて声高に肉声で叫ぶかだ。そういう意味ではSNSは彼にとっては無料のアドバルーンとなっている。 “現代時評《トランプ、陰謀論に踊る》一之瀬 明” の続きを読む

gallery〔鬼が行く道 丹波みち 02〕片山通夫

丹波国は京の都から北へ、もしくは西へ幾度となく山を越えて谷を渡って行くことができる。また兵庫県の北に位置する中国山脈に位置する。つまり今でいう兵庫県と京都府にまたがった、そして兵庫県は日本海と瀬戸内海にその海岸線を持っている県でもある。古来丹波を詠った詩は多い。いずれも山を詠い野鳥を聞いた歌である。見方を変えれば山深く鬼が通うような世界だと言える。 “gallery〔鬼が行く道 丹波みち 02〕片山通夫” の続きを読む

gallery予告〔鬼が行く道 丹波みち 01〕片山通夫

ここ何年かロシアがウクライナに戦争を仕掛けてから、サハリンへの取材は中止の状態である。その代わりと言うわけではないが、以前から気になっていた丹波の国へ通いだした。丹波はボクにとって全くの未知ではないが、カメラを持っては行かなかった。この機会にとボクは丹波へ通いだしたが、イメージは明確には湧かなかった。そして今年、2025年になって、少し写真を撮りだし纏めようという気になった。ボクにとってはかなり特異なトーンの写真だが、決して暗い意味で丹波を見ているわけではないことをお断りしておきたい。また写真は6・70点あり、キャプションはつけないので、「イメージ/印象」を感じていただければ幸いです。
随時不定期で掲載してゆきます。是非ご覧いただければ幸いです。

 

連載コラム・日本の島できごと事典 その180《命のお祝い》渡辺幸重

『艦砲ぬ喰ぇー残さー』の碑の前で歌う「でいご娘」(YouTubeより)

第二次世界大戦における沖縄戦の激しさと悲惨さは語っても語りつくせぬほどですが生き残った人々も米軍統治下にあって悲しみと苦難の生活を強いられました。その中で生きることへの執着を支えたのが沖縄の芸能でした。ここでは私が強い印象を受けた二つのできごとを紹介します。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その180《命のお祝い》渡辺幸重” の続きを読む

《「里山研究庵だより」第1回》小貫雅男・伊藤恵子

長く厳しい猛暑もようやく峠を越し、初秋の風が吹く頃になりました。
私たちは、モンゴル遊牧地域の調査・研究を長年の間続けながら、並行して日本の農山村の研究に携わってきました。特に2001年からは、琵琶湖に注ぐ犬上川・芹川の最上流域、鈴鹿山中の限界集落・多賀町大君ヶ畑(おじがはた)の里山研究庵Nomadを拠点に、「地域」の視点から新たな未来社会のあり方を探究しています。
不定期ではありますが、609studioホームページの読者のみなさんに、奥山からの「たより」をお届けしていければと思っています。 第1回目は、ちょうど今、当方里山研究庵Nomadホームページでスタートしたばかりの新連載企画をご紹介します。 “《「里山研究庵だより」第1回》小貫雅男・伊藤恵子” の続きを読む