連載コラム・日本の島できごと事典 その164《はも道中》渡辺幸重

祇園祭はも道中(「京都ガイド」サイトより)

京料理で魚と言えば鱧(はも)。祇園祭では「はも道中」があり、祇園祭そのものが「はも祭」と呼ばれるほどハモ料理は京都に欠かせない存在です。はも道中は八坂神社から四条通をハモなどが入った木桶を下げた行列が練り歩き、その後八坂神社にハモが奉納されます。これは古代に御食国(みけつくに)と呼ばれた淡路島から宮中にハモを献上した歴史に由来しています。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その164《はも道中》渡辺幸重” の続きを読む