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2009年12月31日

Korean News Paperセコリョ新聞(PDF)

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A Happy New Year!

It is issued in Yuzhno-Sakhalinsk and we will deliver Se-Koryo Korean newspaper  
 ユジノサハリンスクで発行の新高麗(セコリョ)新聞をお届けします。

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除夜の鐘

 除夜の鐘。毎年大みそかの31日深夜に鳴らされる。なんでも仏教でいう煩悩を洗い流すとか。この鐘、突くのが難しい。深夜0時までに107つついておいて、新年になった瞬間に最後の108つ目を突くのだそうな。

  いずれにしても、108の鐘であまりある煩悩を洗い流せるのなら、仏教というのはありがたいものだ。慈悲の心がある・・・。
 底抜けの凡夫である筆者は、近所の除夜の鐘を聞きながら、温かいベッドで休むのが例年の「慣わし」である。慈悲の仏様は、そんな凡夫にも大きな罰は今のところおあたえにならない。

 今年もあと僅か。この一年の越し方を思い浮かべながら、新しい年に思いを馳せることにしたい。

 除夜零時過ぎてこころの華やぐも (誓子)

皆様 よいお年をお迎えください。

2009年12月30日

「閉そく感が覆う」:片山通夫

 閉そく感。閉塞感と書く。意味は「出口がふさがれて先へ進みようがない状態を指す」ことだ。現在の日本はこの閉そく感に覆われているように見える。政府も様々なメディアもこの状態を打破するべきだと訴えているが、掛け声だけであまり効果はない。経済の落ち込みと停滞がそうさせるのだろう。

▲一般的に市民がこの閉そく感を打ち破ろうとしても、個人の力では到底かなわない。政界や経済界が一致してことに当たらなくては無理だ。今年、政界では大きな変化が起こった。夏の衆議院選挙で劇的な政権交代が行われた。民主党を中心とした国民新党、社民党の連立政権の登場である。

▲この政権交代もいわば、閉そく感の打破という国民の間にあったうねりがそうさせたのではなかったか。必ずしも民主党が掲げたマニフェストが功を奏しただけではなかったと思うのである。経済の停滞は昨年のアメリカのリーマンショックから始まり、年末には日本各地で「年越し派遣村」が出来たことで国民は身にしみて事態の深刻さに気がついた。そして半年、自民党内部のゴタゴタや人気知事の候補者擁立など不手際が重なったことにも嫌気がさして雪崩現象が起きた。

▲閉そく感は政権交代を起こしただけでなく、最近、京都で起こった「朝鮮第一初級学校への攻撃」に代表されるような社会的弱者への攻撃も顕著になる。しかしこの良く準備された「攻撃」は単に閉そく感から来た社会現象だと単純には捉えられないのではないか。そこにはもっと計算された狡猾な意図が隠されているように思える。

▲おりしも来年2010年は「韓国併合100年」目の年である。韓国併合、すなわち当時の大韓帝国を植民地にした我が国の行動に対しての言論活動の前哨戦だとも思える。そしてこの前「編集局からの手紙」の拙稿で紹介した、同校の父兄からのメールに書かれていたように「我が国の社会の良識」を問われているのだ。

▲今一度、来年の韓国併合100年を機会に両国の、両民族の相互理解につなげたいものだ。それがひいては我が国の国際的理解も深まり、鳩山首相の唱える「友愛」に繋がる。そして言論界は積極的に関与することで、閉そく感から起こるこれらの「行き場のない社会現象」を解消して行かねばならない。野次馬の論評に終わってはならない。

2009年12月29日

排外主義を糺す:片山通夫

緊急声明「民族差別排外主義を糾す」:ジャーナリスト・ネットと題する声明が出た。筆者もよく知っている在日韓国人記者のブログにとんでもないコメントが匿名で書き込まれた。インターネットの匿名の無責任さにイチイチ反応すべきではないかもしれないが、この問題はジャーナリストとして看過できない。
 この声明の全文を掲載し読者の良識に訴えたい。

journalist-net (2009年12月29日 13:04)
 民族差別排外主義がとみに顕著だ。鄭容順さんの24日J-NETの記事に記されているコメントは看過できない。「自分の杓子定規があるなら、とっとと日本から出て逝け」「参政権が与えられる前に、とっとと出て逝け」と匿名氏は罵倒している。

