連載コラム・日本の島できごと事典 その169《海女漁》渡辺幸

菅島しろんご祭り(三重県観光連盟「観光三重」サイトより)

女性が素潜りでアワビ、サザエや海藻を獲る「海女(あま)漁」は世界でも日本と韓国に見られる漁法で、その始まりは約2,000年前と言われます。特に三重県の鳥羽・志摩地方では国内の約半分にあたる750人ほどの海女が活躍しており、海女が中心となって継承してきた祭りなどの伝統文化が息づいていることから2019(令和元)年5月に「海女(Ama)に出逢えるまち 鳥羽・志摩~素潜り漁に生きる女性たち~」として日本遺産に認定されました。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その169《海女漁》渡辺幸” の続きを読む