晋三氏の憂鬱 《ふとよぎる離婚の二文字》片山通夫

【平壌、ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部は1日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が李雪主夫人と共に、同日夜に平壌市内で開かれた韓国芸術団の公演を鑑賞したと伝えた。北朝鮮の最高指導者が韓国芸術団の公演を鑑賞するのは初めて。
わが晋三氏は憂鬱の極みである。官邸関係者が匿名で漏らしたところによると、晋三氏は金委員長が北京を訪れてから、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長のことを「羨ましい」とため息とともに呟くことが多くなったという。

側近が「何がそんなに羨ましいのですか」と尋ねたことがあった。

晋三氏「キム委員長の奥さんは上品でしとやかだ。あんな女性こそファーストレディーとしてふさわしい」
あれほど毎日私邸に帰宅していた晋三氏だが、最近は公邸で寝泊まりするようになったと噂されている。
晋三氏の心境は推し量るしかないが「ママ、ボク《離婚》したい」というところなのかもしれない。