在日コリアンが自らの意見を表明することに何らの制限がないし、人間としての当然の権利だろう。それが気にくわないからといって、日本から排除することを叫ぶことに、どうして正当性があるのか。

 民族差別排外主義が跋扈した禍根を克服すべき歴史が戦後の大きな歩みでもあったが、いま定住外国人の地方参政権問題や、戦後補償問題で日本軍「性奴隷」被害者問題に対する法的解決を迫る意見書決議が地方議会で可決されていく中で、民族差別排外主義が公然と標榜され、歴史を歪曲する人たちが跋扈してきている。日本社会がその誤りを糾すことは急務であるが、われわれJ-NETの鄭容順さんブログの記事への匿名氏コメントのみならず、J-NETでは民族差別―排外の「妄言」に対して「猛省」を求める声明をここに記す。

ジャーナリスト・ネット

2009年12月28日

セコリョ新聞日本語翻訳版2009年12月25日号

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<今週のTOP写真>
2010年―新年を迎える準備を終えたサハリン州政府庁舎 (撮影:李・イエシク)
セコリョ新聞日本語翻訳版をお届けします。

2009年12月25日号
州知事からの新年の挨拶

 2010年まで後数日しか残っていません。今年は祖国の未来である青年の年で若者たちの才能と夢が叶えるような環境づくりが我々の大きな課題でした。そして多くのことをしました。同時に既成世代のためにも努力しました。大失業事態を防ぎ、住民たちの生活水準の急落を許しませんでした。外にも歴史的な産業発展や社会インフラ構築に励まして多くの成果を挙げました。我々はサハリン及びクリル住民らの努力の結果にプライドを持つことができます。もうすぐ家族や友人たちが集まってクレムリンの鐘の音に合わせシャンペンで乾杯をする新年を迎えることでしょう。新しい年も私たちが作っていくものです。同郷の皆様!心から皆様方のご健康とお幸せと更なる発展をお祈り申し上げます。そして、新年あめでとうございます!!
                                                  ア・ホロシャヴィン サハリン州知事

駐ユジノサハリンスク韓国領事館出張所長の新年の挨拶

 新年にも同胞の皆様方の各家庭に幸福と平和が訪れる共に、事業においても更なる発展と繁栄がありますようにお祈り申し上げます。新年にも同胞社会が協力し合いより発展していけるように頑張りましょう。
                                                     金・チョンス領事

アンケート調査―どのように新年を迎えますか。

 モスクワの全ロシア社会世論調査センターの調査によると(さる16日)、応答者の91%が新年を、59%が(ロシアの)クリスマスを、45%が(ロシアの)旧正月を記念していると答えた反面、どの日も記念していないと答えた人も5%。新年をどこで迎えるかについては75%が家庭で、12%は友人たちと、2%はレストランやクラプで迎えると答えた。また、回答者の75%がロシア連邦大統領のTV新年挨拶と共に新年を迎えると答えた。ロシア人たちは正月休みの間に5千828ルーブルを消費することが予測されてるが、そのうちの半分は食品購入、残りはプレゼントの購入に使っているとのこと。何をプレゼントする予定かについて、記念品30%、お菓子やアルコール24%、化粧品20%、5%は携帯と答えた。又、回答者の7%が新年プレゼントとして車が欲しいと答えたが、車をプレゼントすると答えた人は一人もいなかった。

エヴェンク伝統の出生届

 さる17日、ノグリキ地域のワルという農村の役場でエヴェンクの伝統に従っての出生届儀式が行われた。エヴェンク族の両親を持って生まれたラーダ嬢(愛と結婚の女神)は民族衣装を着た民族代表の立会いの中で出生申告を行い、ロシアの国旗の下でロシアの国歌が流れる中で彼女の両親は出生申告証明書を手渡された。

第5回ギター音楽コンクール

 さる17日から両日間、サハリン州芸術専門学校創立50周年を記念して第5回ギター音楽コンクールが同校で開催された。全サハリンから7~30歳までの市民41人が参加し、コンクールの他公開授業と座談会も行われたが、ギターコンクールではドンリスクの障害を持った学生オガイ・シャシャ君が優勝した。

韓国と日本政府宛の要望書

 サハリン州韓人社会団体と日本の「サハリン韓国・朝鮮人を支援する会」が共同作成した韓国大統領と日本は鳩山幸雄総理宛の要望書を掲載します。(資料提供:サハリン州韓人老人会)

