見上げる空も雲もすっかり秋めいて、ここ鈴鹿山中では、路傍や民家の庭先に、ミズヒキなど山野草の花々が秋風に揺れています。 “《「里山研究庵だより」第2回》小貫雅男・伊藤恵子” の続きを読む
連載コラム・日本の島できごと事典 その180《命のお祝い》渡辺幸重

第二次世界大戦における沖縄戦の激しさと悲惨さは語っても語りつくせぬほどですが生き残った人々も米軍統治下にあって悲しみと苦難の生活を強いられました。その中で生きることへの執着を支えたのが沖縄の芸能でした。ここでは私が強い印象を受けた二つのできごとを紹介します。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その180《命のお祝い》渡辺幸重” の続きを読む
《「里山研究庵だより」第1回》小貫雅男・伊藤恵子
長く厳しい猛暑もようやく峠を越し、初秋の風が吹く頃になりました。
私たちは、モンゴル遊牧地域の調査・研究を長年の間続けながら、並行して日本の農山村の研究に携わってきました。特に2001年からは、琵琶湖に注ぐ犬上川・芹川の最上流域、鈴鹿山中の限界集落・多賀町大君ヶ畑(おじがはた)の里山研究庵Nomadを拠点に、「地域」の視点から新たな未来社会のあり方を探究しています。
不定期ではありますが、609studioホームページの読者のみなさんに、奥山からの「たより」をお届けしていければと思っています。 第1回目は、ちょうど今、当方里山研究庵Nomadホームページでスタートしたばかりの新連載企画をご紹介します。 “《「里山研究庵だより」第1回》小貫雅男・伊藤恵子” の続きを読む