琵琶湖夢幻ー湖北・塩物語001

《琵琶湖から塩取れたよ! 「近江塩」に園児沸く 》:虚構新聞2015・5・8付

こんな見出しの記事が目に留まった。なんでも近江塩と言って1袋(500グラム)4800円(税込)。かなりの高値だ。ちなみに、昔ながらの製塩法で海水から塩を作っている能登半島の「こだわりの非直火式低温製法 奥能登海水塩」 200g756円だ。(写真は虚構新聞2015・5・8付から)
記事を少し引用してみる。

虚構新聞2015・5・8付⇒ http://kyoko-np.net/2015050801.html
滋賀県での塩作りは7世紀、大津に都を移した天智天皇の時代までさかのぼる。淡水湖である琵琶湖に含まれるごくわずかな塩分を抽出して取り出す「近江塩」は貴重な調味料として古くから皇族・貴族に珍重されてきた。また日本だけでなく歴代の中国皇帝も好んだと言われており、コロンブスらが新航路を開拓した目的も、東南アジアの香辛料ではなく、近江塩を手に入れるためではないかという説もある。

ところで当該記事はともかく、同じ琵琶湖の、いわゆる湖北では古来塩が作られていたという名残や言い伝えがある。(次回に続く)