 我々はサハリン残留韓人たちと永住帰国者3千人を代表して韓国と日本政府に以下のようなことを要望します。
 周知のように日本政府は我々を戦時中サハリンに動員、強制労働させたうえ、賃金の強制貯金までさせました。戦後は日本人だけを帰国させ、我々は捨てられた国民となってありとあらゆる苦痛の中で生きてきました。遅すぎたとは言え、一部の日本国民と国会議員たちの努力の末、1980年末から一時帰国が始まり、その後永住帰国も実現できたことは評価し有難くも思います。しかし、戦後生まれの人たちの帰国の道は閉ざされ、自由に往来できるほどの経済的余裕もなく新たな離散家族が生まれつつあります。そして、永住帰国者たちにとっても韓国政府からの生活支援は十分ではなく故郷や親類との交流さえも思うほどできない状態です。
 現在、サハリン残留韓国人の郵便貯金と簡易保険に対する補償請求裁判が東京で進行中です。祖国から連行され炭鉱での重労働をした対価の賃金を強制的に貯金させたものです。戦後、郵便貯金の原本をなくしたのは日本側の責任です。日本国が正当な補償を行わないのは到底許せないものです。戦後64年が過ぎた今、1世の殆どは亡くなり、生き残った人たちは老いと貧困に直面しています。日本政府は我々サハリン残留者問題を解決するための基金を設立すべきです。1世たちの医療、2-3世たちの交流と教育、そして永住帰国者との往来のために有効に使える基金調整、これができれば歴史的問題は解決されるでしょう。韓国政府も日本政府と協力し、基金の設立と運営のために力を入れることを願います。
                                                            2009.11.17
サハリン州韓人協会・老人会、サハリン永住帰国者一同、中ソ離散家族会、サハリン残留韓国・朝鮮人を支援する会長高木健一

2009年12月27日

ロシアの不良警官リストラへ:片山通夫

  いよいよか?ロシアの汚職などの撲滅にメドベージェフ大統領がのりだした。朝日新聞Web版が伝えた。リストラの対象となる警察官は国内の警察官約92万人のうち約18万4千人。浮いた費用で警察官の待遇改善に取り組むという。これが事実なら喜ばしい。筆者も目に余る警察官の横暴に悩まされた。

 汚職がはびこる原因の一つに「給与が安すぎる」ということがある。
 筆者が悩まされた経験の一つに、交通警察の検問がある。検問そのものは問題はない。どこの国でも行っていることだ。しかし筆者が経験した内容はひどすぎた。難癖をつけるのだ。車のバンパーが少しへこんでいた。その凹みが整備不良にじ「格上げ」されて、運転手は次のように脅かされる。
「整備不良だ。この凹みを修理しない限り運転することはできない」
「そんな・・・。どうすればいいのですか」
「ちょっとこっちへ来い」
ついてゆくと、物陰に。しばらくして運転手が戻ってきて、
「ウオッカを1本あげてもいいですか」と筆者に。
「?ははん」理解した筆者はバッグから先ほど買ったばかりのウオッカを取り出して運転手に渡すと、運転手は首を振り振り物陰に消えた。ほどなく戻ってきた運転手。
 かくして「整備不良車」は又動きだす・・・。

 このような小さな贈賄は日常茶飯事だった。
ちなみに冬のサハリンは氷の世界である。バンパーの凹み程度はこれも日常茶飯事。当たり前のこと。
こんな警察官が一掃されるなら結構な話だ。しかし寒空にリストラされた元警察官18万あまりの生活はどうなるのだろう。自業自得といえども気に毒だ。
 
 それより「お得意の贈賄」でリストラを免れる警察官も続出しそう。そっちも気になる。

2009年12月24日

Korean News Paperセコリョ新聞(PDF)

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 ユジノサハリンスクで発行の新高麗(セコリョ)新聞をお届けします。

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2009年12月23日

ユジノサハリンスクで氷の彫刻:Lee Esik

 16.jpgユジノサハリンスクのLee Esik さんから、同市勝利広場で開催されている氷の彫刻の模様を伝える写真が届いた。
写真を見る>>
Lee Esik Photo Album>>
 

