現代時評plus《三大がっかり》片山通夫

田沢湖のたつこ像

「●●三大がっかりというがっかり」が世界中にある。自民党と旧統一教会との関係だ。もしかして「すでにカルト宗教」にわが国の政府・与党は侵され尽くしているのではないかと言う危惧である。我々国民はこの問題から目をそらしてはいけない。実態が日に日に明らかになり、それにつれて「がっかり度」が上がってゆく。なんだか不気味な状況だ。この「がっかり」はいつになったら払拭出来るのか。ところで世界の観光地にもがっかりがある。有名なところでは、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫、シンガポールのマーライオンがそうだ。しかしこれらはあくまで「一説によると」と一言付け加えたい。
日本にも「三大がっかり」がある。断っておくが、これはあくまで個人の感想なので、人によっては決してこの例とは言えない。まず日本でのがっかりを調べてみた。やはり一位は高知市の「はりまや橋」、その次が「札幌の時計台」とここまではほぼ定番である。しかし3番目となるといささか趣が異なるようだ。
沖縄の守礼門、長崎のオランダ坂があげられるとか。
はりまや橋は通常私たちが想像する橋のイメージからかけ離れた小ささで気を付けなければ行き過ぎそうな橋なので堂々首位を保っている。札幌の時計台は北海道と言う広々したイメージからかけ離れた街中のビルのはざまに建っているところががっかり。三番目いくつかの候補が人によってあげられる。沖縄の守礼の門も長崎のオランダ坂も名称から受ける印象が現実とかけ離れているという所かもしれない。
ただがっかりするのもしないのも個人差がある。

余談だが、わが秋田には「田沢湖のたつこ像」がある。
説明によると、《永遠の若さと美貌を願い、湖神となったと伝えられる、伝説の美少女たつこ姫のブロンズ像。その姿は澄んだ青い湖水を背にして清楚。水深423.4メートルと日本一を誇る田沢湖の岸近くにありる。》(https://is.gd/BHygDk)
写真で見る限り、決して「がっかりする必要のない」、水深423.4メートルと日本一を誇る田沢湖にふさわしい人魚姫もびっくりの美貌の少女像である。

話は最初に戻る。我々の将来や生活を託す政治家がカルト宗教に侵されている様は「がっかり」と言う一言では表しきれない。カルト宗教の覚え愛でたい元首相の国葬から葬り去ってしまわねばならない。それには国民の世論が政府を動かす。