現代時評plus《旧統一教会問題 その3》山梨良平

安倍氏はある意味、偉大な政治家だった。死して、カルト宗教である旧統一教会と自民党をはじめとする政治家に食い込んでいる実態を明らかにした。
通常の死亡ならこうはならなかった。旧統一教会との関係も表には出なかったはずである。政府も閣議で「国葬」をと急いで決定しなかっただろう。「国葬」で世論の方向を曲げることも、抑え込もうともする必要がなかったはずである。ところが犯人が当該宗教に「家族をバラバラにされた」と言う動機でその広告塔であった安倍氏を殺害した。その当該宗教がカルトであったことが、不幸の始まりだったわけである。偉大な政治家はかくして政界の闇を表に引きずりだしたことになる。

下村氏、語るに落ちちゃったんだ。
日刊ゲンダイ https://is.gd/DwECns
前川喜平氏が明かす「統一教会」名称変更の裏側【後編】
「語るに落ちる」下村博文氏 反論は肝心な部分の説明を避けている
公開日:2022/07/28 06:00 更新日:2022/07/28
詳細は日刊ゲンダイをお読みいただくことにしたい。

週刊文春は
《内部文書入手》 「統一教会」関連団体幹部が名称変更当時の下村博文文科相に陳情、パーティ券購入
https://is.gd/vNFybb
と伝えた。同氏の発言が正しいか、前川喜平氏の指摘が正しいか、文春砲が指摘している内部文書が正しいか?

 

凡人には永田町のような魑魅魍魎が闊歩する世界は理解に苦しむばかり。いくら夏でも・・・。(近日に続く)