「一通のメールから見える日本」:片山通夫

 筆者の元に一通のメールが届いた。転送メールだった。常日頃からロシア・チェチェンなどの情報を送ってくれる知人からだ。
 朝鮮第一初級学校の父兄が書いた転送されてきたメールの本文には「私はこの問題が一部のレイシスト集団の問題ではなく、それを許容する日本社会の"良識"を問いたいです」と書かれている。許可を得たので以下に転載したい。この問題は、日本のみならず、ロシアを含むヨーロッパなどでも顕著な動きを見せてきた。経済の悪化に伴う閉塞感が極右思想や他民族排斥に繋がる偏狭な行動に繋がる。こんな事件を知るにつけて、関東大震災時の朝鮮人虐殺事件を思い出すのは筆者だけか。

こんにちは。以下転送させてください。こんなことが行われています。朝鮮学校に通う生徒も日本の公立学校に通う生徒も同じ子どもです。公立小学校の前でこんなことが行われたらと思って見ていただけたらと思います。

先方が撮った映像はこちらで見ることができます。
※28日のYMCA前の様子もアップされていました。

Subject: 【複数送信・転送大歓迎】
朝鮮第一初級学校での騒乱事件について
Date: Tue, 8 Dec 2009
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皆様
私は朝鮮第一初級学校に二人の子どもを通わせている保護者の金と申します。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが先日4日に名前を言うのも忌まわしいようなレイシスト(人種差別)団体が京都朝鮮第一初級学校のすぐ前で騒乱を起こしました。
http://corea-k.net/date/000.wmv
今まで生きてきてこんな腹立たしく悔しい思いをしたことがありません。
学校の前で子どもたちに聞こえるように"スパイの子どもたち!""朝鮮学校を日本からたたきだせ!"などと人として信じられない暴言を拡声器の爆音をもって騒ぎ立てました。子どもたちはおびえて、中には涙を流すこどもたちもいたそうです。
私が悔しい、腹立たしいと思ったのは、何もその団体に感じたことではありません。
朝鮮語のことわざに"糞を避けるのは怖いからで無く汚いからだ"という言葉があります。
私が本当に許せないのはこのような事態が許されている"この社会の規律と良識"に感じています。

 当日警察も子どもたちがおびえてるにもかかわらず"自分たちは間に入っている立場"とし制御しようともしない。スピーカを校門のまん前で校舎に向けて騒いでるにもかかわらず禁止させない。
 これが言論の自由ですか?法や警察はこどもを守ってくれないというのがむなしくてたまりませんでした。
 自由使用の公園なのにも関わらず"不法占拠"とののしり、地域の方々も使っているゴールポストを動かしたり、利用する子どもの安全のために設置されたスピーカーの線を切り、朝礼台と一緒に校門前に投げつける暴挙。器物破損ではないのですか?強制執行は一般市民に権限があるのですか?

 子どもたちがおびえ、泣いているのに脅迫罪ではないのですか?
そこにいる個人や団体を誹謗中傷し侮辱罪ではないのですか?そこに駆けつけた私たちは声がかれるまで警察に訴えたのに取り合ってくれませんでした。

 私は学校に駆けつける前に、某大学で人権教育の招かれ、"人権とこどもの学ぶ権利"を物知り顔で語っていました。このときほど"人権と子どもの学ぶ権利"が虚しく聞こえたときはありません。

 私はこの問題が一部のレイシスト集団の問題ではなく、それを許容する日本社会の"良識"を問いたいです。たしかにこのような集団は日本人の一部かもしれません。
"日本人は悪い人ばかりではありません。信じてください"とおっしゃりたい方もいるでしょう。そういう意味では日本の方々も被害者かもしれませんが、今回の問題の本質ではありません。
明確にこのような事態が起こったことは、これが許されたことになると思います。
いまこそ"日本社会の良識"にとうべきだと思っています。

 いままで本当に悔しい思いをいっぱいしてきましたが、もうたくさんです。今後このような事態が起こったとき、また私たち朝鮮人は門扉の前で歯を食いしばり、血の涙をのみながら我慢に我慢を続けないといけないのでしょうか?

 正直に今回子どもたちに"守ってやれなくて申し訳ない"との考えが頭を離れず夜も悔しくて眠れませんでした。
 無くなった祖父母や一世たちが空の上からこの事態を見ているならば、どんな思いをしてるでしょうか?自分たちの曾孫までもこんな仕打ちをされているのかと嘆き苦しんでいるでしょう。

 長々と書きたて、最後まで読んでいただきありがとうございます。もうこのような事態が起こらぬよう皆さんどうかこの社会を良識とあるべき姿を考えてください。(了)

2009年12月22日

徒然のサハリン「☆小さな話題を二つ」:オリホヴィク美香

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その一 ロシア人化?   ロシア人社会で揉まれると、性格が変わります(?)。良く言えば、我慢強くなります。基本的にのんびり屋というか、ぎりぎりまで手をつけないロシア人と付き合っていると、自然と「忍」が身に付きます。そして、土壇場の対処が上手くなります。時々、同僚から「美香先生は普通の日本人とちがって、本当によくロシア人の考え方を理解しています」とお褒めの言葉(?)をもらい複雑な気持ちになりますが、日本のものさしで通そうとするとこちらの胃の方がやられてしまいます。しかし、ロシア人というのはだいたいが気のいい人が多くて裏表があまりないので、分かりやすいと言えば分りやすいのです。

 さて、先日私の実家から郵便小包が届きました。この数年でロシアの郵便サービスも向上し、EMSが到着すると電話連絡をしてから配達をしてくれるようになりました。しかも、一度など夜8時近くに持ってきてくれた時には、本当に感動しました。(ただし、配達員が女性の場合は、アパートの入口まで取りに来いと言われます。)今回も荷物が届いた旨電話がきたのですが、配達員が休暇中なので郵便局まで取りに来いというのです。何も考えずに「あ、そうですか。分りました。」と答えてから、自分で自分に驚いたのです。休暇だから配達ができないなんて、日本じゃ考えられないでしょう!!でも、それを全く当り前のように思えた自分自身にびっくり。私も長期休暇の恩恵にあずかっていますからね。
 自分では、日本人の典型のつもりでしたが・・・。日本人の同僚にこの話をしたら、ずいぶんと受けました。

その二 自分にご褒美
 よく自分にご褒美をといいますが、家族がいるとなかなかできないものです。ちょっと臨時収入があっても、いつの間にか毎日の生活費に消えてしまっているのが普通。独身時代には、臨時収入があると、それでちょっと手が届きそうにないものを買ったりしましたが・・・。
 今回、小さいニュースでしたが、サハリン州の東京での紹介プレゼンテーションがビザの問題で延期になりました。そのプレゼンに使う予定の「サハリン州と日本の交流」という冊子の翻訳を私たちの職場が請け負ったのです。ひどく急がされた上に翻訳料は通常の翻訳会社の料金より安いというものでしたが、私とロシア人の同僚が組んでできたものは、今までの中では質的にはかなり良いものだと思います。
 その翻訳料の半分を自分のために使うことにしました。買ったのは、写真の「うさぎの毛の革手袋」です。内側に指の先までうさぎの毛がびっしりついていて、本当に暖かいのです。多分、今自分のコートやブーツも含めた中で一番暖かいのがこの手袋でしょう。ちょっともったいないような気もしますが、はめる度に少し幸せな気持ちになります。
 同僚にも見せたら、皆「いい選択をした」とお金の使いみちと買った物を褒めてくれました。そして皆で「うさぎのお葬式」をしたのです。

2009年12月21日

コラム「釜山に日韓親善施設」:片山通夫

 韓国・釜山に日韓親善施設が出来る。読売新聞が伝えた。朝鮮通信使など日韓の親善の歴史を紹介する。韓国の公的機関で日韓親善を紹介する施設の建設は異例。未来志向の両国間の親善を目指す。

 日韓親善と言えば、朝鮮通信使が名高い。豊臣秀吉の朝鮮侵略以来途絶えていた両国の交渉は朝鮮通信使で復活したのは江戸時代に入ってからだ。対馬藩が対朝鮮交渉役を担った。そして雨森芳洲が対馬藩で両国親善に活躍、芳洲は釜山に赴き朝鮮語の理解にも努めたという。彼の善隣外交は現代の我々にも不可欠と言える。今後この施設で日韓両国の相互理解が深まることを期待したい。完成は2010年末の予定。
 我が国にも同様の施設が必要だ。 

セコリョ新聞日本語翻訳版2009年12月18日号

セコリョ新聞日本語翻訳版をお届けします。
今週のTOP写真091218sekoryo.jpg<写真説明>15日、ユジノサハリンスク市勝利の広場で大勢の市民が見守る中で州知事のツリーと名付けられたツリーの点火式が行われた。州知事の代わりにゲ・イワノフ副知事が市民らを歓迎し、お祝いの言葉を述べている(撮影:李・イエシク)

2009年12月18日号

州知事と外国代表らとの懇談会

 ア・ホロシャヴィンサハリン州知事がさる11日、ユジノサハリンスク駐在外交官一同を招待し、石油ガス開発事業以外の分野における経済協力を提議した後、貴賓らをトウモフスコエ、ノグリキ、オハなど地方の産業体の見学に誘い、現地の自治体長らから経済状況についての説明を聞いた。

公共建物の建築や改築問題で

 さる9日、州政府会議で教育、保健、文化、スポーツなど公共建物の建築や改築問題を検討審議した。調べによると、建築会社が建築計画を契約通り移行していない事例が多いとのこと。例えば、ユジノサハリンスク市のレーニン広場改築の事業は今年の秋に完成するはずなのに今も作業は続いている。州知事はこのような事態に強く不満を示しながら地方自治体も建築現場の実態をすばやく把握し対策を講じるように指示した。

融資を受けやすく

 先週、サハリン州経済委員会は来年2010年に、企業を支援するために「企業協力基金」を設立すると発表した。同基金は企業に40万ルーブルの融資を行う他、中小企業らが銀行から融資を受けやすくするような協力活動をも行うとのこと。同基金が直接融資を行う40万ルーブルは小額であるため、地方の小企業に人気があるであろうと推測している。

ユジノサハリンスク市来年度予算

 さる9日、市議会で承認されたユジノサハリンスク市来年度予算額を見ると以下のようである。税収入79億3500万ルーブル、支出84億5千ルーブル。共産党所属の議員らは「2006年度の予算額と同じであり、市政府管理費はこの4年間増額の一方、スポーツや環境保護予算などは減っている」批判し、又「現在「200人の戦争老兵が住宅修理を待っているのに、27家屋の修理予算しか策定していない」と不満を示したが、予算案は23人の議員の内18人が賛成、無事に通過。

外国労働者の受け入れは妥当かー朝鮮民主主義人民共和国出身労働者3千人
   (2009年12月3日、コムソモルスカヤ・プラウダ、サハリン・クリルイ紙に掲載されたウラドレン・イサエフさんの投稿を抜粋翻訳)

 家の修理を朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮いう:訳者)出身労働者に頼んだのがこの記事を書く契機となった。
資本輸出―私は単に北朝鮮労働者たちを一つの例にして、外国人労働者問題について考えてみたかった。労働力が不足していると言われているサハリン州で外国人労働者たちは果たして州の経済発展に役立っているのか。さもなければ、安い労働力の提供によりロシア国民を失業させ、わが国民の暮らしを一層厳しくさせているのではないか。彼らは我々の価値観を壊し外国へ資本を流出する張本人と言えるのでは。より詳しく話をしよう。さる7月、私は知り合いを通じて北朝鮮の会社を紹介してもらい、その事務所を訪ねた。今は廃墟となった4階建ての元工場を借りて事務所兼宿所として利用していた。ロシア語のできる金某氏にあい、後に修理を頼むつもりの16.5㎡の部屋を見せた。床と壁、天頂の修理代として5万ルーブルを供給した。勿論材料は別。思ったより相当高かったから驚いた。調べると相場は4~4.5万ルーブル。話し合って3万5千ルーブルで決着をつけた。しかし、彼らと話してわかったことは北朝鮮の労働者が国の経済難を助けるために仕事をしていること。この話を聞いて仕事は頼んだが非常に不愉快な気持ちになった。まるで私が他国の政府を助けているような気がしたから。彼らのやった修理は気に入らなかった。お金を無駄にしてしまった。
統制をさけてーロシア中央銀行の資料によると2008年、外国労働者が仕送りした額は米ドルで303億。前年度より55%も増加していた。サハリン州ではこのような情報を手に入れるのが難しい。サハリン州に派遣されている北朝鮮労働者らの技術は非常に低い。北朝鮮側は外国人労働者を雇用できる企業と契約し、移民局から正式に許可を取ってから労働者を派遣する。しかし、派遣された労働者の一部を朝鮮会所属にし、個人或いは別の事業体で働かせる。賃金の相談は個人或いは朝鮮会社の管理者が行い、このような方法で稼いだお金は申告されない。招待した現地会社に決まった金額を支払うのみ。
形式的にー2008年年初から北朝鮮代表部がサハリン州で北朝鮮国民の有限会社を設立していることがわかった。会社の名義はロシア人にして、彼らには千ドルほど謝礼金を支払っている。北朝鮮の人が会社を運営し、偽の契約書を作り外国労働者雇用の権利を取る。こんなことはよく知られていることだ。しかし、監督機関は知っていながらも眼をつぶっている。このような外国労働者は何人で、彼らは我々に必ずしも必要であるとについてよく考えてみる必要があると思う。

2009年12月17日

Korean News Paperセコリョ新聞(PDF)

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2009年12月16日

X'mas in Sakhalin : Lee Esik

サハリンからクリスマスの写真が届きました。撮影は 写真記者 Lee Esik さんです。
写真を見る>>
Lee Esik さんの他の写真を見る>>

2009年12月14日

セコリョ新聞日本語版2009年12月11日号

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 セコリョ新聞日本語翻訳版2009年12月11日号です。

2009年12月11日号

終戦65周年行事準備会議

 サハリン州国際対外経済交流委員会は、先日の州政府会議で終戦65周年を迎える来年の9月に多様な記念行事が行われると発表した。「時効は消滅しない」というセミナーをはじめ、日本と共同で第2次大戦犠牲者らを追悼する慰霊祭も行う予定であり、このような行事にウラジオストク駐在米国総領事館も関心を示し、協力すると約束したとのこと。

料理コンクール
091211sekoryo.jpg<写真説明>去る12月4・5日の両日、サフインセンターで開催された料理コンコール

 さる4~5日、ユジノサハリンスク市サフインセンターで第3回サハリン州料理コンクールが開かれた。料理人とレストラン経営者など60人が集って実力を披露した結果、コルサコフ市にあるカフェ「555」の菓子が最も高い評価を受けた。

78万の鱈

 ロシア水産業センターによると、今年ロシア水産業界は121万トンの鱈を獲った。オホーツクで78万トン、ベーリング海で34万トン、南部クリル水域で10万トンが獲れた。

食品値上げはない

 ロシア連邦農業省は2010年度には食品価格の引上げはないと発表した。あったとしても数%に留まるほどであるとのこと。今年は食品価格より工業品価格の値上げが大きかったが、海産物11%、アルコール8.5%、砂糖42.2%のように一部の食品は値段が大幅に上がった。農業省は来年から徐々に肉の輸入量を減らしていく予定であり、2010年度には30%、その2年後にはさらに18%を減らすと発表した。

百科事典発行会議

 先日の2日、「百科事典:サハリン州」を発行するための準備会議が開かれた。州政府の指導の下で75人の学者、専門家らが集って経済、文学、歴史に分けて編集を行うとのこと。

お正月休みを海外で

 サハリン旅行社によると、サハリン住民らに最も人気のある旅行先はタイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、シンガポールなどで、冬のスポーツは日本や韓国へ行って楽しむ人が多い。経済危機にも関わらず一部の住民は9月に既にお正月休みを東南アジアで過ごすために飛行機の切符を買ったとのこと。

1000ルーブル札の偽造貨幣

 今月、ユジノサハリンスク市レーニン通りにある銀行「スベルバンク」で一日に2枚の偽1000ルーブル札が発見された。22歳と37歳の女性が送金や貯金をしようとする際に発見された。偽札の出所を警察が現在捜査中。


危険なアルコール

 今年の9月、南クリルのオトラダという農村に住む女性が750gの密造酒を作り、売った。彼女の作った密造酒は体にとても悪い。彼女は3年の自由剥奪刑の猶予判決を受けた。

麻薬保管罪で

 サハリンに住む64歳の男性が麻薬の保管場所を提供したため5年間の自由剥奪刑をうけたことがわかった。男性は5年前からアームル州から麻薬を受けて自宅に保管していた。

2009年12月13日

CD「トンダ・モンタ音頭」発売開始

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ジャーナリスト・ネットが、この夏から企画していたCD「トンダ・モンタ音頭」がいよいよ発売開始になった。戦争出前噺で著名な本多立太郎さんの詞に、関西を中心に活躍中のバンジョー奏者でまた演歌師の宮村群時さんの作曲・歌で「制作したもの。

   本CDには本多立太郎さん作詞の「トンダ・モンタ音頭」のほかに、本多さんの著書「トンダ・モンタ総理っ!」を題材に宮村さんが作詞作曲した「あらずもがなの物語」を収録。
 
  価格 1000円(送料別)
  詳しくはメールでお問い合わせください。

2009年12月10日

Korean News Paperセコリョ新聞(PDF)

091211sekoryo.jpgIt is issued in Yuzhno-Sakhalinsk and we will deliver Se-Koryo Korean newspaper  
 ユジノサハリンスクで発行の新高麗(セコリョ)新聞をお届けします。
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2009年12月09日

セコリョ新聞日本語版2009年12月4日号

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2009年度永住帰国団パジュ地域入居者ら70人が今週出国。彼らのお別れの場面 (撮影:李・イエシク)

2009年12月4日号

人口調査準備会議

 さる11月27日、来年10月に実施予定の全ロシア人口調査準備のための政府会議が開かれた。サハリン州では1700人の調査人が一人当たり400-500人の住民を調査することになるが、居住登録して村を離れて都会で働いている人やダーチャ(別荘)で過ごす人たちの調査の難しさが指摘されている。

地方自治体長会議

 さる11月27日、サハリン州議会が地方自治体長会議を開いた。会議の目的は連邦政府や州の法規定と相反する自治体法の修正。ロシア連邦法務省のサハリン法務局のヤン・ジャンナさんは、改正或いは新設された中央法規定に沿って自治体法や規定を変えるべきだと強調した。

お正月休み10日間

 ロシア連邦労働省の発表によれば、来年お正月連休は1月1日~10日まで。11日の月曜日から仕事を始める。

青少年夏季休憩予算削減

 先月25日、サハリン州教育管理局は来年度青少年夏季休憩予算が大幅に削減され、費用の殆どを父母が負担することになると発表した。今年の夏、約5万人の青少年が夏休み期間中にキャンプや休養施設を利用し、その予算の殆どを社会保険基金が負担した。しかし、同基金からの予算支援はなく、州政府が全体予算を賄うことになり、その予算額は今年の3分の1くらいの4500万ルーブルに過ぎない。

12月中旬からツリー販売

 ユジノサハリンスク市では12月15日からクリスマスや新年ツリーの販売が始まる。州政府は販売指定場所を公開、そこで購入することができる。

来年度最低賃金9100ルーブル

 サハリン州労働局が発表した州立機関勤務労働者の来年度最低賃金は9100ルーブル。

人口減少警告

 ロシア統計局はさる26日、「今後3-4人の子供を生まないと、2030年までロシアの人口は減り続ける」と警告した。今年一時的に0.004%人口が増え、10月1日現在ロシア人口は1億419万人に達したが、革命的な措置がない限り人口は減り続けるとのこと。

未成年犯罪増加

 24日、サハリン州検事局が主催した会議で専門家たちは今年未成年者による犯罪が昨年に比べ50%も増加した報告した。犯罪件数が最も多い地域はノグリキ、ポロナイスク、スミルヌイフ、オハ、トマリの順で北部地域に集中している。

糖尿病患者1万人以上

 23日、この10年間サハリン州の糖尿病患者数は50%増加したと州保険局が発表。当局によるとロシア全国の糖尿病患者数は280万人ほど。しかし、糖尿病であることを自覚していない患者がこの3倍はいると予測。サハリン州では1万1500人が糖尿病と判明、今年中にも1258人が発病。現在、国レベルで糖尿病との闘いが始まり、サハリン州も「2011―2015年間の糖尿病治療に関する特別プログラム」の実施が決まった。

液化天然ガス輸出量達成

 11月30日の資料によると、プリゴロドノエ液化ガス工場からの天然ガス輸出量が計画より多かったことがわかった。

フェスティバル・国境のない世界

 先月26日、ユジノサハリンスク市ロジナ文化会館で「国境のない世界」という多文化フェスティバルが開かれ、サハリンに住む多様な民族が参加した自民族文化を紹介する公演を行った。サハリン州には128の民族が住んでいる。

息子が父を殺害

 先月の中旬、アレクサンドロフスク・サハリンスク市で、息子が父を殴って殺した事件が発生。警察に調べによると、31歳の息子(養子)と父(61歳)が一緒にテレビを見ていた。父がテレビのチャンネルを変えると怒った息子が父の胸やお腹を数回殴った。父はその夜死亡した。

ドルノザヴォドスク村で韓国語教室オープン

 11月30日、ネベルスク市ゴルノザヴォドスク村で韓国語教室が新設。講師は当村韓人会の副会長の李・マンファさん。

2009年12月03日

Korean News Paperセコリョ新聞(PDF)

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2009年12月01日

2010年カレンダーサンプル

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 来年のカレンダーが出来ました。
写真は>>>

12月の写真

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 サハリンで撮った一枚。
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